30歳男性
医療保険商品一覧・保険料見積比較
月払保険料
1,064円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
SBI生命の終身医療保険Neoは、一生涯保障が続く終身タイプの医療保険です。喫煙歴や健康状態に応じて保険料率が変わる仕組みのため、タバコを吸わない健康な人は保険料が割安になります。また、医療保険では珍しい「特別保険料制度」を設けているのも特徴です。既往歴や持病によって今まで保険に加入できなかった人でも、割増保険料で加入できる場合があります。
SBI生命の終身医療保険Neoのリスク細分型料率では、以下の2つの条件を満たした人が優良体料率として割安な保険料で申込むことができます。
①過去1年以内にタバコを吸っていない②BMIが18.0以上27.0未満
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 」で算出できます
この2つの条件を満たさない人でも、標準体料率として申込をすることができます。
また、反対に血圧が高い、糖尿病など、健康状態が良くない人の場合、標準体料率よりも割増しされた特別保険料率により、これまで保険の契約ができなかった人も加入できる可能性があります。
特約は、ニーズが高い保障が厳選されています。近年では入院日数の短期化に伴い、入院した日数に関係なく一時金を受け取ることができる「終身入院一時給付金特約」を付加する人が増えています。日帰り入院からまとまった給付金を受け取ることができるため、短期入院でもしっかり給付金を受け取りたい人にはおすすめです。
また、「終身3大疾病一時給付金特約」を付加することで、がん(上皮内新生物を含む)・心疾患・脳血管疾患の3大疾病へ備えることもできます。がんは診断確定時、心疾患と脳血管疾患は1日以上の入院または手術で、まとまった一時金を受け取ることができます。
さらに、「終身通院特約」「終身在宅医療特約」といった退院後の治療に備えられる特約も充実しています。
月払保険料
1,165円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
メディケア生命の新メディフィットAは、主契約の保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。主契約や特約のカスタマイズが自由で、自分自身で希望のプランを設計できることが大きな特徴です。
また、主契約で「初期入院10日給付特則」を選べば、短期入院にも手厚く備えられます。平均入院日数が短くなっている今の医療事情に合わせたプランを設計することができます。
新メディフィットAは、保障内容を自分好みに自由にカスタマイズできることが特徴です。
主契約はWEB契約の場合3,000円~10,000円までの間で選ぶことができ、「初期入院10日給付特則」を付加することで10日未満の入院の場合でも10日分の給付金を受け取ることができます。
また、主契約の手術保障もⅠ型とⅡ型で選ぶことができ、入院給付金が5,000円の場合Ⅰ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・25万円を受け取ることができます。外来手術の場合に受け取れる金額は一律2.5万円となりますが、「外来手術増額特則」を付加することで保障を手厚くすることも可能です。
特約の種類も豊富で、がんや生活習慣病、通院、女性疾病に対する特約などを選択できます。
自分好みの保険を設計したい人にはおすすめの商品です。
新メディフィットAには、退院後の通院を保障する「通院治療特約(23)」や、入院や退院後の在宅療養を所定の期間継続されたときに給付金を受け取ることができる「継続入院・在宅療養収入サポート特約」を付加することができます。
近年では、入院だけでなく通院や在宅で治療を進めていくケースも増えています。
退院後の通院や在宅療養に対する保障も用意しておきたい人には、おすすめの特約です。
月払保険料
1,249円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
チューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムZは、入院・手術等を一生涯保障する医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度の選択肢が幅広く、30日・60日・120日・365日型から選択することができます。短期入院に備えておきたい人はもちろん、長期入院が心配な人にもおすすめの医療保険です。
医療保険は掛け捨ての商品がほとんどですが、それを「もったいない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
終身医療保険プレミアムZであれば、「健康還付給付金特約」を付加することで3年間または5年間、継続10日以上の入院をしなかったときに健康還付給付金を何度でも受け取ることができます。
健康還付給付金の額は入院給付日額の10倍のため、日額5,000円の契約の場合は3年もしくは5年ごとに5万円を受け取ることができます。
※3年型の場合
近年は平均入院日数が減少しているとはいえ、長期入院が完全になくなったわけではありません。特に、生活習慣病やストレス性疾病は入院が長期化するリスクが高い病気です。
終身医療保険プレミアムZには、入院が長期化しがちな病気に備える「8大疾病延長入院特約・ストレス性疾病延長入院特約(Z03)」を付加することができます。
この特約を付加することで、所定の8大疾病での入院は支払日数無制限で保障、所定のストレス性疾病での入院も最大365日まで保障されます。
月払保険料
1,260円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
なないろ生命のなないろメディカル礎は、病気やケガに備える一生涯の医療保険です。
入院や手術だけでなく、がんや3大疾病に備える特約も豊富で、ニーズに合わせて自由にプランを組むことができます。死亡時に死亡保険金を受け取れる「終身死亡特約」があり、葬儀費用や整理資金などに充てられます。
また、「入院一時金特約」を付加すると入院時に最高20万円の一時金を受けることができ、入院にかかるさまざまな自己負担にも活用できます。退院後の通院治療も不安な人には「通院一時金特約(2022)」もおすすめ。通院日数に関わらず一時金で保障されるため、安心して治療を受けることができます。
ほとんどの医療保険では、加入時に過去2年以内の健康診断結果についての告知を求められます。ところがなないろメディカル礎の場合、健康診断書に関する告知を撤廃。そのため、健康診断結果に不安を抱えている人は加入しやすい医療保険となっています。
なないろメディカル礎は、「がん治療特約」「がん診断一時金特約(2024)」「がん差額ベッド特約」などがんに手厚く備える特約が充実しています。また、がんの再発、転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受け取りやすいかは医療保険を選択する上でポイントとなりますが、「診断」で受け取れます。がんだけでなく3大疾病まで備えておきたい人には「3大疾病一時金特約(2024)」がおすすめ。その他にも女性に優しい特約も充実しており、自分のニーズに合わせてぴったりのプランを選ぶことができます。
月払保険料
1,359円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
はなさく生命のはなさく医療は、入院や手術に一生涯備えることができる医療保険です。
主契約の入院・手術保障に加えて、生活習慣病、身体障害・要介護など、特約の種類が豊富でさまざまなリスクに備えられることが特徴です。
入院保障は日帰り入院からカバーされ、3大(8大)疾病入院支払日数無制限特則を適用の場合、3大(8大)疾病による入院は、支払日数無制限で保障されます。
がんに備えるための「がん一時給付特約(22)」や「抗がん剤・ホルモン剤治療特約(22)」に加え、「特定疾病一時給付特約(22)」など生活習慣病まで幅広く保障できる特約も付加することができます。がんの再発・転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受取りやすいかは、医療保険を選択する上でポイントになりますが、「がんによる入院または所定の通院」という条件を満たせば、1年に1回を限度に支払回数無制限で受取れます。
