保険の見直しでベストなタイミングは3つ!プロが損しないための見直しポイントを徹底解説
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保険の見直しでベストなタイミングは3つ!プロが損しないための見直しポイントを徹底解説

執筆者:
橋本 優理
監修者:
尾崎 絵実

保険の見直しはいつするのが正解?」「保険の見直しで損をしないためにはどうしたら良い?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

必要な保障はライフステージの変化に伴って変わっていくため、一度加入した保険をそのままにしておくのはおすすめではありません。

また、毎年のように新しい保険商品が発売されており、現在の医療事情に合った最新の保障が提供されています。

保険を加入したままにしていると、いつの間にか保障が古くなってしまう可能性もあります。

一方で、保険は見直すタイミングによってはデメリットが大きい場合もあります。

また、健康状態によっては保険の見直しができないケースもあります。

今回は、保険の見直しに適したタイミングや見直しで損をしないコツを、保険のプロが詳しく解説していきます。

この記事を読んでわかること

  • 民間の介護保険が必要ないと言われる主な理由は「公的介護保険があれば問題ない」

  • 公的介護保険は「現物給付(介護サービスの提供)」、民間介護保険では「現金給付(介護保険金の受給)」

  • 民間の介護保険の必要性が高い人は「十分な貯蓄がない」「介護を頼める人がいない」など

保険の見直しが必要な理由とは

保険の見直しをすることで、保障を充実させることができたり、保険料が節約できる場合もあります。

保険を見直すことのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

保険料が安く抑えられる可能性がある

保険会社ごとに保険料は異なるため、同程度の保障でも他社に見直すことで保険料が低廉になるケースがあります。

今の保険料負担が大きいと感じている人は、見直しをすることで保険料を抑えられないか確認してみるのがおすすめです。

一方で、保険料が安くならないケースもあります。

保険料は加入時の年齢で決まる仕組みになっているため、加入から年数が経過していて年齢が上がっている場合、保険に入り直すことによって保険料が高くなってしまうこともあります。

まずは、見直すことでメリットがあるかどうか、確認してみましょう。

現在の自分に合った保障に調整できる

必要な保障はライフステージの変化に伴って変わっていきます。

そのため、保険を加入時のままにしていると、必要な保障を用意できていない事態になりかねません。

保険を見直すことで、今の自分に合った保障に調整することができるのは大きなメリットです。

特に、独身時代と結婚後や、子どもが小さい間と成人後では、必要な保障額は大きく異なります。

ライフイベントを迎えたときは、必ず現在の保険の内容が今の自分に合っているかを確認しましょう。

最新の保障を取り入れられる

医療技術は年々進歩しており、それに伴って民間の保険の内容も新しくなっていきます。

保険を見直すことで、最新の保障内容を取り入れることができたり、同じ保険料でも保障範囲が広がるケースもあります。

例えば医療保険の場合、過去に加入した保険であれば「入院5日目から保障」などの条件がついていることもありますが、最新の医療保険は「日帰り入院から保障」される商品が一般的です。

