40代女性の中には、「保険を見直したほうが良い?」「今の保険料って適正?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
40代は女性疾病やがんのリスクが高まる年代です。
突然の医療費負担をまかなえる保障内容になっているか、改めて確認が必要です。
また、40代はライフステージの変化を迎えて何かと支出が増えることも多く、できるだけ保険料を節約したいと思っている人もいるでしょう。
今回は、40代の平均保険料や保険加入率を確認しながら、40代女性にとってベストな保険の見直し方法を紹介します。
この記事を読んでわかること
40代女性の平均保険料は月額1万5500円
医療保険やがん保険の加入率が比較的高い
保険料を抑えて保障を確保したい場合、掛け捨てタイプの保険を上手に活用しましょう
目次
40代の女性は生命保険料を毎月いくら払っている?
同世代の女性がどれくらいの保険料を支払っているか、保険の見直しを考えるときには気になるポイントです。
2022年の生命保険文化センターの調査によると、40代女性の平均保険料は年間18万6000円、1カ月では1万5500円となっています。
女性の場合は、40代以降に女性疾病やがんのリスクが高まることから、保険で備えておく人も多く、平均支払保険料は40代・50代で高くなる傾向にあります。
この金額は、医療保険やがん保険、死亡保険など生命保険全般に対して支払っている保険料の平均です。
保険を見直すときは、保険料の合計が継続可能な範囲になっているか確認しましょう。
適正な保険料は年収や家族構成によっても異なりますが、ひとつの目安として参考にしてください。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2025年6月1日-2025年6月30日)
40代女性の多くが医療保険に加入している理由
同じ生命保険文化センターの調査では、40代女性で医療保障を生命保険で準備している人の割合は76.2%と、非常に高くなっています。
理由として、40代ごろから健康への不安を感じる人が増えることや、家族環境の変化などから医療費の負担に備えておきたいと考える人が多いことが挙げられます。
特に女性は男性と異なり、比較的若いうちからがんの罹患リスクが高くなる傾向があります。
いざというときの入院や手術に備えるため、医療保険で備えておく人が多いと考えられます。
医療保険は、病気やケガに幅広く備えることができるため、基本の保障として加入しておくことをおすすめします。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
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40代女性の生命保険の加入率
「日本人は保険好き」と耳にしたことがあるかもしれません。
実際に日本人の生命保険加入率は高く、40代女性の場合86.3%となっています。
生命保険の加入率は男女ともに40代~60代で特に高い傾向にあり、ほとんどの人が保険で備えを用意していることがわかります。
では、40代女性の保険種類別の加入率について見ていきましょう。
(参考:2024(令和6)年度 生命保険に関する全国実態調査|生命保険文化センター)
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がん保険の加入率
40代女性のがん保険・がん特約加入率は、50.6%と約半数を超えています。
同年代の男性と比べて加入率が高い傾向にあり、がん保険への関心の高さがうかがえます。
また、男女で加入率が高い年代にも差があり、女性の場合は30代の比較的若い世代から加入率が高いことが特徴です。
女性は、30代後半から徐々に乳がんや子宮がんのリスクが高くなるとされています。
特に子宮頸がんは若い女性に多く、30代~40代がピークです。
一度がんに罹患してしまうと、その後保険に入ること自体が困難になるため、注意が必要です。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
(参考:全国がん登録罹患データ 子宮頸部|国立がん研究センター)
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特定疾病保険の加入率
特定疾病保障保険とは、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)や、生活習慣病に備えるための保険です。
40代女性の特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率は40.4%です。
女性で最も加入率が高いのが40代となっており、特定疾病への備えを重視している人が一定数いることがわかります。
がんだけでなく、三大疾病などの大きな病気に備えておきたい人は、特定疾病保障保険の検討がおすすめです。
特に、家族や親戚に三大疾病に罹患した人がいると、自分も備えておいた方が良いのかと不安になるかもしれません。
特定疾病保障保険にはがん保障も含まれるため、別途がん保険に加入する必要性はそれほどありません。
