「医療保険、みんなは毎月いくら払ってる?」「これから入るなら、いくらくらいが妥当?」そんな疑問を抱えている人も多いでしょう。
医療保険の適正保険料は、年齢や家族構成によっても異なります。
自分に近い年齢や家族構成の人が、どれくらいの保険料を支払っているのかは気になるところです。
本記事では、医療保険の保険料相場を年代別・状況別に徹底解説します。
ぜひ、保険選びの参考にしてください。
この記事を読んでわかること
保険料の相場は年齢や性別、家族構成によって異なる
医療保険だけでなく、死亡保険やがん保険などほかの保険とのバランスも見て支払える範囲の保険料にしましょう
複数の医療保険を比較することで、保険料を抑えられるケースもある
目次
1-1.年代別の医療保険料平均額
1-2.男女別の医療保険料の平均額
1-3.家族構成別の医療保険料の平均額
6-1.保険料を安くする基本の考え方
6-2.特約の取捨選択
6-3.医療保険の見直しタイミング
6-4.複数の保険会社を比較する
8.まとめ
医療保険の平均的な保険料をチェック!年代・性別の相場
まずは、統計データから年代・性別に分けて毎月の平均保険料を見ていきましょう。
年代別の医療保険料平均額
2022年の調査では、各年代の生命保険平均保険料は次のようになっています。
最も平均保険料が高いのは50歳代で、1カ月あたり約1万8542円という結果でした。
一方、20歳代の平均保険料は月額1万円を切っており、年代によって差があることもわかります。
40代・50代の平均保険料が比較的高くなる要因としては、病気やケガのリスクが高まることに加え、子どもがいる世帯やローンを抱えている世帯が多いことが挙げられるでしょう。
また、年齢を重ねるにつれて加入時の保険料が高くなることも理由のひとつとして考えられます。
この保険料には、医療保険だけでなく、死亡保険やがん保険など生命保険全般の保険料が含まれています。そのため、適正な保険料を考えるときには、医療保険だけでなく保険全体で毎月いくら支払うことになるかを確認しておくと良いでしょう。
男女別の医療保険料の平均額
では、次は男女別に払込保険料の平均を見ていきましょう。
男女で比較すると、男性のほうが1カ月あたり約3800円ほど支払保険料が高くなっています。
要因としては、男性のほうが平均収入が高いことなどから、いざというときの経済的負担が大きくなるケースが多く、保険料もそれに伴って高くなることが考えられます。
このデータに関しても、医療保険だけでなくすべての生命保険にかかる保険料が含まれている点には注意が必要です。
特に、小さい子どもがいる家庭では、死亡保険や学資保険にかかる保険料が多くを占める場合もあります。
女性の医療保険平均保険料
女性の医療保険新規加入者を対象にしたほけんのコスパの独自調査では、1カ月あたりの保険料2999円以下が58%と最多でした。
次いで3000円~3999円が18.4%と、4000円未満が全体の7割以上を占めています。
近年、医療保険は各保険会社の商品開発競争が激しく、保険料を抑えられる商品も増えています。
自分の年齢で毎月いくらくらいになる?と気になる人は、まずはインターネット上で気軽に見積もりしてみるのもおすすめです。
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家族構成別の医療保険料の平均額
2024年の生命保険に関する全国実態調査から、家族構成別の平均保険料について見ていきましょう。
年間払込保険料が最も高いのは、「夫婦のみ(40歳未満)」の世帯主で、1カ月当たり約3万416円です。
次いで、「高齢夫婦有職(60歳以上)」の世帯主が約2万1167円、「末子小・中学生」の世帯主が約1万8667円となっています。
比較的若い夫婦世帯で払込保険料額が高くなっている要因として、いざというときの医療保障を重視する人が多いことや、貯蓄性のある保険で資産形成を行う人が多いことも考えられるでしょう。
このデータについても、医療保険以外の保険料が含まれているため、自分の適性保険料について考えるときは家計全体に占める保険料の割合を確認しましょう。
(参考:2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査|生命保険文化センター)
医療保険の保険料目安と考えるべきポイント【家族構成別】
医療保険の保険料目安は、家族構成によっても異なります。
ここからは、家族構成別に医療保険の適正な保険料と考えるポイントについてお伝えしていきます。
独身
独身の場合、まずは医療保険を保険の基礎として検討する人も多いでしょう。
入院や手術が必要になったとき、医療費負担や収入の減少は自分自身でカバーしなければならないため、最低限の医療保障を準備しておく必要性が高いといえます。
