入院が決まった際に受け取る病院からの持ち物リストを見て、「本当に足りる?」「荷物が多すぎない?」と不安になっていませんか。
病気やケガへの不安があるなか、慣れない環境での生活や、大荷物を抱えての移動はストレスになります。
本記事では、入院に必要な手続き書類や日用品リスト、経験者おすすめの便利グッズを紹介します。
この記事を読んでわかること
書類やパジャマなどの必需品を揃え、持ち込み禁止アイテムに注意
延長コードや耳栓などの便利グッズを用意し、病室でのストレスを減らそう
高額療養費制度について確認したうえで、限度額適用認定証かマイナ保険証を事前に準備すると安心
目次
1-1.入院手続きに必要な書類・お金
1-3.食事の際に必要なもの
3-1.女性の入院に必要なもの
3-2.高齢者の入院に必要なもの
4-1.ハサミなどの刃物類・火気類
4-2.におい・音が強いものや生花
7.まとめ
【最低限揃えたい】手続き関連・必需品リスト
まずは、入院生活を送るうえで必ず必要になる基本アイテムから見ていきましょう。
入院手続きに必要な書類・お金
手続きには、健康保険証やマイナンバーカード、病院指定の入院誓約書、診察券が必要です。
書類の不備があると手続きが遅れる原因となるため、事前に記入漏れがないか確認しておきましょう。
連帯保証人の署名や捺印が必要な書類は、早めに家族へ依頼しておくことをおすすめします。
現金は盗難防止の観点から多額の持ち込みを避け、数千円程度にとどめるとよいでしょう。
ただし、入院時に保証金の支払いを求められる場合もあるため、医療機関の案内に応じて別途現金を用意しておくと安心です。
売店やコンビニでの買い物用に、交通系ICカードやキャッシュレス決済を準備しておくと便利です。
(参考:入院のご案内|独立行政法人国立病院機構 東京病院)
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日常生活・身だしなみに必要なもの(※履物に注意)
院内で着るパジャマや下着、タオル類、洗面用具などの日用品は毎日の生活に不可欠です。
パジャマは着替えや診察がしやすい前開きのタイプを選びましょう。
シャンプーやボディソープ、歯ブラシなどの洗面用具は、使い慣れたものをトラベル用の容器に詰め替えて持参すると荷物をコンパクトにできます。
転倒防止の観点から、スリッパやクロックスなどの踵がない履物を禁止している病院が多くなっています。
踵のある室内用の靴や介護用シューズを用意しましょう。
食事の際に必要なもの
食事の時間を快適にするため、箸やスプーン、割れにくいプラスチック製のコップを用意しておきましょう。
病院の食事にはカトラリーが付属しないことが多く、自分で準備する必要があります。
ベッド上で食事をとる場合、食べこぼしを防ぐエプロンや、手軽に口元を拭けるウェットティッシュ、蓋付きのストローカップがあると便利です。
お茶は自由に飲めるよう準備されていることも多いので、コップは必ず持参しましょう。
毎食後に箸やコップを洗う手間を省くため、使い捨ての割り箸や紙コップを利用するのもおすすめです。
ただし長期入院の場合は荷物がかさばるため、入院予定をふまえて便利な方を選択しましょう。
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【あると便利・快適】入院経験者が推すお役立ちグッズ
長時間のベッド生活を少しでも快適にするための、経験者ならではの工夫と役立つアイテムを紹介します。
延長コードやWi-Fiなど、スマホ・ネット環境を快適にするアイテム
病室のコンセントはベッドから遠い位置にあることも多いため、スマートフォンを充電しながら使うには延長コードが役立ちます。
入院中は自由な時間が多く、暇つぶしにスマートフォンやタブレットを利用する頻度が高くなります。
充電切れを防ぐためにも、延長コードや長めの充電コードを持っていくと良いでしょう。
動画視聴やテレビ電話をする際はデータ通信量が増加するため、ポケットWi-Fiをレンタルしておくと通信制限を気にせずインターネットを楽しめます。
院内での機器使用は許可されたエリアで行い、イヤホンを使用するなど、周囲の患者へ配慮しましょう。
耳栓などの安眠グッズ・リラックスアイテム
大部屋では他の患者の生活音やいびき、医療機器の音が気になり、眠りが浅くなることがあります。
慣れない環境でのストレスを和らげ、十分な睡眠をとることは、早期回復のために大切です。