保障の重複に気を付けながら、必要な保険を選びましょう。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
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死亡保険の加入率
生命保険で死亡保障を準備している人の割合は、40代の女性で68.2%となっています。
40代になると、子どもの教育費が必要になったり、マイホームを購入して住宅ローンを抱えている人もいるでしょう。
万が一の際にのこされた家族が経済的に困らないよう、死亡保障を検討する人も多くなる年代です。
特に最近では共働きの夫婦が増えており、夫だけでなく妻も死亡保険に加入するケースも少なくありません。
また、家族構成に係わらず、自身の葬儀費用だけでも準備しておきたいと考える人もいるでしょう。
自分に万が一のことがあったとき、経済的に困る家族がいる人は、死亡保険を検討しておきましょう。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
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就業不能保険の加入率
就業不能保険とは、病気やケガで働けなくなったときの収入減少に備える保険です。
40代女性の加入率は7.9%と、他の保険種類と比べると低いことがわかります。
要因として、就業不能保険は比較的新しく誕生した保険で、医療保険やがん保険ほどの知名度が低いことが挙げられます。
しかし、女性の社会進出が進み、共働き世帯や独身で働く女性が増えている現在、就業不能保険の必要性は高まっているといえます。
特に40代は働き盛りの年代です。
長期間働けなくなることのリスクについても、一度検討しておくと良いでしょう。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
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介護保険の加入率
介護保険とは、要介護状態になったときの介護費用に備える保険です。
就業不能保険は現役世代のリスクをカバーすることを目的としているのに対し、介護保険は主に老後の介護リスクに備えるためのものです。
生命保険で介護保障を用意している40代女性の割合は、29%となっています。
女性で最も加入率が高い年齢は60代で、老後が近づくにつれてリスクを感じる人が増えることがわかります。
40代以降は両親の介護の問題に直面し、自分自身の介護についても考える機会が増えるかもしれません。
老後を迎えるまでに十分な資産形成ができていれば、敢えて民間の生命保険で介護保障を用意する必要性は低いでしょう。
そのため、40代のうちから老後に向けて計画的に貯蓄をしていくことが大切になります。
一方、介護費用もふまえた額を準備するのは難しい人もいるでしょう。
個人の経済状況に合わせて、必要であれば介護保険の加入も検討しましょう。
(参考:2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
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賢く保険料を節約!保険の見直し3ステップ
ここからは、保険料を抑えて必要な保障を確保するための、保険の見直し3ステップをご紹介します。
STEP①現在の保障内容と保険料を確認する
まずは現在加入している保険を整理し、保障内容を把握しましょう。
保障範囲が十分か、過剰になっていないか、そして毎月の保険料が家計に負担を与えていないかをチェックします。
40代女性の平均保険料である月額1万5500円を目安に、保険料が高すぎないかを確認するのも良いでしょう。
ただし、適正な保険料は収入や家族構成によっても異なります。
保険料の合計額が手取り収入の8%以内に収まっているかどうかも、ひとつの基準にしましょう。
保障内容が重複していないか、女性疾病やがんの治療にも備えられているか、確認しておく必要があります。
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STEP②必要な保障を見直す
次に、現在のライフスタイルや将来のリスクに合った保障内容に見直しをします。
医療保険やがん保険の保障内容が古くなっていて、今の医療事情に合わないようであれば新しい保険への見直しを検討しましょう。
40代以降は、女性疾病やがんのリスクに備えておくことが大切です。
もちろん、十分な貯蓄があって医療費の支払に不安を感じないのであれば、保険で手厚く備えておく必要性は低いでしょう。
しかし、がんは治療が長引くことも多く、医療費負担の合計額が大きくなるリスクがあります。
また、公的医療保険が適用されない治療を選択すると、一度に数百万円の負担が発生するケースもあります。
がんに一度罹患すると、その後保険に加入すること自体が難しくなります。
保障の必要性については、慎重に判断しましょう。
共働きでローンを抱えていたり、子どもの教育費が必要な場合、就業不能への備えが必要かもしれません。
働けなくなって収入が減少したときのリスクを考慮し、保険で備えておくべきかを考えましょう。
参考)入院1日あたりの自己負担額
