ネットで生命保険に加入する際、告知書の入力に苦労していませんか。
対面の担当者がいないネット保険では、些細な通院歴や健康診断の結果をどこまで詳細に書くべきか、判断に迷う人も少なくありません。
告知義務違反を避けるための正しい書き方の基準や、迷いやすいケース別の記入例をわかりやすく解説します。
健康状態に不安がある人ほど、正しい知識が必要です。
ぜひ本記事を参考にしてください。
この記事を読んでわかること
ネット生保であっても告知はありのままを正確に入力することが大切
完治した風邪や花粉症など、告知対象外になる疾病もある
健康不安がある場合は引受基準緩和型保険が選択肢に
目次
8.まとめ
ネット生保の告知書入力で迷う人が多い理由
ネットで保険に申し込む際は、基本的に自分ひとりで手続きを完了させる必要があります。
営業担当者の対面によるアドバイスを受けられないため、被保険者自身で告知事項を判断して入力しなければなりません。
また、風邪や花粉症など、些細な受診歴をどう扱ったら良いかも迷うポイントです。
多くの保険会社では、告知手続きの前に、完治している風邪や花粉症による受診は告知対象外である旨の案内をしていますが、いざ手続きになると注意事項を失念してしまうこともあります。
自身で手続きを完了させなければいけない点が、ネット生保の告知で迷う人が多い理由でしょう。
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告知書は「ありのままを正確に」が鉄則
告知書に入力する内容は、事実に基づいた正確なものでなければなりません。
聞かれたこと以外に答える必要はありませんが、質問事項に該当することは漏れなく入力しましょう。
告知の重要性について詳しく解説します。
なぜ正確な告知が必要なのか?
生命保険は、多くの加入者が保険料を出し合い、万一の出来事が起きた際に保険金を支払う相互扶助の仕組みで成り立っています。
健康状態が良くない人が健康な人と同じ条件で加入すると、保険金の支払いリスクに不公平が生じることになります。
そのため、正確な健康状態の告知に基づき、公平な審査を行う必要があるのです。
過去の病歴や現在の健康状態を申告することは、契約者間の公平性を保つための大切なルールです。
告知義務違反になるとどうなる?ペナルティについて
事実と異なる告知を行ったり、意図的に事実を隠したりすると告知義務違反に該当します。
告知義務違反が発覚した場合、いざというときに保険金や給付金が支払われない可能性が高くなります。
また、悪質と判断されたケースでは契約解除となり、解除までに払い込んだ保険料は原則として返還されません。
大切な契約を失ってしまう結果になりかねないため、告知は必ず正しく行いましょう。
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告知書の「期間指定」はどう解釈する?
告知書に記載されている期間については、質問文の期間を厳密に解釈して回答する必要があります。
「過去3カ月以内」「過去5年以内」といった指定がある場合、起算日は申し込みを行う日(告知日)です。
過去5年以内であれば、告知日のちょうど5年前の同日から告知日当日までの期間に発生した事象を申告します。
期間外の通院歴や病歴については、原則として申告の必要はありません。
ただし、5年以上前から通院をはじめている持病に対して、5年以内の期間中も医療機関の受診があれば、告知対象となる可能性があります。
質問項目を確認し、指定された期間内に当てはまる事実を漏れなく入力することが大切です。
代HS-25-529-430(2026.2)
代HS-25-529-430(2026.2)
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年5月1日―2026年5月31日)
【ケース別】ネット生保の告知書で迷う項目と書き方
通院歴や健康診断の結果など、ネット生保の告知で迷いやすい具体的なケースと書き方のポイントを解説します。
ケース1:風邪・花粉症など一時的な通院や服薬
多くの保険会社で、「完治した風邪」や「花粉症による通院」は告知不要と定められています。
