「40代で貯金がないけれど、将来の病気や万が一のことが心配…」と悩んでいませんか。
子どもの教育費や住宅ローンなどで支出がかさみ、貯蓄まで手が回らない状況は決して珍しくありません。
本記事では、貯金ゼロからでも家計に負担をかけずに、自分と家族を守るための保険の選び方を紹介します。
保険選びで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
貯金がない場合、掛け捨て型保険で毎月の保険料を抑えることが大切
県民共済やネット保険など、お手頃な保険料で最低限の保障を確保できるものがおすすめ
子どもがいる家庭には掛け捨ての「定期保険」が合理的
目次
6.まとめ
40代貯金なしで「貯蓄型保険」はやめたほうが良い
貯蓄がない状態では「掛け捨て保険はもったいない」と感じるかもしれませんが、実は貯蓄型保険の加入はあまりおすすめできません。
貯蓄型保険は保険料が割高になる傾向にあり、急な出費に対応しようと早期に解約すると元本割れを起こすリスクがあります。
では、40代で貯金がない場合の保険選びのコツを見ていきましょう。
「保険で貯金」は家計に余裕がある場合のみ
貯蓄型保険は、保障機能に加えて将来のための積立ができる保険です。
解約時や満期時にお金を受け取ることができ、長い期間運用していれば支払った総額よりも大きな金額が戻って来る商品もあります。
しかし、貯蓄性がある分、保障のみに特化した掛け捨て型の保険と比較して、月々の保険料は高めに設定されています。
家計に余裕がない状態で貯蓄型保険に加入すると、保険料の支払いが負担となり、生活を圧迫する可能性があります。
もし保険料の支払いが困難になり、契約を途中で解約することになった場合、解約返戻金が払込保険料の総額を下回る「元本割れ」を起こすリスクもあるため注意が必要です。
「保険で貯蓄」という考え方は、あくまで毎月の支出を差し引いても資金に余裕がある場合に検討すべき選択肢です。
貯蓄がない段階では、まず保障を確保することを優先しましょう。
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40代は「老後資金」より「今のキャッシュ」を守る
40代は老後が視野に入り始める年代ですが、貯蓄がない状況では、将来のための資産形成よりも「今の生活基盤を守ること」が優先です。
最も備えておきたいリスクは、病気やケガによる突然の入院や手術、また働けなくなることによる収入の減少です。
予想外の出費が発生すると、医療費や当面の生活費が賄えず、家計が破綻するリスクがあります。
老後資金の準備は大切ですが、日々の生活が安定してこそです。
保険を選ぶ際は、まず目先の大きなリスクを備えることを意識しましょう。
手頃な保険料の掛け捨て型医療保険などを活用し、固定費をできるだけ下げながら最低限の保障を確保することが大切です。
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貯金0円で倒れたらどうなる?
