「今加入している緩和型の保険料が高い」「緩和型に加入して何年経てば一般型に乗り換えられる?」と悩んでいませんか。
持病があるため緩和型の保険に加入したけれど、できれば一般型に見直したいと考えている人も少なくないでしょう。
本記事では、乗り換えのタイミングや保険料を抑えるコツについて、保険のプロが詳しく解説します。
この記事を読んでわかること
完治から5年以上経過していれば告知対象外となり一般型に加入しやすい
病気の種類によっては5年を待たずに加入を検討できるケースもある
一般型の加入に断られたり特別条件が付くこともあるため、緩和型保険の解約を先に行わないよう注意
目次
5-1.高血圧・脂質異常症の投薬中
5-2.ポリープ(切除済み)
5-3.がん
5-4.うつ病などの精神疾患
5-5.子宮内膜症などの女性疾患
8.まとめ
「緩和型」から「一般型」への乗り換えを検討できるケース
健康状態が改善したり、治療から一定期間が経過している場合、一般画の保険へのん乗り換えができるかもしれません。
まずは乗り換えを検討できるケースについて詳しく見ていきましょう。
持病が完治し現在治療していない場合
過去に罹患した病気が完治し、現在は通院や投薬をしていない場合、一般型への乗り換えが検討できる可能性があります。
一般型の保険では、「過去5年以内の通院歴・入院手術歴」を問われることが多くなっています。
そのため、持病が完治し最後の通院から5年経過していれば、そもそも告知の対象外になる可能性があります。
完治からの期間が長いほど、乗り換えの選択肢は広がることになります。
ただし、がんや三大疾病など大きな病気の罹患歴がある場合、完治していても厳しい判断になることが多いため注意が必要です。
特にがんに関しては、過去5年に限らずこれまでの罹患歴を問われることが多く、一般型への乗り換えは難しい可能性が高くなります。
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緩和型の保険に加入してから一定期間経過している場合
持病の治療が継続中であっても、緩和型保険に加入してから一定期間が経過し、病状が安定している場合は乗り換えを検討する価値があります。
保険会社にとって、「治療を長く継続しており症状が安定している」ことは判断材料のひとつです。
持病の種類によりますが、治療開始から一定期間経過していると一般型でも検討できるケースもあります。
ただし、うつ病や双極性障害などの精神疾患の場合、治療中の段階では厳しい判断となります。
保険会社によっても診査基準は異なるため、まずは一般型に申込んでみて、どんな結果になるのかを確かめてみるのもひとつの方法です。
その際、加入中の緩和型保険を先に解約してしまうと無保険状態になってしまうリスクがあるため、必ず解約は審査結果が出てから行いましょう。
持病の悪化を保障するより毎月の保険料を抑えたい場合
持病を抱えている場合、一般型の医療保険に加入できたとしても、「特定部位不担保」などの特別条件が付く可能性があります。
持病の悪化や再発に対する保障が外れてしまう場合がありますが、それでも毎月の保険料を抑えたい人は、一般型への見直しも選択肢になります。
緩和型保険は、持病がある人でも加入しやすい分、一般的な保険に比べて保険料が割高に設定されています。
一般型の保険に乗り換えることで、同じような保障内容でも毎月の保険料を抑えられる可能性があります。
「保険料が負担になっているので見直したい」「持病の悪化は貯蓄で対応できる」という人は、一度一般型への乗り換えを検討しましょう。
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「緩和型」から「一般型」に乗り換えるメリット
緩和型から一般型に乗り換えることで、保険料が抑えられたり、付加できる特約の種類が増えるなどのメリットがあります。
