80歳女性
医療保険商品一覧・保険料見積比較
月払保険料
8,855円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
オリックス生命の医療保険キュア・ネクストは、一生涯保障の医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度日数は60日となりますが(ネット契約の場合)、「三大疾病無制限型」「七大疾病無制限型」のいずれかを選ぶことで、長引く生活習慣病の入院にも備えることができます。
その他、がんなどの三大疾病に備える特約はもちろん、一生涯の死亡保障に備える特約を付加することも可能です。
キュア・ネクストには、三大疾病もしくは七大疾病の支払日数を無制限で保障する特則を適用することができます。
「三大疾病無制限型」を選択した場合、がん(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患での入院が支払日数無制限になるだけでなく、約款所定の七大生活習慣病(三大疾病以外)の糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎臓病で入院した場合、1入院の支払限度日数が2倍の120日に拡大します。
「七大疾病無制限型」を選択した場合、上記の七大生活習慣病がすべて支払日数無制限で保障されます。近年平均入院日数は短期化の傾向にありますが、三大疾病や七大疾病は治療が長引いたりリハビリが必要になるなどして、入院が長引くリスクが高い病気です。
三大疾病や七大疾病のリスクに備えておきたい人は、この特則を適用したプランがおすすめです。
医療保障だけでなく死亡保障も検討している人には、「終身保険特約(無解約払戻金型)(医療保険(2022)用)」がおすすめです。
この特約は、一生涯続く死亡保障を準備することができ、かつ掛け捨てタイプのため月々の保険料も比較的お手頃なのが特徴です。保険料が加入時のまま上がらないのもポイントです。葬儀費用などの準備で死亡保障を持っておきたい人にはぴったりです。
月払保険料
8,601円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
第一ネオ生命のネオdeいりょうは、一生涯保障の医療保険です。
被保険者が20歳以上で入院歴・喫煙状況・BMIについて所定の条件を満たせば標準保険料率に比べて保険料が安くなる点は、健康な人には嬉しいポイントです。また、短期入院に手厚く備えられるオプションはもちろん、三大疾病や八大疾病による入院の支払日数限度を無制限に保障するオプションも選択可能で、幅広いニーズに応えることができます。主契約の入院保障以外は、オプションになるため、自分のニーズに合わせて特約・特則を自由に組み合わせることができます。
ネオdeいりょうでは、標準保険料率とは別に「健康保険料率」が設けられており、以下の条件に該当する人は保険料が安くなる仕組みとなっています。①過去5年以内に所定の入院歴がないこと②以下のいずれかを満たすこと ・過去1年以内にたばこを吸っていない ※たばこには、紙巻タバコ、葉巻、パイプのほか、噛みタバコ、嗅ぎタバコ、電子タバコなどを含みます。 ・体格(BMI)が18以上27未満
BMIは「体重kg÷(身長m)2」で算出できます①と②の条件をどちらも満たした場合、健康保険料率で申込が可能となり、標準保険料率よりも安い保険料となります。健康に自信がある人には嬉しいポイントです。
通常医療保険では、退院後に再度入院するなど複数回入院した場合、一定の期間が空かないと一連の入院とみなされ、2回目以降の入院が支払い対象外になるケースもあります。
ネオdeいりょうでは、直前の入院給付金が支払われる入院の退院日の翌日からその日を含めて30日経過していれば新たな入院としてカウントされます。特に入退院を繰り返すリスクが高い病気など、短期間の複数回入院に備えておきたい人にはおすすめの医療保険です。
「手術保障特則」「入院一時給付特約」「先進医療・患者申出療養特約」「三大疾病一時給付特約(2023)」「女性疾病保障特約」など、多様なオプションがあります。骨折や熱傷*などのケガを保障する「特定損傷特約」もあります。
また、がんに対する特約も充実していて「がん診断特約(2023)」「抗がん剤治療特約」「自費診療保障上乗せ型がん治療特約」などがあります。「がん診断特約(2023)」での2回目以降の給付条件は、がんによる入院もしくは通院となっており、最近のスタンダートですが、ホルモン剤治療のための通院でも一時金が1年に1回を限度に給付される点もおすすめです。
*「深達性Ⅱ度熱傷 (真皮層の深部まで障害された状態)」、「Ⅲ度熱傷(皮膚 全層および皮下組織まで障害された状態)に限ります)
月払保険料