就寝時の騒音対策として耳栓を用意し、常夜灯の明かりを遮断するためのアイマスクを持参すると、睡眠の質を向上させることができます。
ベッド周りにS字フックをかけ、小さなカバンやごみ袋を吊るしておくと、身動きが取りづらい状況でも必要なものをすぐに取り出せて便利です。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年4月1日―2026年4月30日)
【属性・状況別】追加で準備しておくと安心なもの
患者の年齢や性別、入院する季節に合わせて、追加で準備しておくと良いものをご紹介します。
女性の入院に必要なもの
女性の場合、基礎化粧品や生理用品、ブラトップなどのインナーウェアを追加で準備しておきましょう。
病室内は空調が効いており乾燥しやすいため、肌のトラブルを防ぐための保湿ケアが欠かせません。
点滴や検査で腕を動かしにくい状況でも、締め付けの少ないブラトップなら着脱が簡単で、ブラジャーを着用しないことへの抵抗感も軽減できます。
洗顔が難しい日に備えて、ふき取り用の化粧水やドライシャンプーを用意しておくと、ベッドから動けない日でも清潔感を保てます。
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高齢者の入院に必要なもの
高齢の患者が入院する場合、入れ歯ケースや洗浄剤、老眼鏡、必要に応じておむつや尿取りパッドを準備しましょう。
視力や身体機能の低下を補うアイテムがないと、書類の確認や食事などの日常生活に支障をきたす可能性があります。
耳が遠い場合は補聴器と予備の電池を忘れずに持参し、転倒防止のために滑り止め付きの靴下を履くなどの安全対策を講じましょう。
使い慣れたクッションや小さなブランケットを持ち込むことで、正しい姿勢をサポートし、長時間のベッド生活でも体の負担を軽減できます。
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季節別(夏・冬)の注意点と必要なもの
病院内は1年を通じて一定の温度に保たれていますが、季節や病室の場所によっては寒暖差を感じることもあります。
夏場は空調の冷風が直接当たって冷えることを防ぐため、薄手のカーディガンやストールなどの羽織るものを用意してください。
冬場は空気が乾燥しやすいため、リップクリームやハンドクリーム、卓上用の小型加湿器で乾燥対策を行うと快適です。
体温調節がしやすいよう、着脱が簡単な衣類を重ね着して対応することをおすすめします。
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病院への持ち込みが禁止・制限されやすいもの
ここからは、他の患者への配慮や安全管理の観点から、病院のルールで持ち込みが制限される品物について解説します。
ハサミなどの刃物類・火気類
カッターやハサミなどの刃物類、ライターやマッチなどの火気類は、病院への持ち込みが厳しく制限されています。
患者自身や他の患者、スタッフに危害を及ぼす危険性があるものは持ち込むことができません。
果物の皮をむくためのナイフや、手芸用の小さなハサミであっても、安全管理上の理由から没収されるケースがあります。
食品を開封する際は手で開けられるパッケージのものを選ぶか、看護師に依頼して安全に開けてもらうよう対応してください。
におい・音が強いものや生花
香水や香りの強い柔軟剤、匂いがきつい食品、アラーム音の大きい時計などは、大部屋でのトラブルの原因となります。
治療中の患者はにおいや音に対して敏感になっており、少しの刺激で吐き気や頭痛を引き起こすこともあります。
お見舞いの定番である生花や鉢植えも、感染症のリスクや花粉・香りの問題から持ち込みを禁止している病院が増えています。
病室に持ち込む日用品は無香料のタイプを選び、時計や電子機器の通知音はマナーモードに設定して使用してください。
入院時の荷物を極力減らす3つのコツ
入院時はできるだけ体への負担を避けたいものです。
ここからは、大荷物での移動を避け、退院時の負担を軽減するための具体的な工夫やサービスを紹介します。
病院の「レンタルセット(CSセット)」を活用する
多くの病院で導入されている「CSセット(ケア・サポートセット)」を利用すると、荷物を大幅に減らすことができます。
定額制でパジャマやタオル類を必要なだけ利用でき、洗濯の手間も省けるため、患者と家族の負担が軽減されます。