ここからは、乗り換えのメリットについて詳しく紹介します。
メリット1:保険料が抑えられる
乗り換えの最大のメリットは、月々の保険料負担を軽減できる点です。
緩和型保険は、健康状態に不安がある人でも加入しやすいように引受基準が緩やかになっている分、保険会社のリスクが高くなるため、保険料は割高に設定されています。
健康状態が改善し一般型保険の加入基準を満たすことができれば、同様の保障内容でも保険料を安く抑えることが可能です。
保険は今後も長く継続するものです。
毎月の保険料が抑えられると、累計での経済的メリットも大きくなります。
ただし、緩和型保険に加入してから長く経過している場合、年齢が上がったことで一般型の保険料もその分高くなっている可能性があります。
一般型に見直すことでどれだけコストが抑えられるか、まずはWEB上で見積もりを取りましょう。
メリット2:保障の「質」が上がる可能性
一般型の医療保険には、通院治療やがん、三大疾病、女性疾病など、さまざまなリスクに手厚く備えられる特約が複数用意されています。
緩和型の保険で限られたプランから保障を選んだ場合、一般型に見直すことで自分に合った手厚い保障を準備できる可能性があります。
近年、緩和型保険でも一般型と似たような特約を付加できる商品は増えていますが、まったく同様に充実しているわけではありません。
より保障の質を上げたい場合、一般型保健への見直しもひとつの選択肢となります。
メリット3:選択肢の自由度が広がる
一般型保険は、緩和型保険に比べて取り扱っている保険会社や商品の数が多くなります。
選択肢が広がることで、自身のライフプランやニーズに合わせて、より細かく保障内容を設計することが可能です。
多くの選択肢の中から、自分にとって最適な保険を比較検討して選べる点は、大きなメリットといえるでしょう。

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「緩和型」から「一般型」に乗り換えるデメリット
一般型への乗り換えにはメリットもある一方、注意すべきデメリットも存在します。
ここからは乗り換えに際しての注意点を紹介します。
特別条件がついたら持病の再発は保障されなくなる
一般型保険に申込んだ結果、契約は可能でも「特別条件」が付く場合があります。
特別条件とは、特定の部位や疾病を保障から外したり、特約の一部が付加できないなど、契約に際して特別な条件が設けられることをいいます。
緩和型から乗り換えた結果、特別条件が付き、持病の悪化や再発に備えられなくなってしまう事も考えられます。
乗り換えの際は、一般型保険の審査結果を確認したうえでどちらを継続するか判断することが大切です。
特別条件の種類については、次章で詳しく解説します。
特別条件とは
特別条件とは、健康状態に関するリスクが高いと判断された場合に、保険会社が設定する特別な契約条件のことです。
主に次の種類があります。
| 特定部位・特定疾病不担保 | 告知した病気や、それに関連する特定の身体部位を、一定期間または全期間にわたって保障の対象外とする条件 |
| 保険料の割増 | 通常の保険料よりも割増とする条件 |
| 保険金・給付金の削減 | 契約から一定期間内に保険金支払事由が発生した場合、受け取れる保険金や給付金が削減される条件 |
| 特約の不承諾 | 一部の特約を契約不可とする条件 |
特別条件が付くか、どんな条件になるのかは健康状態や検討する保険種類によって異なります。
完全な健康体でなくても特別条件を受け入れることで一般型の保険に加入できるメリットはありますが、条件の詳細については正確に把握しておく必要があります。
場合によっては、一般型の条件付きで加入するよりも、緩和型を継続したほうが良いという判断になるかもしれません。
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乗り換えに「完治して5年」は必須?
