ネット保険と対面販売の違いとは?メリット・デメリットと選び方を保険のプロが徹底比較

ネット保険と対面販売の違いとは?メリット・デメリットと選び方を保険のプロが徹底比較

(最終更新日:

執筆者:

橋本 優理

監修者:

高橋 明香

保険選びをする際、「ネット保険のほうが安い?」「ネットで加入したら万一の時のサポートは受けられる?」と不安に思う人もいるでしょう。

本記事では、ネット保険と対面販売の違いについて、保険料の仕組みやサポート体制、メリット・デメリットを保険のプロが解説します。

保険選びで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • ネット保険は保険料を抑えやすく忙しい人でも時間や場所を選ばず手続きできる点がメリット

  • 対面保険は担当者に相談しながらプランをきめられ、アフターフォローを受けられる点がメリット

  • それぞれのメリットとデメリットを比べたうえで自分に合った方法で保険選びをすることが大切

ネット保険と対面販売の3つの決定的な違い

ネット保険と対面販売は、保険料の算出構造手続きやサポートのプロセス取り扱う保険商品の特徴の3点で、主な違いがあります。

比較項目ネット保険対面販売
保険料の安さ

◎ 安い傾向

店舗維持費や人件費が削減されるため

△ 割高な傾向

店舗維持費や担当者の人件費が含まれるため

サポート・手続き

△ 全て自分で行う

ネットやコールセンターを活用し、自分で手続きを進める

◎ 担当者が手厚くサポート

ライフプランの提案から加入後の見直し、給付金請求時のサポートまで受けられる

商品のカスタマイズ性

〇 シンプル

わかりやすいシンプルな商品が主流

医療保険・がん保険・死亡保険など目的別に商品を選びやすい

〇 柔軟に組み合わせ可能

ひとつの契約に複数の目的に合わせたパッケージプランが主流

日本社の商品の場合更新型が多い

では、それぞれの違いについて詳しく解説します。

1. 保険料の安さ(仕組みの違い)

保険料は、将来の保険金支払いに充てる純保険料と、保険会社が事業を維持するための付加保険料で構成されています。

対面販売の場合、店舗の維持費や販売担当者の人件費が付加保険料に含まれます。

一方、ネット保険はインターネット経由で契約が完結するため、店舗の運営費や販売担当者の人件費などの経費が削減されます。

削減された経費は付加保険料の引き下げに反映されるため、ネット保険は対面販売よりも保険料が安くなる場合があります。

特に日本社のパッケージプランと比較すると、ネットで自分に合ったプランを選んで契約する方が保険料を抑えやすくなります。

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保険料の負担を減らしたい人は、同じ保障内容で複数のネット保険の保険料を見積もり、対面販売の商品と比較検討すると良いでしょう。

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【独自調査】ネット保険加入者と対面販売加入者の保険料の違い

ほけんのコスパが独自に行った調査によると、インターネットで加入した人の約70%が毎月の保険料が4000円未満と回答しているのに対し、生命保険会社の営業職員から加入した人は25.3%にとどまっています。

女性コンシェルジュ

ネット保険は、商品自体の保険料を抑えやすいことに加え、自分自身で必要な保障だけを取捨選択するため、その分毎月の保険料も安くなる傾向にあるようです。

(参考:医療保険の保険料、みんなはいくら払っている?月額保険料を徹底調査!|ほけんのコスパ)

当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年4月1日―2026年4月30日)

2. 相談や手続きの手間・サポート体制

対面販売では、担当者が対面で相談に応じ、ライフプランに基づいた保障内容の提案から申込手続きのサポートまで行います。

一方、ネット保険は対面での担当者がつかないため、自身でインターネット上の情報やシミュレーションツールを活用して保障内容を決め、申込手続きを進める必要があります。

また給付金請求時も、対面販売であれば担当者に連絡してサポートを受けられる場合がありますが、ネット保険の場合は自身でコールセンターに連絡し、必要書類を準備して郵送するなどの手続きを行います。

充実したサポートが必要な場合は対面販売を、自身で情報収集と手続きを進められる場合はネット保険を選択するのがおすすめです。

ただし、対面販売の場合も担当者の異動や退職等で、思ったようなサポートを受けられず不満に感じるケースもゼロではありません。

3. 選べる保険商品の種類とカスタマイズ性

ネット保険と対面販売では、取り扱う保険商品の設計に違いがあります。

ネット保険は、保険の専門知識がない人でもインターネット上で理解しやすく、スムーズに手続きができるよう、保障内容がシンプルで分かりやすいものが多くなっています。

また「医療保険」「がん保険」「死亡保険」など、目的に合わせてそれぞれの商品が選べるようになっており、自分にとって必要な保険だけを組み合わせることができる自由さがあります。