はなさく医療には、女性特有の病気やがん等に手厚く備えられる「女性医療特約(23)」に加え、女性のがん検診をサポートする「女性がん早期発見サポート特約」を付加することもできます。
乳がんや子宮頚がんといった女性特有のがんに備えておきたい人におすすめです。
特定不妊治療に対する保障もあり、女性向けの特約が充実しています。
はなさく医療の主契約では、入院や手術・放射線治療に備えることができます。
入院給付日額はWEB契約の場合3,000円~5,000円の間で選択することができ、1回の入院で保障される支払限度は30日・60日・120日から選ぶことができます。
加えて、手術給付金の型は3つの型から選択ができ、入院給付日額が5,000円の場合、入院中の手術でⅠ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・30万円、Ⅲ型では2.5万円の手術給付金を受取ることができます。
外来手術の場合に受取れる金額はⅠ型~Ⅲ型の全ての型で一律2.5万円となります。
Ⅱ型は三大疾病による手術で受取れる給付金が大きくなるため、三大疾病に手厚く備えておきたい人には良いでしょう。
※がんによる特定疾病一時給付金、がん一時給付金および抗がん剤・ホルモン剤治療給付金、女性特定がん診断一時給付金は、責任開始日から90日経過後にがん(女性特定がん診断一時給付金の場合は女性特定がん)と診断確定された場合にお支払いします。(責任開始時前にがんと診断確定されていないことを要します。)
※特定不妊治療に対する女性特定手術給付金は、責任開始日から2年経過後の特定不妊治療についてお支払いします。※専門家のコメントは当社からファイナンシャルプランナーに依頼し執筆いただいた原稿を当社で編集したものです。
月払保険料
1,382円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
第一ネオ生命のネオdeいりょうは、一生涯保障の医療保険です。
被保険者が20歳以上で入院歴・喫煙状況・BMIについて所定の条件を満たせば標準保険料率に比べて保険料が安くなる点は、健康な人には嬉しいポイントです。また、短期入院に手厚く備えられるオプションはもちろん、三大疾病や八大疾病による入院の支払日数限度を無制限に保障するオプションも選択可能で、幅広いニーズに応えることができます。主契約の入院保障以外は、オプションになるため、自分のニーズに合わせて特約・特則を自由に組み合わせることができます。
ネオdeいりょうでは、標準保険料率とは別に「健康保険料率」が設けられており、以下の条件に該当する人は保険料が安くなる仕組みとなっています。①過去5年以内に所定の入院歴がないこと②以下のいずれかを満たすこと ・過去1年以内にたばこを吸っていない ※たばこには、紙巻タバコ、葉巻、パイプのほか、噛みタバコ、嗅ぎタバコ、電子タバコなどを含みます。 ・体格(BMI)が18以上27未満
BMIは「体重kg÷(身長m)2」で算出できます①と②の条件をどちらも満たした場合、健康保険料率で申込が可能となり、標準保険料率よりも安い保険料となります。健康に自信がある人には嬉しいポイントです。
通常医療保険では、退院後に再度入院するなど複数回入院した場合、一定の期間が空かないと一連の入院とみなされ、2回目以降の入院が支払い対象外になるケースもあります。
ネオdeいりょうでは、直前の入院給付金が支払われる入院の退院日の翌日からその日を含めて30日経過していれば新たな入院としてカウントされます。特に入退院を繰り返すリスクが高い病気など、短期間の複数回入院に備えておきたい人にはおすすめの医療保険です。
「手術保障特則」「入院一時給付特約」「先進医療・患者申出療養特約」「三大疾病一時給付特約(2023)」「女性疾病保障特約」など、多様なオプションがあります。骨折や熱傷*などのケガを保障する「特定損傷特約」もあります。
また、がんに対する特約も充実していて「がん診断特約(2023)」「抗がん剤治療特約」「自費診療保障上乗せ型がん治療特約」などがあります。「がん診断特約(2023)」での2回目以降の給付条件は、がんによる入院もしくは通院となっており、最近のスタンダートですが、ホルモン剤治療のための通院でも一時金が1年に1回を限度に給付される点もおすすめです。