「完治してから5年経たないと一般型保険には入れない」と耳にすることがありますが、必ずしも正確ではありません。
「5年」という期間は、多くの保険会社の告知書で「過去5年以内の通院・入院手術歴」を問われることに関係しています。
最後の通院から5年以上経過していれば告知事項に該当しないため、加入しやすくなるのは事実です。
しかし、病気の種類や治療内容、現在の健康状態によっては、5年経過していなくても加入できるケースも少なくありません。
例えば、軽度の疾患で短期間の治療で完治した場合や、手術から一定期間経過して再発の兆候がない場合などが挙げられます。
保険会社によって審査基準は異なるため、「5年経っていないから」と諦めずにまずは複数の保険会社に申込み、審査を受けてみると良いでしょう。
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病気別・乗り換え判定の目安
一般型に乗り換えられるかどうかは、病気の種類や治療歴によって異なります。
ここからは、代表的な疾患ごとに一般型保険への乗り換え可否の目安を解説します。
ただし最終的な判断は保険会社の審査によるため、あくまで一般的な傾向として参考にしてください。
高血圧・脂質異常症の投薬中
高血圧や脂質異常症で定期的に薬を服用している場合でも、一般型保険に加入できる可能性はあります。
ポイントは、投薬によって血圧やコレステロール値が安定してコントロールされているかどうかです。
合併症やその他の持病がなく、数値が基準値内に収まっていれば一般型への乗り換えも検討可能です。
血圧や脂質の基準値は保険会社によって異なります。また年齢によって異なるケースが多く、若いほど基準が厳しくなる傾向にあります。
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ポリープ(切除済み)
大腸ポリープや胃ポリープなどを切除した場合、その後の経過が良好であれば一般型保険に加入しやすくなります。
ポイントとなるのは、切除したポリープの病理検査結果(良性か悪性か)と、切除後の経過期間です。
良性ポリープで、切除から3カ月〜2年程度経過し、再発や他の異常が見られない場合は、無条件で加入できることもあります。
切除から間もない場合や、切除せずに経過観察している場合、ポリープが発見された部位(大腸や胃など)が、一定期間「部位不担保」となるケースもあるため注意が必要です。
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がん
がんと診断されたことがある場合、一般型への加入ハードルは非常に高くなります。
治療中はもちろん、経過観察中やすでに医療機関にかかっていなくても、加入を断られる可能性があります。
一般型の保険では過去5年以内の通院歴等を問われますが、がんにかんしては5年以内ではなく「これまでに罹患歴があるか」を問われることがほとんどです。
そのため、診断から時間が経過していたとしても、一般型への加入は難しいのが現実です。
一部の保険会社では5年以内に治療歴がなければ検討できるものもありますが、稀なケースです。
がんの罹患歴がある人は、今の保障を大切に継続することを優先しましょう。
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うつ病などの精神疾患
うつ病や適応障害などの精神疾患の治療歴がある場合、「完治後5年」が一般型検討の目安となります。
精神疾患は入院日数が長くなることなどから、比較的リスクが高いと判断される傾向にあります。
そのため、過去5年以内に治療歴があると一般型への加入は断られるケースが多いのが現状です。
完全に治療が終わって5年以上経過していれば、告知対象外となり一般型に加入できる可能性が高くなります。
一方、「適応障害」など急激なストレスが原因で発症する病気の場合、現在の症状が安定していれば5年以上経過していなくても一般型を検討できるケースもあります。
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子宮内膜症などの女性疾患
子宮内膜症や子宮筋腫といった女性特有の疾患は、治療状況によって診査基準が異なります。
手術で完治しており、その後の経過が良好であれば、手術から1〜2年程度で加入できる可能性があります。
一方、手術から間もない場合や経過観察中の場合は、子宮や卵巣などに一定期間の部位不担保条件が付くケースが多いです。
緩和型保険加入時に女性疾患が理由で一般型への加入を諦めた人は、手術後完治するか一定期間経ったタイミングで一般保険への乗り換えを検討してみると良いでしょう。
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一般型保険の審査に落ちたらどうなる?
乗り換えを検討する際、「審査に落ちたらどうなる?」と不安になるかもしれません。
ここからは、一般型保険の審査に落ちた場合の注意点について解説します。
もし審査に落ちても、今の保険は強制解約されない
新しい一般型保険の審査に落ちたとしても、現在加入している緩和型保険が強制的に解約されることは一切ありません。
新しい保険の申込みと、既存の保険契約は完全に別の手続きです。
審査に通過できなかった場合は、そのまま現在の緩和型保険を継続すれば問題ありません。
審査に落ちることを恐れて乗り換えを躊躇する必要はありません。
まずは申込をしてみて、結果がどうなるかを確認するのが第一歩です。
当サイト経由での契約件数および各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出(2026年2月1日―2026年2月28日)
絶対に避けるべき「無保険期間」
乗り換え手続きで最も注意すべきなのが、保障が何もない「無保険期間」を作ってしまうことです。
新しい保険の審査が終わらないうちに加入している保険を解約してしまうと、万が一保険の審査に通らなかった場合、無保険状態となってしまいます。
そのため、乗り換えの際は必ず「新しい保険が成立したのを確認してから」解約手続きを進めるようにしましょう。
また、がん保険やがん特約の乗り換えの場合、90日間の免責期間にも注意が必要です。
一般的に、がん保障は加入から90日間は免責となっており、その期間にがんと診断されても保障はされません。
免責期間中の保障を確保したい場合は、90日間は重複して古い保険を継続しておくのも選択肢のひとつです。
Q.既往歴や持病を隠して保険に加入しても良い?