特に若い世代の場合、貯蓄が十分になく、いざというときに医療費の支払いに困る人もいるかもしれません。
医療保険を検討する際は、毎月の家計を圧迫しない程度の保険料にとどめておくことも意識しましょう。
年齢や保障額によっても保険料は異なりますが、一般的に1カ月あたり数千円程度で検討する人が多いようです。ただし、加入時の年齢が高くなるほど毎月の保険料も高くなるため注意が必要です。
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子育て世帯の夫婦
子育て世帯の夫婦の場合、毎月の保険料と保障のバランスをより慎重に検討する必要があります。
まだ子どもが小さい家庭では、教育費の積み立てはもちろん、習い事や塾などにもお金がかかります。
保険料が毎月の家計を圧迫しないよう、注意が必要です。
一方、保障を削りすぎるといざというときに役に立たず、医療費の支払いに困ったり、大切な貯蓄を取り崩す自体に陥るかもしれません。
特に、がんや三大疾病などの大きな病気に罹患したときの備えについては、考えておく必要があるでしょう。
医療保険やがん、三大疾病に備える保険の総額は、1万円前後を目安に検討すると良いでしょう。死亡保険等と併せて、平均保険料内に収まっているかもひとつの目安にするとさらに判断しやすくなります。
専業主婦(夫)
専業主婦(夫)の場合、家計の状況によって保険の必要性も大きく異なります。
万が一入院や手術が必要になったとき、医療費の支払いに困るようであれば最低限の医療保険に加入しておくべきでしょう。
家事育児を普段担ってくれている主婦(夫)が突然入院しなければならなくなると、経済面以外での負担も大きくなります。
医療費に加え、シッター代や家事代行サービスの料金など、普段かからない費用が発生することもあるでしょう。
一方で、家計において直接収入を担っているわけではないため、高額な保険料をかけてまで医療保障を準備する必要性は低いといえます。
毎月の保険料は数千円程度を目安に、無理なく支払える範囲で医療保険を選びましょう。
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医療保険は若いときに加入すべき?
結論、若いうちから医療保険に加入するメリットはあります。
基本的に、医療保険は加入時の年齢が若いほど毎月の保険料も抑えることができます。
また、平均寿命まで生きて保険を継続したと仮定すると、若いうちに加入していたほうがトータルでの保険料を抑えられる傾向にあります。
実際に病気やケガのリスクが高まる年齢になってから保険を検討しようとする人もいますが、その頃には保険料が高くなっていたり、持病があって保険に加入できなくなることもあるため注意が必要です。
保険は健康なうちにいざというときのために備えるものですから、医療保険の必要性を感じている場合早めに検討しておくことをおすすめします。
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貯蓄があれば医療保険はいらない?必要な貯蓄額の目安
医療保険を検討する際、「貯蓄があれば医療保険は必要ないのでは?」と疑問に感じる人もいるでしょう。
確かに、日本は公的医療保険制度が充実しており、民間の医療保険はあくまでも公的制度でカバーできない部分を補うものです。
入院や手術が必要になっていきなり数百万円の支払いが発生することは考えにくく、十分に貯蓄があれば少しの医療費ぐらい支払える、と考える人もいるでしょう。
では、どれくらいの貯蓄があれば医療保険は不要といえるでしょうか。
入院時にかかる費用には個人差がありますが、300万円以上の自由に使える貯蓄があれば比較的安心といえるかもしれません。
まず、万が一働けなくなった時や緊急事態を想定して、最低6カ月分の生活費を補えるだけの貯蓄を準備しておくのが良いとされています。それに加え、医療費の支払いや雑費等をふまえると、だいたい200万円~300万円ほどが目安となります。
ただし、「老後のため」「教育費のため」と用途を決めている貯蓄を取り崩すことは避けたいものです。
あくまでも自由に使えるお金がどれだけあるか、という視点で考えておくことが大切です。
また実際に病気になると、貯蓄が減少することは精神的な負担にもつながります。
安心して治療に向き合うためにも、少しでも経済的な負担がある人は医療保険の必要性について考えておくようにしましょう。
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自分に必要な医療保険の選び方
医療保険はさまざまな保険会社から販売されていて、どのように選んだら良いかわからない、という人も多いでしょう。
自分にぴったりの医療保険を選ぶためのステップをご紹介します。