もし貯金が全くない状態で病気やケガで倒れた場合、経済的に深刻な状況に陥る可能性があります。
公的制度である程度医療費負担は軽減されるものの、それだけでは生活を維持できないかもしれません。
では、貯金がない世帯が抱えているリスクについて具体的に見ていきましょう。
医療費の自己負担は月8万円前後
日本には国民皆保険制度があり、医療費の自己負担は原則3割に抑えられています。
さらに「高額療養費制度」を利用すれば、1カ月の医療費の自己負担額は一定額まで軽減されます。
例えば、年収が約370万円〜約770万円の人の場合、手術等で医療費が100万円かかったとしても、自己負担の上限は概ね8万円~9万円程度に収まります。
しかし、貯金がない状況で突発的に8万円の支出が発生するのは大きな負担です。
高額療養費制度は1カ月(1日〜月末)ごとに費用が計算されます。
そのため、入院日数が短くても「月をまたいで」入院した場合は、それぞれの月で自己負担が発生し、負担額が倍になる可能性があります。
また、個室療養をする際にかかる差額ベッド代や入院中の医療費は別途自己負担が必要です。
実際の請求額はさらに高くなる可能性があるため、注意しましょう。
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最も恐ろしいのは「収入が止まる」こと
医療費の負担以上に深刻なのが、働けなくなることで収入が止まってしまう事態です。
治療や療養のために仕事を休めば、その間の収入は減少するかゼロになります。
会社員や公務員の場合、「傷病手当金」という制度があり、給与のおおよそ3分の2が通算1年6カ月保障されます。
しかし、裏を返せば収入が3分の1減少することになるため、現在の収入を前提として家計を管理している場合は注意が必要です。
また、自営業者やフリーランスで働く人には傷病手当金制度がないため、働けなくなった瞬間から収入が途絶えるリスクがあります。
貯金がない状況で収入が止まることで、最悪の場合家賃や公共料金、食費など日々の生活費の支払いが難しくなることも考えられるでしょう。貯蓄がないからこそ、最悪の事態に備えておく必要があります。
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40代・貯金なしが選ぶべき「保険の組み合わせ」
貯金がないからこそ、月々の保険料を可能な限り抑えつつ、経済的ダメージが大きいリスクに絞って保険を選ぶことが大切です。
では、40代で貯金がない人におすすめの保険の組み合わせをご紹介します。
1. 医療保険は「県民共済」か「ネット生保」がおすすめ
病気やケガによる入院・手術に備える医療保険は、保険料の手軽さを最優先に選びましょう。
「県民共済」や「ネット保険」など、保険料を抑えて最低限の保障を確保できる商品がおすすめです。
県民共済は営利を目的としないため、掛金がお手頃です。
年齢が上がっても一定の範囲内であれば掛金が変わらないため、40代でも割安に加入できるメリットがあります。
ただし、65歳以降は熟年型に移行し、保障額が引き下げられるため注意が必要です。
一定期間だけ幅広いリスクに備えておきたい場合は、県民共済の総合保障型が適しています。
ネット生保は、特定のニーズに特化した保険が多く、大手生命保険会社のパッケージプランと比べて保険料が抑えやすいことが特徴です。
保障内容をシンプルにすれば、40代でも2000円台から検討できる場合もあります。
終身タイプの商品も多いため、必要な保障を選んで一生涯の保障を持ちたい人には、ネット生保がおすすめです。
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2. がん保険は「薬剤治療保障」タイプが保険料を抑えやすい
40代以降はがんの罹患リスクが高まるため、最低限の備えが必要です。
近年のがん保険は、通院治療の増加に合わせて入院の有無に関わらず保障されるものが主流になっています。
主な保障内容には、がんと診断された際にまとまったお金を受け取れる「診断一時金」と、抗がん剤などの治療を受けた月ごとに給付される「薬剤治療給付金」があります。一時金は使い勝手が良い反面、保険料が高額になりやすいため注意が必要です。
毎月の予算に収まるのであれば問題ありませんが、保険料をできるだけ抑えたい場合は「薬剤治療給付金」を優先するのがおすすめです。薬剤治療を受けた月のみの保障ですが、長引く抗がん剤治療には効率よく備えておくことができます。

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3. 死亡保障は「子どもが独立するまで」の定期保険
幼い子どもがいる場合、自身に万が一のことがあった際の死亡保障は不可欠です。
しかし、一生涯の保障が続く「終身保険」は保険料が割高で、貯蓄がない状態では現実的ではありません。
最も合理的でコストを抑えられるのが「定期保険」です。
定期保険は期間を定めた掛け捨て型の死亡保険で、子どもが成人するまでの間だけ手厚く保障を確保しておくことができます。
将来のための葬儀費用は一旦後回しし、子どもが幼いうちに万が一のことがあった場合のリスクに備えておくことが大切です。