*「深達性Ⅱ度熱傷 (真皮層の深部まで障害された状態)」、「Ⅲ度熱傷(皮膚 全層および皮下組織まで障害された状態)に限ります)
月払保険料
1,404円橋本 優理
保険ライター/2級FP技能士
東京海上日動あんしん生命のメディカルKit NEOは、主契約の入院・手術保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。ネット契約専用プランが用意されており、シンプルな保障を求めている人にはぴったりです。
女性には、女性疾病に手厚く備える女性向けプランもおすすめです。
入院日数の短期化に伴い、通院治療が必要になるケースも増えています。退院後の通院に備えておきたい人は「通院特約」を付加するのがおすすめです。メディカルKit NEOのネット契約専用プランでは、入院給付日額5,000円に対し、通院給付金日額を3,000円付加することができます。
がんなどの大きな病気に罹患すると、治療費の負担や収入の減少により家計のバランスが崩れてしまうリスクがあります。特定疾病保険料払込免除特則を付加しておけば、がん・心疾患・脳血管疾患のいずれかに罹患して所定の条件に該当した場合、その後の保険料支払が免除されます。保障はその後も一生涯続くため、安心して治療に向き合うことができるでしょう。
月払保険料
1,470円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
オリックス生命の医療保険キュア・ネクストは、一生涯保障の医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度日数は60日となりますが(ネット契約の場合)、「三大疾病無制限型」「七大疾病無制限型」のいずれかを選ぶことで、長引く生活習慣病の入院にも備えることができます。
その他、がんなどの三大疾病に備える特約はもちろん、一生涯の死亡保障に備える特約を付加することも可能です。
キュア・ネクストには、三大疾病もしくは七大疾病の支払日数を無制限で保障する特則を適用することができます。
「三大疾病無制限型」を選択した場合、がん(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患での入院が支払日数無制限になるだけでなく、約款所定の七大生活習慣病(三大疾病以外)の糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎臓病で入院した場合、1入院の支払限度日数が2倍の120日に拡大します。
「七大疾病無制限型」を選択した場合、上記の七大生活習慣病がすべて支払日数無制限で保障されます。近年平均入院日数は短期化の傾向にありますが、三大疾病や七大疾病は治療が長引いたりリハビリが必要になるなどして、入院が長引くリスクが高い病気です。
三大疾病や七大疾病のリスクに備えておきたい人は、この特則を適用したプランがおすすめです。
医療保障だけでなく死亡保障も検討している人には、「終身保険特約(無解約払戻金型)(医療保険(2022)用)」がおすすめです。
この特約は、一生涯続く死亡保障を準備することができ、かつ掛け捨てタイプのため月々の保険料も比較的お手頃なのが特徴です。保険料が加入時のまま上がらないのもポイントです。葬儀費用などの準備で死亡保障を持っておきたい人にはぴったりです。

Q1
入院時の費用は?
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30代の医療保険の選び方
民間の医療保険を検討するときには、実際に入院した際にどれくらいの費用がかかるのかを知っておく必要があります。国の健康保険制度を理解したうえで、自分に合った医療保険を選びましょう。
目次
2-1.入院給付金日額の決め方
2-2.短期入院への備え方
2-4.30代におすすめの特約
2-5.「掛け捨て型」か「貯蓄型」か
2-6.「定期型」か「終身型」か
3-1.独身の場合
3-2.共働き夫婦(DINKs)の場合
3-3.幼い子どもがいる場合
5.まとめ
30代で医療保険はなぜ必要?