ステップ1:公的医療保険でどこまでカバーされるか理解する
医療保険を選ぶ際は、まず公的医療保険でどこまで医療費がカバーされるかを理解することが大切です。
日本では国民皆保険制度によって、現役世代であれば医療機関での負担は原則3割に抑えられます。
また、入院や手術が必要になり医療費が高額になった場合は、高額療養費制度を使うことでさらに自己負担額は軽減されます。
医療保険で公的医療保険制度では足りない部分を補うことで、無駄のない保険選びができます。
ステップ2:自己負担額をシミュレーションする
入院が必要になった場合、高額療養費制度を利用することがほとんどです。
高額療養費制度では、1カ月の医療費負担額に上限が定められており、負担額が上限を上回った場合差額はあとから返還されます。
年齢や収入によって上限額は異なりますが、現役世代の場合は次のとおりです。
例えば、年収500万円の人が入院・手術をして医療費が100万円かかったとします。
3割負担では30万円の自己負担となりますが、そこからさらに高額療養費を使うことができます。
8万100円+(医療費100万円-26万7000円)×1%=8万7430円
つまり、30万円ほど自己負担が発生したとしても差額の約21万円はあとから返還され、実質負担は8万7430円で良いことになります。
収入が高いほど自己負担額の上限は高くなり、実際に負担する額が重くなります。まずは、自分の収入で1カ月の自己負担額がどれくらいになるかを計算してみましょう。
また、高額療養費制度には注意点があります。
入院が月をまたぐと、1カ月ごとに計算されるため負担額がおおよそ倍になるおそれがあります。入院時の食費や差額ベッド代も医療費とは別に負担が必要です。
高額療養費の1カ月分だけでなく、雑費や治療が長引いた時のことも考えて、少しゆとりをもって計算しておくと安心です。
ステップ3:必要な保障内容と給付金額を決める
最後に、自分にとって必要な保障内容と給付金額を具体的に決めていきましょう。
医療保険の保障内容は、入院日数ごとに受け取れる「入院給付日額」と、手術時に受け取れる「手術給付金」が基本となっていることが一般的です。
実際の入院費用などを参考に、日額をいくらにするか、どんな特約を付加するかを決めます。
入院日額は5000円~1万円の間で決めることが多く、併せて短期入院の際に給付金を受け取れるよう入院一時金特約を付加する人も増えています。
いざというときに負担額をまかなえるよう、自分に合ったプランを選びましょう。
加入する前に、「平均日数入院した場合、このプランではいくら受け取れるのか」を知っておくことも大切です。
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医療保険料を抑えるための賢い選び方・見直し方
保険料は毎月の固定費になります。
できるだけ抑えたいと考える人も多いでしょう。
医療保険の保険料を抑えるための、保険選びや見直しのポイントについて解説します。
保険料を安くする基本の考え方
基本的に、保険は加入時の年齢が若いほど保険料が安くなる仕組みになっています。
そのため、「いずれ保険に加入したい」と考えているのであれば、できるだけ早く検討しておくことで保険料の負担を抑えることができます。
また、自分に必要な保障だけを効率よく準備することも、保険料を抑えるうえで重要です。
さまざまな特約を付加することで医療保険の保障内容は手厚くなりますが、その分毎月の負担額も大きくなっていきます。
自分が手厚く備えたいポイントを、「短期入院」「がん治療」「女性疾病」などいくつかに絞って、優先順位をつけて付加する特約を選ぶことが大切です。保険料をできるだけ抑えたい場合は、シンプルなプランで最低限の保障を確保することを優先するのも良いでしょう。
特約の取捨選択
医療保険にはさまざまな特約を付加できるので、「どれを付けたらよいのか分からない」と悩む人も多いでしょう。
多くの人が付加している特約として、短期入院に備える「入院一時金特約」や、先進医療の技術料を賄う「先進医療特約」が挙げられます。
入院一時金特約は、入院日数にかかわらず1回の入院でまとまったお金を受け取ることができるため、短期の入院であっても保障を確保できます。
また先進医療特約は、毎月の保険料が数十円~百円前後で付加できる比較的お手頃な特約です。
いざというときは先進医療にかかった技術料を実費で保障してくれるので、治療の選択肢を幅広く持っておきたい人にはおすすめです。
基本的に、医療保険はあとから特約を付加できないと定めている保険会社が多いため、加入時にどの特約が必要か考えておく必要があります。
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医療保険の見直しタイミング