6,198円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
なないろ生命のなないろメディカル礎は、病気やケガに備える一生涯の医療保険です。
入院や手術だけでなく、がんや3大疾病に備える特約も豊富で、ニーズに合わせて自由にプランを組むことができます。死亡時に死亡保険金を受け取れる「終身死亡特約」があり、葬儀費用や整理資金などに充てられます。
また、「入院一時金特約」を付加すると入院時に最高20万円の一時金を受けることができ、入院にかかるさまざまな自己負担にも活用できます。退院後の通院治療も不安な人には「通院一時金特約(2022)」もおすすめ。通院日数に関わらず一時金で保障されるため、安心して治療を受けることができます。
ほとんどの医療保険では、加入時に過去2年以内の健康診断結果についての告知を求められます。ところがなないろメディカル礎の場合、健康診断書に関する告知を撤廃。そのため、健康診断結果に不安を抱えている人は加入しやすい医療保険となっています。
なないろメディカル礎は、「がん治療特約」「がん診断一時金特約(2024)」「がん差額ベッド特約」などがんに手厚く備える特約が充実しています。また、がんの再発、転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受け取りやすいかは医療保険を選択する上でポイントとなりますが、「診断」で受け取れます。がんだけでなく3大疾病まで備えておきたい人には「3大疾病一時金特約(2024)」がおすすめ。その他にも女性に優しい特約も充実しており、自分のニーズに合わせてぴったりのプランを選ぶことができます。
月払保険料
6,159円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
チューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムZは、入院・手術等を一生涯保障する医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度の選択肢が幅広く、30日・60日・120日・365日型から選択することができます。短期入院に備えておきたい人はもちろん、長期入院が心配な人にもおすすめの医療保険です。
医療保険は掛け捨ての商品がほとんどですが、それを「もったいない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
終身医療保険プレミアムZであれば、「健康還付給付金特約」を付加することで3年間または5年間、継続10日以上の入院をしなかったときに健康還付給付金を何度でも受け取ることができます。
健康還付給付金の額は入院給付日額の10倍のため、日額5,000円の契約の場合は3年もしくは5年ごとに5万円を受け取ることができます。
※3年型の場合
近年は平均入院日数が減少しているとはいえ、長期入院が完全になくなったわけではありません。特に、生活習慣病やストレス性疾病は入院が長期化するリスクが高い病気です。
終身医療保険プレミアムZには、入院が長期化しがちな病気に備える「8大疾病延長入院特約・ストレス性疾病延長入院特約(Z03)」を付加することができます。
この特約を付加することで、所定の8大疾病での入院は支払日数無制限で保障、所定のストレス性疾病での入院も最大365日まで保障されます。
月払保険料
5,459円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
はなさく生命のはなさく医療は、入院や手術に一生涯備えることができる医療保険です。
主契約の入院・手術保障に加えて、生活習慣病、身体障害・要介護など、特約の種類が豊富でさまざまなリスクに備えられることが特徴です。
入院保障は日帰り入院からカバーされ、3大(8大)疾病入院支払日数無制限特則を適用の場合、3大(8大)疾病による入院は、支払日数無制限で保障されます。
がんに備えるための「がん一時給付特約(22)」や「抗がん剤・ホルモン剤治療特約(22)」に加え、「特定疾病一時給付特約(22)」など生活習慣病まで幅広く保障できる特約も付加することができます。がんの再発・転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受取りやすいかは、医療保険を選択する上でポイントになりますが、「がんによる入院または所定の通院」という条件を満たせば、1年に1回を限度に支払回数無制限で受取れます。
はなさく医療には、女性特有の病気やがん等に手厚く備えられる「女性医療特約(23)」に加え、女性のがん検診をサポートする「女性がん早期発見サポート特約」を付加することもできます。