更新型だけでなく保険料が一生涯変わらない終身型も多く販売されているため、自分のライフプランに合わせて商品を選びやすいのが特徴です。

一方対面販売は、担当者から複数の特約を組み合わせたプランを提案されることが一般的です。

日本社の場合、死亡保障や医療保障をひとつの契約で組み合わせるものが多く、更新型になっていることがほとんどです。

女性コンシェルジュ

どちらにもメリットとデメリットはありますが、自身で自由に保障を組み合わせたい場合はネット保険パッケージプランで幅広いリスクに備えておきたい場合は対面販売が適していると言えるでしょう。

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Q1

入院時の費用は?

参考:

ネット保険(通販型)のメリット・デメリット

ネット保険は、パソコンやスマートフォンを利用してインターネット上で契約手続きを完結できる点が魅力です。

一方で、ネット保険特有のデメリットも存在します。

ここからは、ネット保険のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

ネット保険のメリット(いつでも申し込める、手頃な保険料など)

ネット保険の主なメリットは、時間や場所に関係なくいつでも申込できる点です。

インターネット環境があれば24時間365日いつでも保険商品の比較検討から申込手続きまでを行うことができます。

店舗に足を運ぶ時間や、担当者と面談の予定を調整する手間がかかりません。

また事業運営にかかる経費が削減されているため、保険料を抑えやすい点も魅力です。

自身に必要な保険商品だけを組み合わせてプランを組めば、さらに保険料を抑えることも可能です。

女性コンシェルジュ

仕事や家事で忙しく、空き時間を活用して保険を選びたい人や、保険料を少しでも節約したい人は、ネット保険が適しているでしょう。

ネット保険のデメリット(自分で決める必要がある、担当者がつかないなど)

ネット保険のデメリットは、保険商品の選定から給付金の請求まで、すべての手続きを自分ひとりで行う必要があることです。

選任の担当者が付かないため、保険選びや加入後の見直しについても、自分で判断しなければなりません。

病気やケガで給付金請求をする際も、自身でコールセンターに連絡するかWEBサイトから手続きを行います。

保険選びを自分ひとりでする自信が無い場合、ネット保険はハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

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保険選びに迷ったときは、無料の保険相談窓口保険比較サイトの診断ツールなどを活用すると良いでしょう。

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対面販売(窓口・訪問)のメリット・デメリット

対面販売は、保険会社の営業職員や乗合代理店の担当者などに直接相談しながら保険に加入する方法です。

対面販売特有のメリットとデメリットについて解説します。

対面販売のメリット(プロに相談できる、手続きを任せられるなど)

対面販売の最大のメリットは、専門的な知識を持つ担当者から直接アドバイスを受けられることです。

家族構成、収入、将来のライフプランなどの情報をもとに、顧客一人ひとりに最適な保障内容を提案してもらうことができます。

また、加入時の手続きや給付金請求についても担当者のサポートを受けられるメリットがあります。

結婚や住宅購入などのライフイベントで必要な保障額が大きく変動する際にも、担当者に相談しながら保険の見直しを行うことができます。

自分にとって必要な保障が分からない人や、契約後のフォローを重要視する人には、対面販売の保険が適しているでしょう。

とはいえ、中には「担当者に勧められたプランではなく自分で選んで決めたい」と感じる人もいます。

女性コンシェルジュ

対面販売とネット保険のメリットを知ったうえで、自分に合った保険選びの方法を選ぶことが大切です。

対面販売のデメリット(時間がかかる、断りにくい場合があるなど)