生命保険文化センターの調査によると、入院1日あたりの平均自己負担額は2万700円です。
この額には、治療費に加え、食事代や差額ベッド代などの公的医療保険が適用されない費用も含まれています。
入院1日あたりに2万円以上かかるようであれば、医療保険の日額給付金を2万円にしなければ足りないのでは?と思うかもしれません。
しかし、最近では入院日額給付金を大きくするのではなく、入院一時金と組み合わせるプランが主流となっています。
例えば、日額5000円に加えて入院一時金10万円を付加しておけば、1回の入院で必ず10万円は受け取ることができ、加えて入院日数分の日額給付も受けられます。
近年、入院日数は短期化しているため、入院一時金保障を上手に組み合わせて医療保険のプランを組むことがおすすめです。
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STEP③複数の保険会社で保険を比較する
できるだけ保険料を抑えたい場合、複数の保険会社で比較することも忘れてはいけません。
同じような保障内容でも、保険会社によって毎月の保険料は異なります。
医療保険とがん保険はA社が、死亡保障はB社が保険料が低廉というケースもあるでしょう。
保険加入後の管理を行えることが前提ですが、複数の保険会社に分けて保険に加入し、毎月の保険料を抑える方法もあります。
ほけんのコスパでは、保険種類ごとに複数の保険会社で保険料の比較が可能です。気になる方は、年齢と性別を入力して保険料をチェックしてみましょう。
あなたの年齢で女性医療保険の保険料はいくら?

40代女性が生命保険を見直すべき理由
40代は、徐々に健康不安が高まったり、ライフステージが変わって必要な保障に変化がある年代です。
ここからは、40代女性が生命保険を見直すべき理由について、保険のプロが解説していきます。
病気のリスクが上がる
女性にとって40代は、女性疾病やがんの不安が大きくなる年代です。
今加入している保険で、もしものときに十分対応ができるか確認しておくことが大切です。
特に女性特有のがんに罹患した場合、通院での抗がん剤やホルモン剤治療が長引くケースもあります。
通院治療が保障対象となっているかは、保険を見直すときのポイントになります。
新しい医療保険の中には、がんの通院治療が無制限で保障される特約や、乳房再建術が保障対象となる特約など、女性にとって嬉しい保障を用意しているものもあります。
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早めの見直しで将来への備えができる
将来のこともふまえて、早めに保険の見直しをしておくことはとても大切です。
今後、年齢を重ねて病気のリスクが高まるにつれ、新しく保険を見直したときの保険料も高くなっていきます。
また、健康診断で指摘を受けたり、持病の治療をしていると、新たに保険に入れない可能性も出てきます。
まだ先のことのように思えますが、老後も見据えて健康なうちに保障を確保しておきましょう。
いつか保険を見直そう、と思っているようであれば早めに検討を進めることをおすすめします。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2025年6月1日-2025年6月30日)
目的別で考える保障の優先順位
年齢を重ねるごとに心配事は増えていきますが、すべてのリスクに手厚く保険で備えておく必要はありません。
ここからは、目的別に優先すべき保障について考えていきましょう。
貯蓄と保障を両立したい場合
40代女性にとっては、病気やケガのリスクに備えることと同じくらい、将来に向けての貯蓄も大切です。
貯蓄と保障を両立したい場合、お祝い金付きやリターンタイプの医療保険を検討しても良いでしょう。
お祝い金タイプの医療保険は、一定期間所定の入院がなければ給付金を受け取ることができ、保険を継続するモチベーションにもつながります。
もちろん、病気やケガで入院することになれば保障を受けられるため、いざというときも安心です。
また、お祝い金タイプの医療保険の中には、がんや女性疾病に手厚く備える特約を付加できる商品もあります。
リターンタイプの医療保険は、60歳や65歳などあらかじめ定めた年齢に達したとき、それまで支払った保険料が返還される仕組みになっています。
ただし、それまでに入院給付金などを受け取っていた場合その額が差し引かれる点や、返還されるのは主契約に対する保険料のみである点、還付金を受け取った後は掛け捨ての保険になる点など、いくつか注意が必要なポイントもあります。
将来のことも考えたうえで、自分に合った保険を選びましょう。
保険料を節約したい場合
40代は、ローンの支払いや子どもの学費など、何かと出費が増える年代です。
毎月の保険料を抑えて最低限の保障を確保したい場合、掛け捨ての医療保険やがん保険を中心に保障を組むことがおすすめです。
保障額や付加する特約も必要を見極めてシンプルな内容にしておくことで、毎月の保険料を抑えることができます。
また、就業不能保険も保険期間や保障額によっては、比較的お手頃な保険料で加入できるケースもあります。
まずは自分の年齢と性別で、保険料がどれくらいになるかを確認すると良いでしょう。
あなたの年齢で女性医療保険の保険料はいくら?