乳がんや子宮頚がんといった女性特有のがんに備えておきたい人におすすめです。
特定不妊治療に対する保障もあり、女性向けの特約が充実しています。
はなさく医療の主契約では、入院や手術・放射線治療に備えることができます。
入院給付日額はWEB契約の場合3,000円~5,000円の間で選択することができ、1回の入院で保障される支払限度は30日・60日・120日から選ぶことができます。
加えて、手術給付金の型は3つの型から選択ができ、入院給付日額が5,000円の場合、入院中の手術でⅠ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・30万円、Ⅲ型では2.5万円の手術給付金を受取ることができます。
外来手術の場合に受取れる金額はⅠ型~Ⅲ型の全ての型で一律2.5万円となります。
Ⅱ型は三大疾病による手術で受取れる給付金が大きくなるため、三大疾病に手厚く備えておきたい人には良いでしょう。
※がんによる特定疾病一時給付金、がん一時給付金および抗がん剤・ホルモン剤治療給付金、女性特定がん診断一時給付金は、責任開始日から90日経過後にがん(女性特定がん診断一時給付金の場合は女性特定がん)と診断確定された場合にお支払いします。(責任開始時前にがんと診断確定されていないことを要します。)
※特定不妊治療に対する女性特定手術給付金は、責任開始日から2年経過後の特定不妊治療についてお支払いします。※専門家のコメントは当社からファイナンシャルプランナーに依頼し執筆いただいた原稿を当社で編集したものです。
月払保険料
4,690円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
メディケア生命の新メディフィットAは、主契約の保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。主契約や特約のカスタマイズが自由で、自分自身で希望のプランを設計できることが大きな特徴です。
また、主契約で「初期入院10日給付特則」を選べば、短期入院にも手厚く備えられます。平均入院日数が短くなっている今の医療事情に合わせたプランを設計することができます。
新メディフィットAは、保障内容を自分好みに自由にカスタマイズできることが特徴です。
主契約はWEB契約の場合3,000円~10,000円までの間で選ぶことができ、「初期入院10日給付特則」を付加することで10日未満の入院の場合でも10日分の給付金を受け取ることができます。
また、主契約の手術保障もⅠ型とⅡ型で選ぶことができ、入院給付金が5,000円の場合Ⅰ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・25万円を受け取ることができます。外来手術の場合に受け取れる金額は一律2.5万円となりますが、「外来手術増額特則」を付加することで保障を手厚くすることも可能です。
特約の種類も豊富で、がんや生活習慣病、通院、女性疾病に対する特約などを選択できます。
自分好みの保険を設計したい人にはおすすめの商品です。
新メディフィットAには、退院後の通院を保障する「通院治療特約(23)」や、入院や退院後の在宅療養を所定の期間継続されたときに給付金を受け取ることができる「継続入院・在宅療養収入サポート特約」を付加することができます。
近年では、入院だけでなく通院や在宅で治療を進めていくケースも増えています。
退院後の通院や在宅療養に対する保障も用意しておきたい人には、おすすめの特約です。
月払保険料
-円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
SBI生命の終身医療保険Neoは、一生涯保障が続く終身タイプの医療保険です。喫煙歴や健康状態に応じて保険料率が変わる仕組みのため、タバコを吸わない健康な人は保険料が割安になります。また、医療保険では珍しい「特別保険料制度」を設けているのも特徴です。既往歴や持病によって今まで保険に加入できなかった人でも、割増保険料で加入できる場合があります。
SBI生命の終身医療保険Neoのリスク細分型料率では、以下の2つの条件を満たした人が優良体料率として割安な保険料で申込むことができます。
①過去1年以内にタバコを吸っていない②BMIが18.0以上27.0未満
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 」で算出できます
この2つの条件を満たさない人でも、標準体料率として申込をすることができます。
また、反対に血圧が高い、糖尿病など、健康状態が良くない人の場合、標準体料率よりも割増しされた特別保険料率により、これまで保険の契約ができなかった人も加入できる可能性があります。