A.後から大きなトラブルにつながる可能性があるため、絶対にやめましょう。
持病や既往歴を隠して保険に加入することは「告知義務違反」にあたります。
保険会社は給付金を支払う際に、過去の通院履歴などを調査することができます。
もし告知義務違反が発覚した場合、保険契約が解除されたり、いざという時に給付金が一切支払われなかったりする可能性があります。
自身を守るためにも、告知は正直かつ正確に行うことが大切です。
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失敗しない!緩和型から一般型への乗り換え「5ステップ」
ここからは、緩和型保険から一般型保険への乗り換えステップを紹介します。
保険の手続きで後から後悔しないよう、ぜひ参考にしてください。
ステップ1:今の保障内容を確認する
まずは、現在加入している緩和型保険の「保険証券」を用意し、保障内容を確認しましょう。
入院給付金の日額、手術給付金の条件、特約の内容、そして毎月の保険料などを確認し現状を把握することが第一歩です。
現在の保障内容を基準に、どのリスクに手厚く備えたいのか、どの保障を改善したいのか、を明確にしましょう。
ステップ2:複数の一般型保険を比較する
次に、乗り換え候補となる一般型保険を複数比較検討します。
保険会社によって、引受基準や保険料、保障内容、付加できる特約はさまざまです。
同程度の保障内容でも保険料に違いがあったり、給付金の支払い条件が異なる場合があるため、1社だけでなく複数社で比較しながら検討するのがおすすめです。
とはいえ、自身で複数の保険会社の見積もりをひとつずつ取るのは手間がかかります。
まずは、保険の比較サイトを利用して一括で保険料見積もりをしてみると良いでしょう。
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ステップ3:契約時は健康状態をありのまま告知する
加入したい保険が決まったら、申込み手続きに進みます。
この際、最も重要なのが「告知」です。
過去の病歴や現在の健康状態について、質問された項目に対して正確に回答してください。
意図的に事実を隠したり、偽りの申告をしたりすると、「告知義務違反」となり将来給付金が支払われない原因になります。
たとえ不利な情報であっても、ありのままを伝えることが鉄則です。
治療時期や投薬内容が曖昧な場合は、当時のカレンダーやお薬手帳を確認しながらできるだけ正確に回答できるよう努めましょう。
必要であれば、医療機関に直接問い合わせしてみるのも方法のひとつです。
ステップ4:審査結果の確認をする
申込みと告知が完了すると、保険会社による審査(引受査定)が行われます。
申込内容に不備がなければ、数日から最大でも2週間程度で審査結果が出ます。
特別条件が付いた場合は、内容を確認して条件を承諾するかどうかを検討しましょう。
緩和型を継続しておいた方が良いか、乗り換えたほうが良いか、慎重に判断する必要があります。
無条件で契約が承諾された場合、自動的に保障が開始されます。
念のため、責任開始日と呼ばれる保障開始日と、がん保障の開始日について確認しておくと安心です。
ステップ5:古い保険契約を解約する
新しい保険が無事成立したら、古い保険契約を解約します。
無保険期間ができるのを避けるため、必ず保険解約は新契約の成立後に行ってください。
解約の手続きは、加入している保険会社のコールセンターか担当者へ申し出ます。
その際、本人確認と証券番号が必要になるため、手元に証券を準備した状態で連絡するとスムーズです。
保険会社から解約に必要な書類が郵送されてくるので、必要事項を記載して返送すれば手続きが完了します。
まとめ
緩和型保険から一般型保険への乗り換えについて、検討できるケースから具体的な手順まで解説しました。
健康状態が改善していたり、完治後一定期間たっている場合、一般型の保険に見直しできる可能性があります。
まずは申込みをして、審査結果を確認してみると良いでしょう。
ほけんのコスパでは、一般型の医療保険を複数掲載しています。
年齢と性別を入力するだけで簡単に保険料の一括見積が可能です。
緩和型からの乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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