入院日数が長引く場合や、面会による着替えの補充が難しい状況では、レンタルセットは非常に有効です。
入院手続きの際にパンフレットを受け取り、自身の入院期間と利用料金を比較して申し込みを検討してください。
かさばるものは旅行用のミニサイズや使い捨てを選ぶ
シャンプーや化粧品などのボトルは重量があり荷物を圧迫するため、旅行用のミニサイズや試供品を活用しましょう。
入院日数に合わせて使い切れる量を持参することで、退院時には荷物を減らして身軽に帰宅することが可能です。
バスタオルはかさばるため、吸水性の高いフェイスタオルを複数枚用意するか、使い捨てのボディタオルを利用すると省スペースになります。
帰りの荷造りを想定し、消耗品は現地で使い切って捨てることを前提に準備を進めると良いでしょう。
売店やコンビニで買えるものは現地調達する
飲料水やティッシュペーパーなどの日用品は、事前にすべて買いそろえずに院内の売店やコンビニで購入するのが良いでしょう。
重い液体類や箱ティッシュを自宅から持ち運ぶのは労力がかかり、移動時の負担が大きくなります。
院内の店舗には、歯ブラシや下着など入院生活に特化したアイテムが充実しているため、忘れ物があっても現地で調達可能です。
入院当日は最低限の荷物にとどめ、足りないものや消耗したものは、散歩を兼ねて院内のコンビニで買い足すのがおすすめです。
手術の予定がありしばらく身動きが取れない場合は、家族に追加で必要なものを持ってきてもらうのも良いでしょう。
持ち物と一緒に確認したい「お金」の準備
入院準備では持ち物だけでなく、医療費の自己負担額を抑えるための制度や保険の確認も大切です。
清算時に慌てることがないよう、事前にチェックしておきましょう。
入院費用の自己負担はどれくらいかかるのか
入院費用の自己負担には、治療費のほかに差額ベッド代や食事代、日用品の購入費などが含まれます。
生命保険文化センターの調査によると、入院1日あたりの自己負担費用の平均は2万4300円となっており、長期間の入院ではまとまった資金が必要です。
健康保険が適用されない差額ベッド代や先進医療の技術料は全額自己負担となるため、事前に料金を確認しておくことが大切です。
手元の資金でまかなうのが難しい場合は、病院のソーシャルワーカーに相談し、利用できる補助制度についてアドバイスを受けることをおすすめします。
また、医療費の支払いはクレジットカード決済が利用できる医療機関が増えています。事前に利用できる決済方法を確認しておきましょう。
(参考:2025(令和7)年度生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
あなたに必要な1日の入院給付金は?
入院日額シミュレーター
入院時の費用と想定の入院日数で算出できます
公的保障=高額療養費制度が適用される金額
公的保障の高額療養費制度を利用する場合の1カ月の医療費負担上限額は、年齢と年収によって算出することができます
あなたの年齢を教えてください
あなたの年収帯を教えてください
100万円の医療費がかかった場合
自己負担額
0円
※百円単位で四捨五入
「高額療養費制度」と「限度額適用認定証」の手続きを忘れずに
高額療養費制度は、1カ月ごとの医療費の自己負担が一定額を超えた場合、超過分の払い戻しを受けられる制度です。
通常は一旦3割分の負担が必要ですが、限度額適用認定証を事前に発行しておけば、医療機関の窓口での負担が高額療養費制度適用後の金額になります。
また、マイナ保険証を使えば同様の扱いを受けることができます。
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現在の医療保険でカバーできるか確認しておこう
入院が決まったら、加入している民間の医療保険の保障内容も確認しておきましょう。
入院給付金日額や手術給付金の額を確認し、だいたいどれくらい給付金として受け取ることができるか把握しておくと安心です。
また、入院日や手術の術式が決まっている場合、事前に給付金請求の手続き書類を取り寄せておくことも可能です。

Q1
入院時の費用は?
まとめ
今回は、入院時に必要なものや便利グッズについて解説しました。
入院準備は、持ち物だけでなく費用の見通しを立てることも大切です。
公的制度と加入している医療保険の保障額について、事前に確認しておきましょう。
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