メニエール病だと保険に入れない?加入条件や告知ポイント、入れない場合の対処法を解説

メニエール病だと保険に入れない?加入条件や告知ポイント、入れない場合の対処法を解説

(最終更新日:)

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橋本 優理

監修者:

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高橋 明香

「メニエール病だと保険に入れない」と諦めていませんか?

めまいや耳鳴りなどの症状は日常生活への影響も大きく、将来の健康不安に備えたいと感じる人も多いでしょう。

メニエール病を抱えていたり、過去に罹患歴があっても、保険に加入できる可能性はあります。

メニエール病でも保険に加入できる条件や、万が一保険加入を断られてしまった際の代替案を紹介します。

保険加入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • 完治していれば医療保険でも無条件で加入できる可能性がある

  • 治療中でも診断から一定期間経過していれば、通常の医療保険へ加入できるケースも

  • 特別条件が付いたり加入を断られた場合は、引受基準緩和型保険がおすすめ

目次

  1. 1.メニエール病でも生命保険・医療保険に加入できる?

    1. 1-1.医療保険の場合│完治していれば加入しやすいが治療中でも可能性あり

    2. 1-2.死亡保険の場合|治療中でも加入できる可能性が高い

    3. 1-3.がん・三大疾病保険の場合|治療中でも加入できる可能性が高い

    4. 1-4.就業不能保険の場合|治療中は加入を断られるケースも

  2. 2.メニエール病でも保険に加入しやすいケース

    1. 2-1.すでに完治している

    2. 2-2.治療開始から1年以上経過している

    3. 2-3.20歳以上である

  3. 3.治療中や投薬中でも「条件付き」で加入できる場合も

  4. 4.メニエール病が保険の診査に通りにくいと言われる理由

    1. 4-1.めまい発作によるケガや事故のリスク

    2. 4-2.症状が長引きやすく再発の可能性が高い

  5. 5.メニエール病で保険に加入する際の「告知」のポイント

    1. 5-1.正確に伝えるべき5つの項目

    2. 5-2.疑いがある段階でも医療機関を受診していれば告知は必須

  6. 6.一般の保険で条件が付いた・加入を断られた場合の対策

    1. 6-1.対策①:部位不担保などの特別条件を承諾して加入する

    2. 6-2.対策②:引受基準緩和型保険を検討する

    3. 6-3.対策③:無選択型保険を検討する

  7. 7.持病があっても安心!自分に合った保険の選び方

    1. 7-1.複数の緩和型保険の告知項目を確認する

    2. 7-2.シミュレーションで無理のない保険料か確認しよう

  8. 8.まとめ:メニエール病でも入れる保険はある!まずは現状の把握を

メニエール病でも生命保険・医療保険に加入できる?