医療保険は、定期的に見直すことで保障内容を最新のものにできたり、保険料を抑えられることがあります。
加入してから3~5年ごとに見直すことを意識しましょう。また、ライフステージが変わったときも、保険を見直すべきタイミングです。
例えば、子育て中の家庭では比較的手厚い保障が必要ですが、子どもの独立後には保障を削減して保険料を軽減することも選択肢のひとつになるでしょう。
また、年齢を重ねるほど保険料が高くなる傾向があるため、早めの契約や乗り換えを検討することも効果的です。
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複数の保険会社を比較する
医療保険を選ぶ時には、複数の保険会社で比較することも大切なポイントです。
多くの保険会社が医療保険を販売しており、保障内容も似通っているように思えるかもしれません。
しかし、同じような保障でも保険会社ごとに毎月の保険料は異なります。
比較してみることで、保険料を抑えられるものが見つかる可能性があります。
インターネット上で複数の医療保険の保険料を比べることもできます。まずは見積もりから始めてみましょう。
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医療保険に関するよくある質問
ここからは、保険のプロが医療保険に関するよくある質問にわかりやすく回答していきます。
Q.帝王切開や吸引分娩は医療保険の対象?給付金はいくらおりる?
A.帝王切開や吸引分娩などの「異常分娩」に該当すると、医療保険で給付金を受け取れる可能性があります。
医療保険では通常の分娩は保障対象外となりますが、異常分娩の場合は基本的に保障対象です。
帝王切開や吸引分娩によって異常分娩となった場合、加入している医療保険で給付金を受け取れる可能性があります。
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Q.交通事故の場合、医療保険は使える?
A.交通事故で入院、手術をした場合医療保険の保障対象となります。
医療保険は基本的に入院・手術の原因は問われません。
そのため、交通事故で入院や手術が必要になった場合、医療保険で給付金を受け取れる可能性があります。
ただし、飲酒運転など違法行為が原因で事故を起こした場合は、例外的に保障の対象外となります。
Q.医療保険は何歳まで入れる?老後の保険料は高い?
A.80歳または85歳まで加入できる医療保険が一般的です。加入時の年齢によって保険料が高くなる場合もあります。
保険会社によって規定は異なりますが、一般的に医療保険は80歳や85歳まで加入できることが多くなっています。
インターネット上で契約する場合は別途年齢制限が設けられている場合もあるため、加入前に確認しましょう。
また保険料に関しては、加入時の年齢が高くなるほど保険料は高くなる傾向にあります。
まずは年齢と性別で保険料の見積もりをしてみましょう。
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Q.医療保険は複数入っても良い?
A.問題ありません。ただし、自分の必要以上の保障にならないよう注意しましょう。
医療保険は複数加入することも可能です。ただし、合計での保障額が一定を超えると、新たに保険加入しようとしても断られてしまう場合があります。
保険会社間では契約情報の共有がされているため、審査時には他社の加入状況も参照されます。
自分にとって必要以上の保障を持つことは保険料の余計な負担にもつながるため、あくまでも必要な保障を効率的に確保することを意識しましょう。
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Q.人気のある医療保険は?
A.ほけんのコスパ人気ランキングを参考にしてみてください。
医療保険を選ぶ際、ほかの人はどんな保険を選んでいるのか、人気の商品はどれなのか気になる人も多いでしょう。
ほけんのコスパでは、契約者数や保険会社サイトの閲覧数等をもとに、毎月人気ランキングを更新しています。ぜひ保険選びの参考にしてください。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2025年12月1日―2025年12月31日)
まとめ
今回は、医療保険の平均保険料や、医療保険の賢い選び方について解説してきました。
保険料は毎月の固定費になるため、できるだけ抑えたいと考える人も多いでしょう。
複数の保険会社で比較することで、保険料を抑えられる商品が見つかることがあります。
まずはほけんのコスパで一括見積もりをしてみましょう。
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