定期保険であれば、保険期間が満了して更新が必要なければそのまま解約できるため、家計への負担を最小限に抑えながら効率よく保障を準備できます。
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保険料を捻出する家計の「固定費」見直しテクニック
「保険の必要性は分かるけどお金に余裕がない」と感じる人も多いかもしれません。
しかし、家計の中でも毎月決まって出ていく「固定費」に目を向けることで、月々数千円の保険料を捻出することは十分可能です。
ここからは、家計の見直しテクニックをFP目線でご紹介します。
スマホ・サブスクの見直しで2000円を捻出する
月々2000円程度の保険料であれば、スマホやサブスクの見直しで捻出を目指せます。
【スマートフォン料金】
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で契約している場合、格安SIMやオンライン専用プランに乗り換えるだけで、月々の料金を3000円〜5000円程度安くできる可能性があります。
中には、電気代とネット代をまとめることで割引を受けられる格安SIMのサービスもあります。
【サブスクリプションサービス】
動画配信、音楽配信、電子書籍など、利用しているサブスクリプションサービスを一度すべてリストアップしてみましょう。
「登録したけれど最近ほとんど使っていない」というサービスがあるかもしれません。
月額1000円のサービスを2つ解約するだけで、目標の2000円が確保できます。
スマホやサブスクの見直しをすることで、無理なく保険料分の金額を捻出できます。まずは家計に無駄がないか、細かく確認してみましょう。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年3月1日―2026年3月31日)
40代の保険選びに関するよくある質問
ここからは、40代の保険選びに関するよくある質問に、保険のプロが分かりやすく回答します。
Q. 借金(ローン)があっても保険に入れますか?
A.はい、加入できます。
住宅ローンやカードローンなどの借入状況は、保険の加入時には問われないことがほとんどです。
現在仕事をしており安定的な収入を得ているのであれば、問題なく加入できる可能性が高いでしょう。
むしろ、もしものときに借金の返済が不能にならないよう、病気やケガのリスクに備えておくことは必要です。
ただし、保険料の支払が滞らないよう、無理のない範囲で最低限の保障を確保することを意識しましょう。
また、生活保護を受けている場合は保険に加入できない可能性があります。
自己破産歴は問われないことも多いですが、保険会社によっては加入審査の段階で問題ありと判断されることもあるため注意が必要です。
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Q. 持病があって普通の保険に入れません。
A.持病がある方向けの「緩和型保険」を検討するか、公的制度の範囲内で対応することも視野に入れましょう。
持病や既往歴があって一般の保険に加入できない場合、加入条件を緩やかにした「引受基準緩和型保険」が選択肢となります。
ただし加入しやすい分、毎月の保険料が割高に設定されているため、無理をして加入することはおすすめできません。
公的制度の保障内容を把握したうえで、本当に保険が必要かを再度シミュレーションしてみましょう。
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Q. いつまでこの「安い保険」を続ければいい?
A.一旦は「生活防衛資金が貯まるまで」を目安にしましょう。
保険は一度加入したら終わりではなく、ライフステージの変化に合わせて定期的に見直すことが大切です。
まずは生活防衛資金として、生活費の3~6カ月分のお金が貯まるまでを目標にしましょう。
貯金が増えれば、保障額を減らしたり、反対に備えておきたいリスクに手厚く備えるプランに変更したりと、柔軟に保険の見直しができるようになります。
せっかく貯めた貯蓄が医療費の支払いでなくなってしまうことがないよう、最低限の保障は確保しておくことをおすすめします。
終身タイプの保険に加入している場合、年齢が上がってから見直すことで保険料が高くなってしまうリスクがあるため、見直しは慎重に行いましょう。

Q1
性別をお伺いします
まとめ
40代で貯金がない人向けに、保険選びのポイントを紹介しました。
大切なのは、家計を圧迫しない範囲で経済的リスクの大きい事態にピンポイントで対策することです。
高価な貯蓄型保険は避け、月々数千円から加入できる掛け捨ての「医療保険」「がん保険」「定期保険」を賢く組み合わせましょう。
ほけんのコスパでは、40代におすすめの保険を複数掲載しています。
年齢と性別を入力するだけで、簡単に保険料の見積もりも可能です。
できるだけ保険料を抑えて保険に加入したい人は、ほけんのコスパの一括保険料見積もりをぜひ活用してみてください。

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