特約は、ニーズが高い保障が厳選されています。近年では入院日数の短期化に伴い、入院した日数に関係なく一時金を受け取ることができる「終身入院一時給付金特約」を付加する人が増えています。日帰り入院からまとまった給付金を受け取ることができるため、短期入院でもしっかり給付金を受け取りたい人にはおすすめです。
また、「終身3大疾病一時給付金特約」を付加することで、がん(上皮内新生物を含む)・心疾患・脳血管疾患の3大疾病へ備えることもできます。がんは診断確定時、心疾患と脳血管疾患は1日以上の入院または手術で、まとまった一時金を受け取ることができます。
さらに、「終身通院特約」「終身在宅医療特約」といった退院後の治療に備えられる特約も充実しています。
月払保険料
-円橋本 優理
保険ライター/2級FP技能士
東京海上日動あんしん生命のメディカルKit NEOは、主契約の入院・手術保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。ネット契約専用プランが用意されており、シンプルな保障を求めている人にはぴったりです。
女性には、女性疾病に手厚く備える女性向けプランもおすすめです。
入院日数の短期化に伴い、通院治療が必要になるケースも増えています。退院後の通院に備えておきたい人は「通院特約」を付加するのがおすすめです。メディカルKit NEOのネット契約専用プランでは、入院給付日額5,000円に対し、通院給付金日額を3,000円付加することができます。
がんなどの大きな病気に罹患すると、治療費の負担や収入の減少により家計のバランスが崩れてしまうリスクがあります。特定疾病保険料払込免除特則を付加しておけば、がん・心疾患・脳血管疾患のいずれかに罹患して所定の条件に該当した場合、その後の保険料支払が免除されます。保障はその後も一生涯続くため、安心して治療に向き合うことができるでしょう。

Q1
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80代の医療保険の選び方
民間の医療保険を検討するときには、実際に入院した際にどれくらいの費用がかかるのかを知っておく必要があります。国の健康保険制度を理解したうえで、自分に合った医療保険を選びましょう。
目次
3-1.入院給付金日額の決め方
3-2.持病がある場合の医療保険の選び方
3-4.80代におすすめの特約
3-7.独身・一人暮らしの場合
3-8.夫婦二人の場合
5.まとめ
80代で医療保険はなぜ必要?
80代を迎え、現在加入中の保険の更新にともなう保険料の増加や、共済等の保障が終了してしまうことに悩んでいる人は少なくありません。
まずは、80代にとって民間の医療保険が必要とされる理由を見ていきましょう。
長期入院や入退院を繰り返すリスクが高いため
高齢になると免疫力や体力の低下により、一度病気やケガをすると回復に時間がかかり、入院期間が長期化する傾向にあります。
年齢が上がるにつれて平均在院日数は延びるため、長期入院による医療費負担の増加に注意が必要です。
また、長期入院だけでなく、退院後に再入院を繰り返すケースも珍しくありません。
入院が頻繁に起こると、差額ベッド代や食事代、日用品代など、公的医療保険の対象外となる自己負担額も増加します。
健康リスクが高い80代だからこそ、民間の医療保険で突発的な医療費負担に備えておく必要があるといえるでしょう。
関連記事:高齢者に医療保険は本当にいらない?2つの判断ポイントと保険を加入する際の注意点
医療費負担が年金生活を圧迫する恐れがあるため
80代は多くの場合、公的年金が主な収入源となります。
限られた年金収入の中で、高額な医療費が発生すると、家計の収支バランスが崩れ、生活を圧迫する恐れがあります。
後期高齢者医療制度や高額療養費制度といった公的保障があるため、1カ月あたりの医療費の自己負担上限額は定められています。
ただし、長期入院や入退院を繰り返した場合、累計での医療費負担が家計に影響を与える可能性もあるでしょう。
また、差額ベッド代や食事療養費などは全額自己負担となるため、医療費以外の出費も想定しておく必要があります。
特に高齢者の場合、大部屋での療養は精神的にも肉体的にも負担が大きく、個室入院を希望する人も珍しくありません。
ほけんのコスパの独自調査によると、「物価高(食費や光熱費)と相まって、医療費の負担が以前よりも重く感じるようになった」と回答した人が全体の33.4%でした。
また、「金額は小さいが、毎月必ず出ていくので精神的な負担になっている」「通院のための交通費(タクシー・バス代)が、医療費以上に負担となっている」と回答した人と合わせると、全体の約52%を占めています。
限られた年金収入でやりくりする中、突発的な医療費負担は家計に大きな影響を与えかねません。
今のうちから、最低限の医療保障を準備しておくことが大切です。
80代から加入できる医療保険はある?