告知手続きの前の注意事項で、告知対象外の疾病についての解説があるので、必ず確認してから告知入力に進みましょう。
また、風邪や花粉症の告知が必要と定めている保険会社の場合は、該当する項目で詳細を告知しましょう。
風邪や花粉症の自覚症状があっても医療機関を受診していなければ、そもそも告知は不要です。
風邪の場合、完治後から引受可能となることが多いため、風邪で受診してまだ完治していないと告知すると引受延期になることもあります。
ケース2:健康診断や人間ドックで「異常あり」「要経過観察」
健康診断や人間ドックで「要再検査」「要精密検査」「要治療」などの指摘を受けた場合、質問の対象期間内(一般的に2年以内)であれば必ず申告する必要があります。
「要経過観察」であれば告知不要とする保険会社が多いですが、商品や会社によって異なるため質問事項を確認することが大切です。
告知に該当する場合は、受診年月、指摘された項目、具体的な数値や所見を健康診断結果通知書のとおりに正確に入力します。
再検査を受診済みの場合、再検査での所見や数値についても告知しましょう。
告知の対象になるかどうかは、「受診時期がいつか」「異常指摘の結果が何か」によって異なります。
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ケース3:完治したケガや数年前の病気
過去の病気やケガがすでに完治している場合でも、告知書の指定期間内に入院や手術、規定日数以上の通院をした事実があれば告知が必要です。
たとえば、「5年以内に7日以上の期間にわたり、医師の診察を受けたことがありますか」という質問項目であれば、初診から最後に診察を受けた期間が7日以上の場合、告知対象となります。
告知に該当する場合、病名やケガの名称、治療期間、入院日数、現在の状態を詳細に入力します。
完治している場合は完治と告知することで、審査でポジティブな判断材料になる可能性があります。
期間外の出来事であれば申告不要ですが、期間内に該当するかどうか曖昧な場合は、病院の領収書などで受診記録を確認したうえで正確に入力してください。
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ケース4:親知らずの抜歯や虫歯治療などの歯科通院歴
一般的な虫歯治療や親知らずの抜歯による通院は、生命保険の引き受け審査において影響が少ないため、告知不要とする保険会社が多くなっています。
ただし、告知前の確認事項等で「歯科治療は除く」といった除外規定が明記されていない場合は、質問事項の期間内に該当する限り申告が必要です。
また、歯周病や口腔内の腫瘍など、全身疾患に関連する可能性のある病歴は告知対象となります。告知書の注記をよく確認し、判断に迷う際は念のため申告しておくと安心です。
ケース5:文字数制限で入力フォームに書ききれない場合
病名、治療期間、入院日数、手術の有無、現在の状態(完治か治療中か)は必須項目としてそれぞれの入力欄があることが一般的です。
その他の自由記述欄の入力フォームに文字数制限があり、詳細を書ききれない場合は、最も重要な情報から優先して入力します。
簡潔な表現を心がけ、略語をうまく活用して文字制限に収まる範囲で入力できないか試してみましょう。
どうしても詳細を伝えたい情報がある場合は、申し込み後に保険会社のコールセンターへ連絡し、追加告知ができないか確認してみると良いでしょう。
番外編:書かなくてもいい(告知不要)ケースとは?
告知不要になることが多い例
- ドラッグストア等で医薬品を買っただけで医師の診察を受けていない場合
- 対象期間外に完治した病気やケガ(例:5年以上前に完治しているケース)
- 親知らずや虫歯の治療
- 完治した風邪や花粉症
- コンタクト処方のための眼科受診
- 禁煙外来の受診
- にきび治療
- 肩こり・四十肩・五十肩
- 正常分娩
- 堕胎手術(通院や合併症がなかった場合)
※保険会社によって異なります。手続きで不明な点は保険会社に確認してください。
告知書の質問事項に全く当てはまらない事項は、自発的に申告する必要はありません。
また、告知前に「告知不要な例」として挙げられているものもあえて告知する必要はないため、手続きの前の確認事項を読んでおくことが大切です。

Q1
入院時の費用は?