老後資金を貯めたい場合
老後のための資産形成を重視する場合、次の2つの方向性があります。
・貯蓄性のある死亡保険(終身保険や変額保険)を活用する
・保険は掛け捨てタイプを中心に出来るだけ保険料を抑え、余剰資金を貯蓄や運用に回す
どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。
死亡保険の必要性を感じていたり、掛け捨てタイプの保険に抵抗がある人は、貯蓄性のある死亡保険の活用がおすすめです。
解約時や満期時に、それまで積み立てていたお金を受け取ることができるため、老後資金形成のために加入を検討する人もいます。
また、「三大疾病保険料払込免除特約」を付加しておけば、三大疾病に罹患した時は保険料の支払が免除され、積立は予定通り行われます。
病気のリスクを感じている人にとっては、メリットが大きい特約といえるでしょう。
ただし、保険関係費用として手数料が差し引かれるため、死亡保障の必要性を全く感じていない人にはデメリットもあります。
死亡保障が不要な場合、医療保険やがん保険など必要な保障を掛け捨てで用意し、余剰資金を貯蓄や運用に回す方が効率が良いといえるでしょう。
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40代女性におすすめの保険【ケース別】
40代女性におすすめの保険は、家族構成によって異なります。
ここからは、ケース別に40代女性におすすめしたい保険を紹介していきます。
独身の場合
40代独身女性の場合、まず自分自身が病気やケガをして医療費が必要になるリスクや、働けなくなって収入が減少するリスクに備えておくと良いでしょう。
一人暮らしをしている場合と実家で暮らしている場合でも、おすすめの保険には差が出てきます。
医療保険やがん保険は基本的な保障として用意しておくことをおすすめしますが、一人暮らしの場合は就業不能保険も併せて検討しておくと安心です。
いざというときに頼れる家族がいるか、収入が減少することで生活に影響が出るか、今のうちからシミュレーションしておくと良いでしょう。
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共働き夫婦の場合
共働き世帯では夫婦のどちらかが働けなくなった場合に備えておく必要があります。
医療保険やがん保険だけでなく、死亡保険や就業不能保険についても検討しましょう。
特に、小さい子どもがいる家庭や住宅ローンを抱えているケースでは、妻の死亡保険や就業不能保険の必要性も高まります。
夫婦2人の収入を前提にして生活設計している場合、病気やケガで医療費が必要になり、さらに収入も減少してしまうと、家計のバランスが大きく崩れるリスクがあります。
夫婦の場合は夫の保険を優先しがちですが、妻にもしものことがあった場合の経済的なリスクも見逃せません。
掛け捨てタイプで保険料を抑える工夫をしながら、必要な保障を確保するように意識しましょう。
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専業主婦の場合
専業主婦の場合、突然の病気やケガで医療費負担が必要になるリスクに備えておくことがおすすめです。
特に40代は女性疾病やがんの罹患率が高まる年代です。
大きな病気に罹患して、想定していなかった医療費負担が発生すると、家計に影響を与える可能性があります。
また、専業主婦の妻に療養が必要になると、夫が働きながら家事や育児もこなす必要があり、負担が大きくなるでしょう。
援助してくれる親族が近くにいないと、シッターや家事代行サービスを利用する費用が必要になるかもしれません。
医療費負担だけでなく、家庭に与える影響を加味して保障額を決めるようにしましょう。
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40代の保険の見直しでよくある質問
ここからは、40代の保険の見直しでよくある質問に、プロがわかりやすく回答します。
Q: 40代で医療保険に入れますか?