80代からでも新規加入できる医療保険は多数存在します。
中には、WEBで申込手続きを完結できるものもあり、おおむね85歳まで新規加入可能と定められています。
ただし、80代になると健康不安を抱えている人も多く、一般的な医療保険の加入審査に落ちてしまうケースも珍しくありません。
その場合、持病がある人でも加入しやすい「引受基準緩和型医療保険」が選択肢になります。
80代からの新規加入では保険料が高額になる可能性もあるため、毎月の予算と照らし合わせてプランを組み立てることが大切です。
80代の医療保険選びのポイント
80代で医療保険を選ぶ際は、公的保障もふまえて無駄のない保障額を設定し、毎月の保険料をできるだけ抑えられるように工夫することが大切です。
ここからは、80代の医療保険選びのポイントをご紹介します。
入院給付金日額の決め方
医療保険は、入院1日ごとに受け取れる日額保障がメインになっていることが一般的です。
保障額は、入院時に発生する自己負担額と年金などの収入バランスを考慮して決めましょう。
一般的には、5000~1万円程度を目安に設定します。
個室療養を希望する場合、保障額を8000円程度に設定していれば、入院日数分の差額ベッド代をカバーできます。
80代以上の高齢者は長期入院のリスクも高いため、日額保障は入院費用をまかなうための大切な保障になります。
関連記事:入院日額はいくらにすれば安心?入院一時金はつけておくべき?
80代の平均在院日数は約36~42日
厚生労働省の患者調査によると、80代の平均在院日数は約36~42日です。
全体平均の28.4日と比べると大幅に長いことが分かります。
入院が2カ月以上に及ぶと、それぞれの月で高額療養費の上限額分の医療費がかかり、トータルでの負担も大きくなりがちです。
入院が長引くほど個室療養の際の差額ベッド代もかさむため、注意しましょう。
長期入院のリスクに備えるためには、医療保険の入院給付金日額をしっかり確保しておくことが大切です。
関連記事:高齢者の入院費は平均いくら?自己負担額の目安と負担を軽減する制度をプロが解説
(参考:令和5年(2023)患者調査|厚生労働省)
後期高齢者医療保険制度と高額療養費制度も考慮する
75歳以上は後期高齢者医療制度が適用され、窓口負担は原則1〜3割となります。
また、高額療養費制度で1カ月の自己負担上限額が設定されているため、医療費が青天井になることはありません。
一般的な所得層であれば月額5万7600円が上限で、手術等で医療費が高額になった場合でも負担額は変わりません。
ただし、高額療養費は1カ月ごとに計算されるため、入院が複数月に及ぶとその分自己負担額も大きくなります。
また、差額ベッド代や食費は対象外のため別途全額自己負担が必要です。
医療費だけでなく、保険適用外の費用も想定して医療保険のプランを決めると良いでしょう。
関連記事:高額療養費制度が使えないケースとは?社労士が高額療養費制度の疑問をわかりやすく解説
持病がある場合の医療保険の選び方
80代になると、「全く健康で病院に行ったことがない」という人は少数派でしょう。
何らかの持病を抱えていたり、過去に入院歴があったりと、健康状態に不安がある人が多くなります。