スムーズに告知書を書くための3つの事前準備
告知入力時の迷いや抜け漏れを防ぐために、あらかじめ必要な書類や情報を準備しておくことが大切です。
ここからは、告知前の事前準備について解説します。
1. 過去2年分の「健康診断結果」を手元に用意する
一般的な生命保険の告知では、過去2年以内の健康診断結果について問われます。
最新の健康診断結果に、1年前の結果も記載されている場合は、2年分の結果を確認しながら告知を行いましょう。
告知書では、異常を指摘された項目の名称や具体的な数値の入力を求められます。
手元に結果表が無ければ詳細な告知が難しくなるため、手続きの際は手元に必ず用意しておきましょう。
2. 「お薬手帳」や「領収書」で通院歴を確認する
過去の通院歴や服薬歴を正確に思い出すのは難しいため、お薬手帳や医療機関の領収書で通院歴を整理しましょう。
お薬手帳には処方された薬の名称や処方日が、領収書には受診日が記録されています。
通院の期間や病院名を具体的に入力する際に役立つため、申し込み前に情報を整理しておくことをおすすめします。
また、カレンダーで通院予定を管理していた場合は、過去のカレンダーアプリや手帳を確認してみるのも良いでしょう。
マイナ保険証で医療機関を受診している人は、マイナポータルで医療費通知情報を確認することも可能です。
3. 迷ったときは保険会社のコールセンター・チャットへ相談
自己判断が難しい場合、保険会社のサポート窓口を積極的に利用してください。
多くのネット生保では、コールセンターやチャットサポートを利用することができ、告知に関する疑問も相談可能です。
自己判断をして勝手に告知不要と決めつけてしまうと、あとから告知義務違反とみなされトラブルになる恐れもあります。疑問点は、契約手続きの時点で解消しておくことが大切です。
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もし告知書の記入漏れ・間違いに後から気づいたら?
申し込み手続きを完了した後に告知内容の誤りや漏れに気づいた場合は、速やかに保険会社へ連絡して訂正手続きを行う必要があります。
放置したまま契約が成立し、後日事実と異なる内容が発覚すると、告知義務違反として契約解除になることも考えられるでしょう。
保険会社に連絡して事実を申し出れば、追加の告知書面を提出するなどの方法で訂正が可能です。
追加告知の結果、保険料の割増や条件付きでの引き受けに変更される可能性はありますが、正しく保障を持つために必要な対応です。
健康状態に不安があり、審査に通るか迷う人へ
持病や過去の病歴が原因で一般の生命保険の審査に通るか不安な人は、別の選択肢を検討してみましょう。
ここからは、健康状態に不安がある人におすすめの保険を紹介します。
引受基準緩和型(持病がある方向け)保険も検討する
健康状態に不安がある場合は、引受基準緩和型保険を選択肢に加えてみましょう。
引受基準緩和型保険は、通常の保険に比べて告知項目が限定されており、持病や通院歴がある人でも加入しやすいのが特徴です。
保険料は通常の保険よりも割高になりますが、審査ハードルが下がり、持病の悪化も保障対象となることが多いため、健康不安がある人にはおすすめです。
一般の保険の診査で引き受け不可となった場合でも、引受基準緩和型保険であれば契約できるケースもあります。
参考)引受基準緩和型保険の一般的な告知項目
保険会社によっても告知項目は異なりますが、一般的な内容は次のとおりです。
主に、退院から1~2年以上経過しているかや、5年以内にがんなどの大きい病気に罹患したことがないかがポイントとなります。
保険会社によっては、さらに告知を緩和しているものもあるため、複数商品で見比べることがおすすめです。
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まとめ
ネット生保の告知入力をスムーズに進めるためには、事前準備が不可欠です。
健康診断書やお薬手帳などを用意したうえで、該当する項目がないかひとつずつ確認していきましょう。
完治している風邪や花粉症など、告知対象外となる疾病についても、案内画面で必ず確認しておくことが大切です。
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年齢と性別を入力するだけで、保険料の一括見積もりが可能です。
ぜひ、ネット保険を探している人は参考にしてください。
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