30代になると、結婚や出産、仕事での責任が増すなど、ライフステージの変化を感じる年代になってきます。
将来の病気やケガへの備えとして医療保険を考え始めたものの、何から手をつければ良いかわからない人もいるかもしれません。
30代は20代に比べて病気のリスクが高まる一方、比較的安い保険料で加入できる時期でもあります。
自分や家族の状況に合った医療保険を選ぶことで、将来の安心につながります。
いざというときに家計を守るため
30代は20代と比較して、病気やケガで入院するリスクが高まります。
厚生労働省の患者調査によると、30代後半の入院受療率(人口10万人あたり)は、20代前半の約1.8倍です。
入院が必要になると、医療費だけでなく差額ベッド代や食費、交通費の負担も発生します。
一定期間働けないことで収入が減少したり、看病で家族に負担がかかることも考えられます。
いざというときに家計を守るため、突発的な支出に対応できるよう最低限の医療保険を準備しておくことが大切です。
関連記事:30代で医療保険は本当に不要?「いらない」といわれる理由と万が一への備え
比較的お手頃な保険料で将来のリスクに備えられるため
医療保険の保険料は、性別と加入時点の年齢で決まります。
30代は40代以上に比べて病気やケガのリスクが低いため、比較的お手頃な保険料で加入できるのがメリットです。
特に、一生涯保障が続く「終身型医療保険」の場合、加入時の保険料で老後の保障も確保できます。
また、保険に加入する際は健康状態の告知が必要です。
入院歴があったり健康診断で異常を指摘されたりすると、特別条件が付いたり、最悪の場合加入を断られるケースもあります。
健康状態が良好なうちに保険に加入しておくことで、より多くの選択肢の中から自分に合った保険を選びやすくなります。
30代の医療保険選びのポイント
30代の医療保険選びでは、保障額や付加する特約、保険料の払込方法などを、将来のライフステージの変化も見据えて決めることが大切です。
では、医療保険選びのポイントを具体的に見ていきましょう。
入院給付金日額の決め方
入院給付金日額は、入院1日あたりに受け取れる金額のことで、医療保険の基本となる保障です。
日額を決める際には、入院日数の傾向や公的制度を考慮することが大切です。
近年、入院日数は短期化の傾向にあります。
入院日額5000円のみのシンプルな医療保険の場合、短期入院では満足に給付金を受け取ることができず、医療費をまかなえない可能性があります。
まずは、30代の平均在院日数と公的制度の仕組みを見ていきましょう。
関連記事:入院日額はいくらにすれば安心?入院一時金はつけておくべき?
30代の平均在院日数は約10~13日
厚生労働省の患者調査によると、30代の平均在院日数は約10~13日となっています。
ほとんどの人が2週間以内に退院する短期入院であることが分かります。
入院給付日額5000円のみの医療保険の場合、10日間の入院では5万円しか受け取ることができず、赤字になるケースもあります。
一方で、精神疾患や脳血管疾患など、若くても入院日数が長引く傾向にある病気もあります。
重大な疾患に備えたい場合は、日額保障をしっかり持っておくことで、長期入院でもある程度まとまったお金を受け取ることができるでしょう。
関連記事:1週間の入院費用はいくら?自己負担額の平均・相場と高額療養費制度をプロが解説
(参考:令和5年(2023)患者調査|厚生労働省)
高額療養費制度も考慮する
日本の公的医療保険には「高額療養費制度」があります。
1カ月の医療費の自己負担額が一定の上限額を超えた場合に、超えた分が払い戻される制度で、実質の負担額を大きく抑えることができます。
例えば、年収約370万~770万円の人の自己負担上限額は約8万~9万円程度です。
つまり、医療保険で合計8~9万円ほどの給付金を受け取ることができれば、医療費負担をまかなうことができることになります。
ただしこの制度の対象は保険診療分のみで、差額ベッド代や先進医療の技術料、入院中の食事代などは対象外となり、別途自己負担が必要です。
特に個室療養を希望する場合、医療保険の保障額はある程度余裕を持って設定しておくことがおすすめです。
関連記事:高額療養費制度が使えないケースとは?社労士が高額療養費制度の疑問をわかりやすく解説
短期入院への備え方
入院日数の短期化にともない、短期の入院でもまとまった費用がかかるケースに備える必要性が高くなっています。
短期入院に備えるには、「入院一時金特約」がおすすめです。
入院日数にかかわらず、1日以上の入院(または日帰り入院)をした場合にまとまった一時金を受け取れる保障です。
一時金保障があれば、入院時の自己負担費用や当座の生活費などをまかなうことができます。
関連記事:入院一時金10万円がおすすめな理由とは?短期入院に備える医療保険の選び方をプロが解説
日型は60日型と120日型どちらがよい?