対面販売のデメリットは、相談から契約までに時間と手間がかかることと、担当者とのコミュニケーションで心理的な負担が生じる場合があることです。

店舗への来店や訪問のための日程調整が必要であり、1回の相談に1時間から2時間程度の時間を要することも少なくありません。

担当者から提案を受けた際、自身の希望に合わない商品であっても対面であるがゆえに断りにくいと感じるケースもあるでしょう。

特定の保険会社に所属する営業職員の場合、自社の商品のみを提案されるため、他社商品との比較が十分に行えない点もデメリットと言えます。

女性コンシェルジュ

対面販売で複数の商品を客観的に比較したい場合は、複数の保険会社の商品を取り扱う乗合代理店で相談するか、ネットの保険比較サイトを利用するのがおすすめです。

【診断】ネット保険と対面販売、自分にはどちらがおすすめか

保険に対する知識や保険選びにかけられる時間、考え方や性格によって、適切な加入経路は異なります。

自分にとってネット保険と対面販売のどちらが向いているのか、判断するポイントをご紹介します。

ネット保険が向いている人の特徴

ネット保険は、自分で主体的に情報収集を行い、保険商品を比較検討できる人に向いています。

「自分で納得して商品を選びたい」「勧められたまま保険に加入するのは抵抗がある」人は、ネット保険で自分が納得できるものを選ぶのがおすすめです。

保険を選ぶ際は、自分にとってどのくらいの保障が必要なのか、保険期間はいつまでが良いかを判断する必要があります。

ライフプランや公的制度をふまえて自分自身で保障内容を決められるのであれば、ネット保険でも問題ないでしょう。

また、日中の仕事などが忙しく店舗の営業時間に相談に行く時間を確保することが難しい人にも、ネット保険は適しています。

女性コンシェルジュ

掛け捨ての死亡保険や医療保険などで毎月の保険料を抑えたい場合、複数社のネット保険の見積もりを取ってみましょう。

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対面販売が向いている人の特徴

対面販売は、「自分ひとりではどんな保険を選べばよいか分からない」「専門家に相談しながら決めたい」人に適しています。

必要保障額の算出や、のこされた家族のための資金計画を専門家と一緒に立てたい人は、対面販売を利用しましょう。

また、いざというときの給付金請求手続きや、加入後の見直しでサポートを受けたい人にとっても対面販売はメリットがあります。

ネット保険と対面販売に関するよくある質問

ここからは、ネット保険と対面販売に関するよくある質問に、保険のプロが分かりやすく回答します。

Q. ネット保険は給付金を請求するときの手続きが面倒ですか

A. 近年請求手続きは簡素化される傾向にあり、必ずしも面倒とは言えません。

多くの保険会社では、ウェブサイトのマイページや専用アプリから請求手続きができるようになっています。

また入院日数や病気の種類によっては、医師の診断書ではなく領収書などの画像アップロードで手続きが完結するケースも増えています。

手続きでわからないことがあれば、コールセンターやチャットサポートを通じて質問することも可能です。

ただし、日本社の対面販売のように担当者が自宅に書類を持参して記入をサポートしてくれるわけではないため、自身で手続きを進める必要はあります。

Q. ネット保険と対面販売の保険を複数組み合わせて加入してもよいですか

A. 全く問題ありません。

例えば、ネット加入した保険の保障を手厚くするため、対面販売の保険を利用することも可能です。

女性コンシェルジュ

ただし保障の重複や給付金の請求漏れを防ぐために、加入中の保険の証券を一緒に管理し、ライフステージが変われば見直しを検討することが大切です。

Q. 無料の保険相談窓口で話だけ聞いて、あとからネットで加入してもよいですか

A. 無料の保険相談窓口でアドバイスを受けたあと、自身でネット保険に加入することは可能です。

ただし、ネット保険会社の商品と対面販売専用の商品では、付加できる特約や保障の細かい条件が異なる場合があります

女性コンシェルジュ

必ずしも提案を受けたプランと全く同じものにネットで加入できるわけではないため、注意が必要です。

まとめ

ネット保険と対面販売には、それぞれメリットとデメリットがあります。

保険料を抑え自身のペースで選びたい場合はネット保険、専門家のアドバイスを受けながら安心のサポート体制を重視する場合は対面販売が適しています。

両者のメリットとデメリットを正しく理解し、個人の状況に合わせて最適な加入経路を選択し、納得のいく保険選びをしましょう。

当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年4月1日―2026年4月30日)

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監修者 ファイナンシャルアドバイザー/CFP®認定者

高橋 明香

みずほ証券(入社は和光証券)では、20年以上にわたり国内外株、債券、投資信託、保険の販売を通じ、個人・法人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。2021年に株式会社モニクルフィナンシャル(旧:株式会社OneMile Partners)に入社し、現在は資産運用に役立つコンテンツの発信に注力。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。

執筆者 保険ライター/2級FP技能士

橋本 優理

大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。経済メディア「LIMO」で300記事以上を執筆。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。

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