メニエール病を患っていても、保険の種類や健康状態によっては加入できる可能性があります。

検討する保険種類によっても加入条件は異なるため、まずは商品ごとの目安を詳しく解説します。

医療保険の場合│完治していれば加入しやすいが治療中でも可能性あり

医療保険は、病気やケガによる入院・手術をカバーする保険です。

メニエール病が既に完治しており、最終の通院から一定期間が経過している場合は、一般の医療保険に無条件で加入できる可能性が高いでしょう。

一方、治療中や投薬中の状態であっても、症状が安定していれば、耳や特定の部位に対する保障を一定期間対象外とする条件付きで加入できるケースがあります。

保険会社によっては、診断から一定期間経過していれば、治療中でも無条件で加入できることもあります。

女性コンシェルジュ

まずは自身の健康状態を正しく告知し、保険会社の判断を待つと良いでしょう。

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死亡保険の場合|治療中でも加入できる可能性が高い

死亡保険は、被保険者が亡くなった場合に、のこされた家族へ保険金が支払われる保険です。

メニエール病は直接的に命に関わる病気ではないため、死亡保険の契約の引き受け判断においては医療保険ほど厳しい基準は設けられていません。

治療中や投薬中の状態であっても、一般の死亡保険に加入できる可能性は十分にあります。

ただし、診断から間もない場合は、一部の保険会社で「保険金削減」などの条件がつくケースもあります。

女性コンシェルジュ

条件が付いてしまったら、他社で無条件加入ができる可能性がないか、調べることをおすすめします。

がん・三大疾病保険の場合|治療中でも加入できる可能性が高い

がん保険や三大疾病保険は、特定の病気を手厚く保障するための保険です。

メニエール病は、がんや心疾患、脳血管疾患といった三大疾病とは直接的な因果関係がないため、審査に大きく影響を与えることは基本的にありません。

メニエール病の治療中であっても、がん保険や三大疾病保険には問題なく加入できるケースが一般的です。

女性コンシェルジュ

現在加入している保険の上乗せ等で検討している人は、メニエール病があるからといって諦める必要はないでしょう。

就業不能保険の場合|治療中は加入を断られるケースも

就業不能保険は、病気やケガで長期間働けなくなった場合の収入減少をまかなう保険です。

メニエール病は、激しいめまいや耳鳴りによって仕事に支障をきたすリスクがあるため、就業不能保険の審査は厳しくなる傾向にあります。

現在治療中である場合や、過去に休職の経験がある場合、保険会社から加入を断られるケースも珍しくありません。

加入できたとしても、メニエール病の悪化は保障対象外となるなど、条件が付く可能性が考えられます。

女性コンシェルジュ

ただし、保険会社によって基準は異なるため、加入を断られた場合は別の保険会社で再度検討するのも方法のひとつです。

メニエール病でも保険に加入しやすいケース

メニエール病の治療を受けていたり、過去に罹患歴があっても、状況によっては保険の審査に通りやすいこともあります。

代表的なケースについて解説します。

すでに完治している

メニエール病が既に完治しており、医師から治療終了の診断を受けている場合は、比較的保険に加入しやすくなります。

通院や投薬が完全に終了してから一定期間(一般的には1年〜3年程度)が経過していると、再発のリスクは低いとみなされます。

完治から経過した期間が長いほど、一般の保険に無条件で加入できる可能性は高くなり、5年を経過すると告知自体不要になることが一般的です。

女性コンシェルジュ

すでに完治している人は、最後の通院時期を確認し、告知の際に正しく申告しましょう。

治療開始から1年以上経過している

メニエール病の診断を受け、治療を開始してから1年以上が経過し、症状が安定している場合も保険加入の際は比較的有利になります。

保険会社は、治療開始直後の不安定な時期よりも、通院や投薬によって症状が適切にコントロールされている状態を評価します。

通院頻度が減少し、日常生活に大きな支障がない状態であれば、無条件で医療保険に加入できるケースもあります。

女性コンシェルジュ

治療の経過や現在の状況を可能な限り詳細に申告することが、大切なポイントです。

20歳以上である

メニエール病は50代~60代の女性に多い病気ですが、若い人でも罹患することもあります。

若年者でメニエール病を発症している場合(若年性メニエール病)、リスクが高いと判断し、保険加入を断る保険会社もあります。

女性コンシェルジュ

反対に、成人して年齢を重ねていれば、治療中でも条件付き等で加入できるケースは珍しくありません。

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Q1

入院時の費用は?

参考:

治療中や投薬中でも「条件付き」で加入できる場合も

保険会社によっては、メニエール病の治療中でも、内耳等を一定期間保障対象外にすることで加入を認めている場合があります。

持病の悪化に備えたい場合はニーズ通りではありませんが、その他の病気やケガに備えておきたい人には条件付きの加入が視野に入るでしょう。

条件が付くか付かないか、どのような条件になるかは保険会社によって違います。

まずは申込手続きをしてみて、保険会社の判断を待つのが良いでしょう。

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メニエール病が保険の診査に通りにくいと言われる理由

メニエール病は命に関わる病気ではないものの、保険の診査において慎重に扱われる傾向があります。

メニエール病特有のリスクと審査への影響を解説します。

めまい発作によるケガや事故のリスク

メニエール病の代表的な症状である突発的なめまい発作は、転倒による骨折や交通事故などの二次的なケガを引き起こすリスクがあります。

保険会社は、メニエール病そのものの治療費だけでなく、めまい発作に起因する予期せぬケガによる入院や手術の給付金支払いリスクを考慮します。

女性コンシェルジュ

ケガの発生確率が高いとみなされるため、特に医療保険の診査において、メニエール病の既往歴は不利に働く要素となります。

症状が長引きやすく再発の可能性が高い

メニエール病は慢性化しやすく、一度症状が落ち着いてもストレスや疲労などをきっかけに再発を繰り返す特徴があります。

保険会社は、長期にわたる通院や入退院の繰り返しによって、給付金の支払いが増加するリスクを懸念します。

完治の判断が難しく、将来にわたる健康状態の予測が立てにくいため、保険契約の引き受け判断において慎重な姿勢をとらざるを得ず、加入のハードルが上がる要因となっています。

女性コンシェルジュ

とはいえ、最近ではメニエール病の診査基準は緩和される傾向にあり、治療中でも条件付きや、場合によっては無条件で加入できるケースが増えています。

メニエール病で保険に加入する際の「告知」のポイント

医療保険や死亡保険などの生命保険に加入する際は、健康状態を申告する「告知」が必要になります。

メニエール病を抱えている人が告知する際に注意すべきポイントを解説します。

正確に伝えるべき5つの項目

メニエール病を告知する際は、保険会社が正しい判断をできるよう、以下の5つを正確に申告することを意識しましょう。

  • 初診時期と正式な診断名:いつメニエール病と診断されたか
  • 現在の症状と通院頻度:めまいの頻度や、月に何回通院しているか
  • 治療内容と服薬状況:現在服用している薬の名前や量
  • 入院・手術の有無:過去にメニエール病で入院や手術をした経験があるか
  • 完治または最終通院日:既に完治している場合、最後に医師の診察を受けた時期
女性コンシェルジュ

治療歴が長く、初診時期が正確にわからない場合は、医師に聞くかお薬手帳などを使って確認しておきましょう。

疑いがある段階でも医療機関を受診していれば告知は必須

正式にメニエール病という診断が下りていなくても、めまいや耳鳴りなどの症状で医療機関を受診し、検査や投薬を受けている場合は告知の義務が生じます。

女性コンシェルジュ

自己判断で告知を怠ると告知義務違反となり、契約解除や給付金が受け取れない事態に発展する恐れがあるため、注意が必要です。

参考)一般的な医療保険の告知項目

保険会社によって告知の際に問われる項目は異なりますが、一般的な内容は次のとおりです。

 主に、過去5年以内の連続した通院歴や、入院・手術歴、直近3カ月以内の通院歴、健康診断結果等を問われます。

メニエール病の疑いで直近に診察を受けている場合、「最近3カ月以内に医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか」の項目に該当する可能性があります。

女性コンシェルジュ

ひとつひとつの項目を確認し、該当する箇所がないかを慎重に判断しながら告知を進めることが大切です。

一般の保険で条件が付いた・加入を断られた場合の対策

一般の医療保険の審査に落ちてしまったり、厳しい条件が付いたりした場合でも、保険への加入を諦める必要はありません。

3つの具体的な対策を解説します。

対策①:部位不担保などの特別条件を承諾して加入する

通常の保険の審査結果で、「耳や鼻の病気による入院や手術は保障対象外とする」といった部位不担保の条件が提示されることがあります。

部位不担保の期間は、数年間から保険期間中ずっと(全期間)までさまざまです。

条件が適用される期間が比較的短い場合、条件を承諾して通常の保険に加入するのも選択肢のひとつになるでしょう。

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一方で、条件期間が長かったり、持病の悪化を必ず保障したい場合は、次にご紹介する「緩和型保険」が選択肢となります。