短期入院が増えてきていることを考えると、過去に加入した保険ではいざというときに役に立たない可能性もあります。

現在の保障内容が最新になっているか、今の医療事情に適しているかを定期的に確認してみるのがおすすめです。

保険の見直しが必要な3つのタイミング

保険の見直しには適したタイミングがあります。

実際にどんなタイミングで保険を見直す必要があるのかを見ていきましょう。

1.保険料が家計を圧迫しているとき

保険料の支払いが家計を圧迫しており、負担を下げたいときは、一度保険の見直しを検討してみましょう。

もちろん、不要な保障を削減することで保険料は抑えられますが、他社の商品に見直すことで同程度の保障でも保険料が抑えられるケースもあります。

支出を減らしたいが保障は確保したい人は、一度他の保険会社の商品を検討してみるのがおすすめです。

また、定期型の保険に加入していて更新後の保険料負担が大きいと感じる場合、更新のない終身型の保険に見直すのも方法のひとつです。

2.ライフステージが変化したとき

結婚や子どもの誕生、住宅購入などのライフイベントが発生すると、保険で用意しておくべき保障も変化します。

そのため、ライフイベントごとに保険を見直すことが大切です。

例えば、独身のときよりも結婚したとき、結婚した時よりも子どもが生まれたときのほうが、死亡保障の必要額は大きくなります。

特に子どもが生まれたあとは、家族の生活を支えるための死亡保障に加え、教育資金も必要になります。

一方、子どもが独立後は、死亡保障の必要額は低くなっていきます。

また、住宅購入も大きなライフイベントですが、その際には団体信用生命保険(通称団信)の内容に合わせて保険を見直す必要が出てきます。

ライフステージが変わっても同じ保険を持ち続けていると、本当に必要な保障を用意できていなかったり、逆に余分な保障に保険料を支払っているかもしれません。

3.定期保険の更新時

定期型の保険に加入していると、更新時に保険料が上がるため注意が必要です。

加入当初は更新後の保険料にそこまで負担を感じていなくても、年齢を重ねていくと保険料の上がり幅は大きくなります。

更新の案内を見て、このまま更新するべきか見直しするべきか悩んでいる人も多いでしょう。

更新時期を迎えたら、一度他社で見直しをした場合に、どのような保障をどのくらいの保険料で持てるのかを、確認してみるのがおすすめです。

また、更新がなく保険料が上がらない終身タイプの保険に見直すことで、将来の負担額を抑えられることもあります。

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保険料負担を減らす保険の見直し方法

保険の見直しを上手に行うことで、保険料負担を減らすことができるケースもあります。

ここからは、保険料の負担を抑える見直し方法について、保険のプロが詳しく解説していきます。

既存の契約のまま保険料を下げたい場合

現在の契約のまま保険料を抑えたい場合、まずは保障を削減することを思いつくかもしれません。

ライフステージの変化に伴って必要な保障に変化が生じているのであれば、不要になっている保障を減らすことで保険料を下げることができます。

しかし、保障内容も特段削る部分がないようであれば、月払いの保険料支払を年払いにする方法もあります。

保険の仕組みでは、月払いよりも年払いにしたほうが、保険料負担が少なくなるようになっています。

大幅に保険料を下げることはできませんが、少しでも良いから負担を少なくしたいようであれば年払いへの変更もおすすめです。

年払いへ変更する手続きは、受付可能な時期が限られていることもあります。

まずは、加入中の保険会社へ確認するのが良いでしょう。

保障はいまのままで少しでも安くしたい場合

同じような保障でも保険会社によって保険料は異なっており、それぞれの保険会社に得意な分野があります。

今の保障内容はキープしたままで保険料を抑えたい人は、複数の保険会社で比較してみましょう。

場合によっては、いくつかの保険会社を組み合わせて保障を持つことで保険料を抑えられるかもしれません。

例えば、複数の保険会社で比較した場合に、医療保険はA社が最も保険料が低廉で、がん保障はB社、死亡保障はC社であることも考えられます。

その場合、すべての保障を同じ保険会社で用意するのではなく、それぞれの分野で最も保険料が抑えられる保険会社を選ぶことで、効率の良い保障の持ち方ができます。

とにかく保険料をおさえたい場合

<引用:保険料の払込みが困難になったときは?|生命保険文化センター>

とにかく保険料を抑えたいからといって、保障をやみくもに削減したり解約することはおすすめできません。

いざというときに十分な保障を得られず、保険に加入していても意味がなかったとなるのはもったいないことです。

まずは、自分や家族にとって必要な保障は何か、最低限備えておくべき保障は何かを把握したうえで見直しを検討しましょう。

また、どうしても保険料の支払いが難しくなったときでも、保険をすべて解約してしまうのではなく、特約だけ解約したり「払済保険」や「延長保険」にすることで、保障を継続できることもあります。