持病の影響で通常の医療保険に加入できない場合、「引受基準緩和型医療保険」や「無選択型医療保険」が選択肢となります。
引受基準緩和型医療保険は、過去の入院歴や手術歴に関する告知項目が2〜3つ程度に限定されており、告知項目に当てはまらなければ持病があっても加入できます。
ただし、通常の医療保険に比べて保険料が割高に設定されているため、保険料と保障のバランスには注意が必要です。
無選択型医療保険は、健康状態の告知なしで加入できますが、保険料は緩和型医療保険よりもさらに割高に設定されています。
また、加入から一定期間は保障内容に制限が設けられていることが多く、緩和型にも加入できない場合の最終選択肢として検討する保険です。
現在の健康状態に合わせて、無理なく継続できる範囲で保険選びをすることが大切です。
関連記事:持病がある高齢者でも入れる保険はある?70代・80代に医療保険は必要?失敗しない保険選びのコツ
日型は60日型と120日型どちらがよい?
医療保険には、1入院あたりの支払限度日数が定められており、60日型と120日型が主流です。
80代の平均在院日数が約36〜42日であることをふまえると、基本的には60日型でも多くの入院をカバーできます。
しかし、脳血管疾患や認知症など、入院が長期化しやすい病気に備えておきたい場合、120日型でカバーしておくほうが安心です。
特に高齢者は入退院を頻繁に繰り返すこともあるため、60日型では保障しきれないケースも考えられます。
ただし、保険料は支払限度日数が長いほど高くなります。
予算と入院時のリスクのバランスを見極めて、プランを組み立てることが大切です。
関連記事:医療保険は60日型と120日型どっちがいい?迷ったときの判断基準と「特約」の賢い選び方
80代におすすめの特約
- 入院一時金特約
- 三大疾病保障特約
- 終身保険特約(死亡保険特約)
- 先進医療特約
基本保障に加えて、80代特有のリスクに備える特約を付加することで、保障を手厚くできます。
まずは、入院時の初期費用をまかなうための一時金特約を検討しましょう。
入院日数に関係なく一時金を受け取ることができるため、貯蓄に不安がありまとまったお金を受け取りたい人には特におすすめです。
また、高齢になるとがんや心疾患、脳血管疾患といった三大疾病の罹患リスクが高くなります。
介護や通院治療が必要になったときに備え、医療保険で手厚く備えておくと安心です。
葬儀費用への備えを検討している人は、医療保険に死亡保障の特約を付加する方法もあります。
加入している他の保険と保障が重複しないかを確認しながら、プランを組み立てましょう。
また、どの年代でも共通でおすすめの特約として、先進医療特約があります。
毎月の保険料は数十~100円程度で、公的医療保険が適用されない先進医療に備えておくことができます。
基本保障のひとつとして検討しましょう。
関連記事:医療保険の入院一時金はいらない?必要性と悩んだときの判断ポイントをプロが徹底解説
関連記事:【図でわかる】三大疾病特約と特定疾病特約の違いとは?範囲と必要性をプロが解説
80代で医療保険に死亡保障特約は必要?