対策②:引受基準緩和型保険を検討する

引受基準緩和型保険は、持病や過去の病歴がある人でも加入しやすいよう、健康状態の告知項目を通常よりも少なく、緩やかに設定している保険です。

「はい」「いいえ」で答えられる2~3個程度の告知が用意されています。

主に、「過去1~2年以内に入院・手術歴があるか」「現在入院や手術、検査等をすすめられているか」といった内容で、すべてに該当しなければ申込が可能です。

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加入しやすい分、一般の保険よりも保険料は割高に設定されていますが、メニエール病の治療中であっても加入できる可能性が高く、持病の悪化による入院も保障される点がメリットです。

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対策③:無選択型保険を検討する

無選択型保険は、健康状態の告知や医師の診査(健康状態の確認)が必要ない保険です。

引受基準緩和型保険の加入も断られた場合の、最終手段となります。

年齢などの基本条件を満たせば加入できますが、引受基準緩和型保険よりもさらに保険料が割高になります。

また、加入後一定期間は病気による入院が保障されない「免責期間」が設けられていることが多く、通常の保険や緩和型保険よりも保障が制限される点がデメリットです。

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あくまでも、他の選択肢がない場合の最終手段として検討しましょう。

持病があっても安心!自分に合った保険の選び方

メニエール病を抱える人が保険を選ぶ際は、告知内容や保険料の負担を考慮して慎重に比較検討することが大切です。

ここからは、自分に合った保険選びのポイントを紹介します。

複数の緩和型保険の告知項目を確認する

持病の悪化に備えたい場合は、特別条件等が付かない「緩和型保険」がおすすめです。

緩和型保険を検討する際は、必ず複数の保険会社の告知項目を確認しましょう。

保険会社によって、「過去1年以内の入院歴」を問うか、「過去2年以内の入院歴」を問うかなどの細かい違いがあります。

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持病を抱えている人は、どの保険会社の商品であれば告知に該当しないか、複数社で確認すると良いでしょう。

参考)一般的な緩和型医療保険の告知項目

保険会社によって告知項目は異なりますが、一般的な内容は次のとおりです。

 すべての項目に「いいえ」と回答できれば、申込が可能です。

中には、過去5年以内の健康状態について問わない保険商品もあります。

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自身の治療歴を整理し、加入できる商品を探してみましょう。

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シミュレーションで無理のない保険料か確認しよう

持病がある人向けの保険は、一般の保険と比べて保険料が割高に設定されています。

将来の健康不安に備えることは大切ですが、保険料の支払いが家計を圧迫しては本末転倒です。

保険会社の公式サイトや比較サイトのシミュレーション機能を活用し、毎月の保険料が無理なく支払い続けられる金額かを確認することが大切です。

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1社1社の見積もりを自分で取るのは時間を要するため、保険比較サイトの一括見積もり機能を利用することをおすすめします。年齢と性別を入力するだけで、簡単に各社の保険料目安を知ることができます。

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まとめ:メニエール病でも入れる保険はある!まずは現状の把握を

メニエール病を抱えていても、保険加入を諦める必要はありません。

次の点を再確認しましょう。

  • 完治後や治療開始から1年以上経過していれば加入の可能性が高まる
  • 死亡保険やがん保険は医療保険よりも審査に通りやすい
  • 審査に落ちた場合は引受基準緩和型保険などが選択肢になる

最適な保険を選ぶには、現在の健康状態を正確に把握し、複数の商品を比較することが大切です。

ほけんのコスパでは、持病がある方でも加入しやすい医療保険を複数掲載しています。

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監修者 ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者

高橋 明香

みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

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執筆者 保険ライター/2級FP技能士

橋本 優理

大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。経済メディア「LIMO」で300記事以上を執筆。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。

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