まずは、担当者や加入中の保険会社に、保険料を抑えて保障を継続できる方法がないか確認してみるのがおすすめです。

払済保険

<引用:保険料の払込みが困難になったときは?|生命保険文化センター>

保険料の負担をなくしたいときの選択肢は解約だけではありません。

払済保険とは、保険料の払込を中止し、その時点の解約返戻金をもとに保障額を再計算して保険を継続する方法をいいます。

保障額はそれまでよりも少なくなりますが、保険期間は変わることがありません。

加入からある程度の年数が経った、解約返戻金があるタイプの死亡保障であれば、払済保険に変更することで解約せずに保険料の支払いを中止することができます。

延長保険

<引用:保険料の払込みが困難になったときは?|生命保険文化センター>

延長保険とは、保険料の払込を中止し、その時点での解約返戻金をもとに保険期間を再計算して保険を継続する方法をいいます。

払済保険が保障額を調整するものだったのに対し、延長保険は保険期間を調整します。

そのため、延長保険に変更をすると保障額は変わりませんが保険期間が短くなります。

保障額を減らしたくない場合や、加入当初の想定よりも保険期間を長く持つ必要がなくなった場合は、延長保険に変更することも選択肢のひとつになるでしょう。

新たな保険を検討したい場合

同じ保険会社の新しい商品に見直しをする場合、転換制度を利用できることもあります。

転換制度とは、現在の契約の積立部分などを下取りに出して、新しい保険契約の保険料に充当することをいいます。

現在の保険を下取りしてもらうことにより、まったく新しい契約をするよりも保険料を抑えることができます。

しかし、あくまでも同じ保険会社の商品に見直す場合にのみ使える制度であり、保険会社によっては転換制度を設けていないこともあるため確認が必要です。

また、現在の契約に下取りに出せる貯蓄部分がない場合も利用することはできません。

現在の契約状況で転換制度が利用できるか、他社へ見直した場合の違いについても確認しておくのがおすすめです。

保険を見直すときのポイント【ライフイベント別】

保険を見直すときには、ライフイベントごとに抑えておくべきポイントがあります。

どんなことを意識して保険の見直しをしたら良いのか、詳しくご紹介していきます。

就職

20代で就職したばかりの人には、まずは病気やケガに幅広く備えられる医療保険で保障の基礎を作っておくのがおすすめです。

病気やケガのリスクは誰にでもある一方、就職したばかりの世代では、思わぬ出費に対応できる金銭的余力がないことが多いでしょう。

医療保険は生涯を通じて必要性の高い保険のため、若くて保険料が比較的安いうちに用意しておくのに越したことはありません。

加えて、一人暮らしの人など経済的に独立している場合は、働けなくなってしまったときの収入減に備える就業不能保険も検討してみるのが良いでしょう。

自身が経済的に困るかもしれない状況に対してしっかり備えておくのがポイントです。

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結婚

結婚後は、自身に万が一のことがあったときに備える死亡保険の必要性が高くなります。

パートナーと協力して生活を営んでいくため、万が一のことがあったときその後の生活はどうするか、どれくらいの死亡保障があれば安心かを話しておくのが良いでしょう。

病気やケガをしてしまったときのための保障は、独身時と変わらず引き続き必要になります。

もしも、結婚後にどちらかががんなどの大病を患った場合、治療費の負担により思い描いていた結婚生活や将来資金の準備が難しくなる可能性があります。

医療保険・がん保険などを組み合わせ、事前にリスクヘッジしておくのがおすすめです。

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死亡時や病気になってしまったときだけでなく、自分が働けなくなり収入が減少したとき、パートナーにどの程度経済的な負担がかかるかも考えておくのが良いでしょう。

場合によっては就業不能保険で備えておく必要があるかもしれません。

出産

子どもが誕生すると、これまでよりもさらに保険の必要性は高くなります。

特に、死亡保障はしっかり用意しておきたいと考える人も多いでしょう。

必要な死亡保障の額は、のこされた家族が生活していくための資金と、子どもの教育資金を加味して決めなければなりません。

金銭的な理由で子どもの可能性を狭めたくないと考えている場合、医療保険やがん保険、就業不能保険でいざというときに経済的に困窮してしまうことがないよう備えておくことが大切です。