80代になると、葬儀代や死後の整理資金の準備を本格的に考える人も多いでしょう。
100万~300万円程度の金額であれば、医療保険の特約として死亡保障を付加できます。
それぞれ別々で契約するよりもトータルの保険料を抑えられるケースもあるため、葬儀費用の準備ができていない人は特約の付加を検討しましょう。
反対に、既に終身保険などで死亡保障を確保している場合や、十分な貯蓄がある場合は、死亡保障特約を付ける必要性は低くなります。
関連記事:死亡保険は家族にいくら残す?必要な保障額と保険選びのポイントをプロが徹底解説
80代の医療保険は「掛け捨て型」「終身型」が基本
80代の医療保険選びでは、保険料が割安な「掛け捨て型」かつ、保障が一生涯続く「終身型(終身医療保険)」を選択することが基本です。
定期医療保険は一定期間で更新を迎えるため、更新時に保険料が大幅に上がったり、一定年齢に達すると更新できなくなったりと、複数のリスクがあります。
終身型であれば、加入時の保険料が変わらず、保障も継続します。
また、生存給付金や解約返戻金がある貯蓄型の医療保険は、保険料が高額になる傾向があるため、年金生活を送っている80代には掛け捨て型の終身医療保険がおすすめです。
関連記事:シニアこそ「掛け捨て保険」が正解?安さの理由と賢い選び方・おすすめ活用術をプロが解説
【ケース別】80代の医療保険の選び方
同じ80代でも、家族構成によって必要な医療保障は異なります。
独身・一人暮らしの場合と夫婦二人の場合に分けて、医療保険の適切な選び方を解説します。
独身・一人暮らしの場合
独身や一人暮らしの80代は、入院時や介護が必要になった際、身の回りの世話や金銭的なサポートを家族に頼ることが難しい可能性があります。
入院時の差額ベッド代、食事代、日用品代に加えて、退院後の生活支援や施設入居費用など、あらゆる費用がかかります。
単身生活のリスクに対応するため、入院給付金日額を高めに設定するか、一時金としてまとまった金額を受け取れる特約を付加することを検討しましょう。
関連記事:独身者なら本当に医療保険はいらない?プロが年代別に必要性と賢い選び方を徹底解説
夫婦二人の場合
配偶者がいる場合、一方が入院・介護状態になった際、生活費と医療費を同時に負担する必要があります。
夫婦それぞれが十分な医療保障を確保したうえで、保険料負担が世帯の年金収入を圧迫しないよう、家計全体の収支バランスを考慮することが大切です。
お互いの介護リスクに不安がある場合、医療保険に介護保障特約を付加できるものを選ぶのもおすすめです。
まずは、現在の収入と資産額を把握したうえで、どの程度保険で備えておくべきかを考えることが必要です。
80代で医療保険を見直すときのポイント
80代になると、加入している医療保険の更新ができず保障が終了してしまうことで、見直しを余儀なくされるケースも少なくありません。
また、共済に加入しており、熟年型に移行したことで保障が減少し、不安を感じる人もいます。
ここからは、80代が医療保険を見直す時に押さえておきたいポイントをご紹介します。
関連記事:医療保険の見直しで損しないための6つの注意点!ケース別のポイントをプロが徹底解説
加入している医療保険の保障内容を把握する
医療保険の見直しの第一歩は、現在加入している医療保険の保障内容を正確に把握することです。
保険証券を手元に用意し、入院給付金日額、1入院あたりの支払限度日数、保険期間、付加されている特約の種類、保険料の払込期間などを確認します。
古い医療保険は、現在の医療事情に適合していない場合があるため、保障の空白期間や過不足を洗い出しましょう。
定期型の医療保険に加入している場合、今後の更新時期と更新後の保険料額を確認し、継続が可能かどうかを判断します。
また、80代になると「更新限度年齢」を迎え、それ以上保険を継続できないケースもあります。
新しい保険の「日額保障」「付加する特約」を決める
加入している医療保険の保障内容について把握したら、新たに加入する医療保険の入院給付金日額と付加する特約を決めましょう。
高額療養費制度をふまえ、自己負担となる差額ベッド代や食事代をまかなえる金額を目安に日額保障を設定します。
特約については、三大疾病特約や、公的医療保険が適用されない先進医療の技術料をカバーする先進医療特約など、必要に応じて付加を検討しましょう。
発生確率や経済的ダメージを考慮して必要な保障を厳選することで、保険料が高額になることを避けられます。
現在の健康状態を確認する