A.40代でも医療保険に加入することは可能です。ただし、健康状態によっては加入審査に落ちるケースもあります。
医療保険に加入する際は、健康状態に関する診査が必要になります。
健康に不安がある人の場合、通常の医療保険では加入できないケースもあるため注意が必要です。
加入を断られてしまったときは、持病がある人向けの引受基準緩和型医療保険を検討することがおすすめです。
通常の医療保険よりも保険料は割高に設定されているため、予算に合うか確かめましょう。
また、保険は加入時の年齢によって保険料が決まる仕組みになっています。
年齢が上がれば上がるほど毎月の保険料負担も大きくなるため、保険の見直しや新規加入を検討している人はできるだけ早く加入しておくことをおすすめします。
引受基準緩和型医療保険の保険料を比較する

Q: 保険料が上がって困っています。どうすればいいですか?
A.定期型(更新型)ではない保険に見直すのがおすすめです。
定期型の保険に加入している場合、更新のたびに保険料が高くなり、どうしたら良いか悩んでいる人もいるかもしれません。
年齢が高くなるごとに、更新時の保険料の上がり幅も大きくなる傾向にあります。
保険料が上がらないようにしたいようであれば、終身型の保険に見直すと良いでしょう。
終身型の保険であれば、一生涯の保障を確保することができ、保険料も加入時から変わることがありません。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2025年6月1日-2025年6月30日)
Q: 独身ですが、生命保険は必要ですか?
A.独身の場合、医療保険やがん保険、就業不能保険など、自分自身の病気やケガを保障する保険を検討しましょう。
独身であれば、大きな死亡保障の必要性は低いでしょう。
その代わり、病気やケガで突然医療費が必要になるリスクや、一定期間働けなくなるリスクに備えておくことがおすすめです。
特に、40代以降はがんや生活習慣病のリスクが高まるとされています。
大きな病気に罹患した時、医療費の負担や生活費の支払をまかなえるよう、保険で備えておくと安心でしょう。
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Q: がん保険と医療保険、どちらを優先すべきですか?
A.備えたいリスクや、貯蓄額や収入によって異なります。幅広く病気やケガに備えたい場合は医療保険を優先しましょう。
医療保険は、病気やケガで入院・手術が必要になったときのために備える保険です。
一方がん保険は、がんの治療費をカバーするための保険で、入院の有無は問わないことが一般的です。
現在貯蓄に余裕がなく、万が一入院が必要になったときの医療費支払に不安を感じる場合は、まず医療保険への加入を検討しましょう。
貯蓄が十分にあって数十万円の医療費支払には不安はないが、治療が長引くがんには備えておきたい人は、がん保険を優先させるのが良いでしょう。
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Q: 見直しのタイミングはいつが良いですか?
A.保険に加入してから3~5年ごと、またはライフステージが変わったタイミングでの見直しがおすすめです。
保険は毎年のように新商品が発売され、最新の医療事情や契約者のニーズに合った保障内容に変化しています。
保障が古くなることを避けるためにも、保険に加入してから3~5年ごとに見直すようにしましょう。
また、結婚や子どもの誕生、マイホームの購入、定年退職など、ライフステージが変わるタイミングで必要な保障にも変化が生じます。
その都度、自分の状況に合った保障を用意しておくために、ライフステージに変化があったら保険の見直しを検討しましょう。
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まとめ
今回は、40代女性が保険を見直すときに抑えておきたいポイントについて、解説しました。
40代は、何かと変化が多い年代です。
女性の場合、女性疾病やがんへのリスクに備えることに加え、自分と家族の生活を守るための就業不能保険や死亡保険の検討も大切です。
出費が増える年代でもあるため、毎月の保険料をできるだけ抑えながら、必要な保障を確保できるように意識しましょう。
まずは、今加入している保険でいざというときにも安心か、保険料には無駄がないか、保険証券を見ながら確認してみると良いでしょう。
ほけんのコスパでは、保険料が変わらない終身タイプの保険や掛け捨てタイプの保険も複数掲載しています。
「賢く保険を見直したい」「保険料を抑えらえる保険会社があるか知りたい」という人は、保険料の比較から初めてみてはいかがでしょうか。
あなたの年齢で女性医療保険の保険料はいくら?