加えて、教育資金の積み立ても課題となってきます。

近年では、学資保険だけでなく、終身保険の解約返戻金を利用した教育資金の積み立てを選ぶ人も多くなっています。

保険の見直しと併せて、教育資金の準備についても検討しておきましょう。

住宅購入

特に30代〜50代では、住宅を購入しローン返済をしている家庭も多いでしょう。

ローンがある場合、団信の契約有無や団信の保障内容によって、加入中の保険の内容を見直す必要があります。

団信に加入した場合、これまでの死亡保障の額を見直してみるのが良いでしょう。

もし、のこされた家族の住居費用や生活費などもすべて加味して、死亡保障を準備したいようであれば、団信の加入によって死亡保障を減額できる可能性もあります。

また、団信には死亡時だけでなく、がんや三大疾病に罹患した場合にもローンが免除になるものもあります。

保障範囲が幅広い団信に加入している人は、がん・三大疾病保険の内容を見直すことができるかもしれません。

最低限必要になる治療費を保険でまかなえれば良いようであれば、保障の減額や特約の解約等で保険料を抑えることも可能です。

一方、住宅購入時に団信ではなく収入保障保険などの死亡保険を代わりにする人もいます。

どちらのほうが良いかはローンの額や年齢によっても変わってきます。

参考)団体信用生命保険(団信)と生命(死亡)保険の違い

団信とは、万が一のことがあったときに住宅ローンを家族にのこさないためのものです。

ローンの契約者が亡くなってしまったとき、家族は費用の負担なくそのまま住宅に住み続けることができます。

それに対し、生命(死亡)保険は、のこされた家族のその後の生活のために保険金をのこすものです。

特に、家族の生活費や子どもの教育費、葬儀費用のために準備するのが一般的です。

団信と保険をうまく組み合わせることで、効率的に家族の生活を守っていくことができます。

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子どもが独立

50代以降は、子どもが独立して自分たちの老後に向けて準備を進めていく人も多いでしょう。

子どもが独立することで、それまで用意していた大きな額の死亡保障は必要性が低くなります。

一方で、老後リスクのひとつである介護に備えておくことが重要になってくるため、現在の状況をもとに保障を組み替える必要が出てくるでしょう。

加えて、年齢を重ねるごとに病気やケガのリスクは高まっています。

医療費に対する備えが十分か、あらためて確認してみましょう。

特に、がんや三大疾病は罹患者数も多く、一度罹患すると治療が長引く傾向にあります。

加入中の保険が十分な保障額になっているかどうか、また現代の医療事情に合っているかどうかは重要なポイントです。

退職

60代以降、定年退職を迎えて老後の生活を送るタイミングで保険の見直しを検討する人もいます。

老後はできるだけ支出を減らして、生活費を抑えたいと考える人は多く、保険料を下げる方法はないかと悩んでいる人もいるでしょう。

60代以降では、何千万円という大きな死亡保障の必要性は低くなっていくため、必ず必要になる葬儀費用程度の保障は確保したうえで、一度保障額を見直してみるのがおすすめです。

ただし、いつ健康状態に変化があってもおかしくない年代ともいえるため、必要な保障まで減らしすぎないよう注意が必要です。

また、これ以降の年代になってくると健康上の理由や保険料の問題から、保険に新たに加入することへのハードルが高くなっていきます。

定期型の保険に加入している場合、更新限度の年齢を迎えて保障が消滅してしまうことがありますが、そうなってからでは新たに保険に加入することができないかもしれません。

そういった状況に備えるため、事前に終身型の保険に見直すなどの対策をしておくのがおすすめです。

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保険を見直す際の注意点

保険を見直すときに損をしないためにどうすれば良いか、気になっている人も多いでしょう。

ここからは保険を見直す際の注意点について解説していきます。

①新しい保険に加入できない可能性がある

新しい保険に加入する際には、健康状態などを踏まえた診査があります。

そのため、申し込んだ保険がすべて成立するとはいえません。

保険の見直しをするときは、新しい保険が成立してから、これまで加入していた保険の解約手続きを進めるようにしましょう。

加入中の保険を先に解約してしまい、新たに申し込んだ保険が成立しなかった場合は、無保険の状態となってしまう危険性があります。

Q.持病があっても保険には入れる?