新しい医療保険に申し込む際は、加入審査を受ける必要があります。
80代は過去の病歴や現在の持病、服薬状況など、健康告知に該当する項目が多くなる年代です。
健康診断の結果や通院履歴、現在服用している薬の種類を正確に整理し、告知書に正しく申告できるよう準備しましょう。
通常の医療保険への加入が難しい場合は、告知項目が緩やかな引受基準緩和型医療保険を検討します。
自身の健康状態に応じて、商品の絞り込みを行いましょう。
関連記事:告知義務違反はみんなやってる?生命保険で告知義務違反がバレたらどうなるのかプロが詳しく解説
複数社の保険で比較する
80代からでも新規加入できる医療保険や緩和型医療保険は複数あります。
同じような保障でも、保険料や細かい特約の保障内容は異なります。
1社の保険商品だけで決めるのではなく、必ず複数社で保険料の見積もりを取って比較してみましょう。
ひとりで複数の保険商品を比較するのが難しい場合は、保険比較サイトを利用するのがおすすめです。
保険料 見積シミュレーション
人気の商品をカンタン比較

新しい保険が成立してから古い保険を解約する
医療保険の乗り換えを行う際、最も注意すべき点は解約と新規加入のタイミングです。
新しい医療保険の審査が完了し、契約が正式に成立したことを確認してから、今加入している古い保険の解約手続きを進めましょう。
新しい保険の契約が成立する前に古い保険を解約してしまうと、新しい保険の審査に落ちた場合、無保険状態になってしまいます。
無保険期間中に病気やケガで入院しても保障は受けられないため、注意が必要です。
まとめ
80代は長期入院のリスクが高く、医療費負担が年金生活に影響を及ぼす可能性があります。
民間の医療保険で最低限の保障を準備しておくことが大切です。
公的制度の保障内容や自身の貯蓄額を考慮し、必要な保障を決めましょう。
執筆・監修者 保険ライター/2級FP技能士
橋本 優理
大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。経済メディア「LIMO」で300記事以上を執筆。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。
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※記載している保険料および保障内容などは2026年2月2日現在のものです。 ※表示された保険料は保険プランの一例です。年齢・性別・選択する条件等によって保険料は変わります。商品を選択される際には、保険料だけでなく、保障の内容等他の要素も含め総合的に比較・検討をしていただくようお願いいたします。 ※当サイトにおける表示順は各保険商品の優劣を意味するものではありません。特定の試算条件において保険料が安い順もしくは高い順、「人気ランキング」については2026年4月1日―2026年4月30日『ほけんのコスパ』サイト経由での契約件数およびサイトから各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出したものです。 ※各口コミの評価点数や内容はあくまでユーザー個人の主観的な感想で、保険商品の保障内容や保険料を保証するものではありません。 ※口コミの投稿内容は、ユーザーの回答意図に反しない範囲で表現を整えています。 ※「良い点」「悪い点」には、ユーザーが保険商品を申し込んだ経路によって、対象商品を取り扱っている保険代理店の評価が含まれている場合があります。 ※アンケートは対象商品に加入中の方を対象にしており、「ほけんのコスパ」経由で加入した方に限りません。 ※改定前の商品も対象にアンケート対象にしています。 調査名:加入している保険に関するアンケート 調査企画:株式会社モニクルフィナンシャル 調査委託先:株式会社マクロミル 調査方法:インターネットリサーチ 調査対象保険会社:SBI生命保険株式会社/オリックス生命保険株式会社/チューリッヒ生命保険株式会社/東京海上日動あんしん生命保険株式会社/なないろ生命保険株式会社/第一ネオ生命保険株式会社/はなさく生命保険株式会社/メディケア生命保険株式会社 調査対象者:対象の保険に加入中で給付金請求の経験がある20歳から80歳の男女 調査除外対象:誹謗中傷を含む投稿。著しく客観性を欠くと判断される投稿。 有効回答数:233件





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