保険に加入できるかどうかの基準は、保険会社ごとに異なっています。

そのため、一概に保険に加入できるかできないかの判断はできません。

しかし、過去に入院や手術歴があったり、健康診断で指摘を受けていると、保険の加入を断られることもあります。

もし、通常の保険に加入しようとして断られてしまった場合、引受基準緩和型保険を検討しましょう。

引受基準緩和型保険とは、通常の保険に比べて加入時の条件が緩和されていて、持病などがあっても入りやすいタイプの保険です。

加入しやすい分、保険料は通常の保険よりも割増しされているため、見直し後の保険料が予算に合うかは確認しておきましょう。

近年では、医療保険をはじめ、さまざまな保険種類で引受基準緩和型の商品が販売されています。

ニーズに合わせて選ぶことができるので、健康上の不安がある人は一度検討してみることをおすすめします。

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②免責期間は保障されない

一部の保険商品には、免責期間が設けられていることがあります。

免責期間とは、給付金の支払対象となる事由が発生しても保障の対象とされない期間のことです。

特に、がん保険では90日間の免責期間が設けられていることが一般的です。

がん保険に加入後すぐにがんと診断されても保障の対象とならず、保険契約も消滅してしまうため、注意が必要です。

見直し時に免責期間が不安ということであれば、保険料は重複しますが免責期間中は今までの保険も解約せずに継続しておくのがおすすめです。

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③更新がある保険では更新のたびに保険料が上がる

それまで終身型の保険に加入していて、定期型の保険に見直す場合は、更新時の保険料について注意が必要です。

定期型の保険は、保険期間が5年や10年などと定められており、保険期間が満了すると自動更新となります。

自動更新時には保険料が上がる仕組みとなっているため、加入時は保険料が抑えられたと思っていても将来的には負担が大きくなる可能性があります。

一定期間のみの保障を検討しているのであれば問題はありませんが、老後も見据えて保険に加入したいのであれば、終身型の保険で保険料を一定にしておくことのメリットもあります。

加入時のことだけでなく、長い目で見て保険を選ぶことは非常に大切です。

参考)終身保険と定期保険の違い

終身保険などの貯蓄性のある保険を解約する場合、注意が必要です。

保険に加入してからすぐに解約してしまうと解約返戻金が受け取れなかったり、受け取れたとしてもごくわずかである可能性があります。

特に加入から10年以内の解約の場合、解約控除が適用されたり、まだ十分に積立金の運用が出来ていないことが原因で、支払った保険料よりも少ない額しか戻ってこないことがほとんどです。

見直しを検討する際には、今解約するとどれくらいの解約返戻金を受け取ることができるのかを事前に確認しておくことが大切です。

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まとめ:定期的な保険の見直しが大切

今回は、保険の見直しをするべきタイミングと保険の見直しで損をしないポイントについて詳しく解説してきました。

必要な保障は人それぞれ異なっており、ライフステージによっても変化していきます。

その都度必要な保障を見極め、無駄のない保険料で安心できる保障を確保することが最も大切になります。

しかし、自分で必要な保障を判断するのは難しく感じる人もいるでしょう。

ほけんのコスパの「ほけん必要度診断」では、簡単な質問に答えるだけで今の自分に最も必要な保障が何かを診断することができます。

ぜひ、保険選びの参考にしてください。

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尾崎 絵実

監修者 ファイナンシャルアドバイザー

尾崎 絵実

短期大学卒業後、富国生命に入社。その後、大手保険代理店を経て、ファイナンシャルアドバイザー業務に従事。これまでに約1000以上の世帯からお金のご相談を受け、ファイナンシャル・プラニングを実施。常に最新の情報を把握するように努め、保険だけではなく、様々な金融商品を活用した総合的な資産運用を目指す。2020年 MDRT 日本会会員。ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。現在、くらしとお金の経済メディアLIMOでお金に関する情報を広く発信している。

橋本 優理

執筆者 元保険代理店プランナー/保険ライター

橋本 優理

大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。

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