医療保険には、1回の入院で給付金が支払われる上限日数(支払限度日数)が定められており、「60日型」が一般的です。
平均在院日数が短期化している現状では、多くの入院は「60日型」でカバーできます。
一方で、精神疾患や脳血管疾患など、入院が長期化しやすい病気に備えたい場合は「120日型」を選んでおくと安心です。
30代であれば、60日と120日型で毎月の保険料にそこまで大きな差は出ないことが多いです。
WEB上で保険料をシミュレーションしながら、安心できるプランを選ぶのが良いでしょう。
関連記事:医療保険は60日型と120日型どっちがいい?迷ったときの判断基準と「特約」の賢い選び方
30代におすすめの特約
- 入院一時金特約
- 女性特約(女性の場合)
- がん特約
- 先進医療特約
30代の場合、短期入院に備えてまず入院一時金を検討するのが良いでしょう。
また今後のがんリスクの高まりをふまえて、若いうちにがん保障を付加しておくのがおすすめです。
入院保障だけでは、がんの通院治療に対応できません。
がん診断時に一時金を受け取れる保障や、抗がん剤治療を保障する特約を検討してみましょう。
また女性の場合、30代以降から高くなる女性疾病にしっかり備えておくことが大切です。
女性疾病での入院や手術を手厚く保障する女性特約の付加がおすすめです。
またどの年代でも共通でおすすめの特約として、先進医療特約があります。
毎月の保険料は数十~100円程度で、公的医療保険が適用されない先進医療に備えておくことができます。
基本保障のひとつとして検討しましょう。
関連記事:プロが教える30代におすすめの医療保険!失敗しない選び方を男女別・ケース別に徹底解説
30代で医療保険に死亡保障特約は必要?
医療保険に付加できる死亡保障は、入院日額に連動して上限額が定められていることが多く、100万~300万円程度の少額保障になります。
30代の場合、まだ子どもが幼く手厚い死亡保障が必要な人も多いでしょう。
そのようなケースでは、医療保険の特約として付加するのではなく、定期保険や収入保障保険を別途契約するのが良いでしょう。
「子どもが成人するまでの間」「年金受給までの間」など、期間を決めて必要な保障を確保できます。
一方で、子どもがおらず最低限の葬儀費用だけ準備できていれば良い人には、医療保険の死亡保障特約が適しているケースもあります。
自分のライフステージや必要な保障額に合った保険を選ぶことが大切です。
関連記事:死亡保険は家族にいくら残す?必要な保障額と保険選びのポイントをプロが徹底解説
「掛け捨て型」か「貯蓄型」か
医療保険には、保険料が戻ってこない「掛け捨て型」と、解約返戻金やお祝い金がある「貯蓄型」があります。
掛け捨て型は貯蓄型に比べて保険料が割安で、手頃な負担で充実した保障を準備できるのがメリットです。
一方、貯蓄型は保険料が割高になる傾向がありますが、解約時に受け取れるお金があったり、定期的にお祝い金が受け取れたりします。
現在の医療保険の主流は、保険料を抑えて必要な保障を確保できる「掛け捨て型」です。
保障を確保することを最優先に考えるなら、保険料の安い「掛け捨て型」が合理的です。
特に30代の場合、保険料はできるだけ抑えて、余剰資金をNISAやiDeCoで運用する方法も有効でしょう。
関連記事:医療保険は貯蓄型と掛け捨て型、自分はどっち?図でわかるベストな選択を専門家が解説
「定期型」か「終身型」か
医療保険には、10年更新など保障期間が一定の「定期型」と、保障が一生涯続く「終身型」があります。
「定期型」は加入当初の保険料は比較的お手頃ですが、更新のたびにその時点の年齢で保険料が再計算されるため、年齢とともに保険料が上昇します。
「終身型」は加入時の保険料が変わらず一生涯続くため、長期的な保険料の見通しが立てやすいのが特徴です。
30代の場合、終身型でも比較的保険料を抑えて加入しやすいメリットがあります。
お手頃な保険料で一生涯の保障を確保し、老後のリスクまで見据えて対策するのがおすすめです。
子どもが独立するまでなど、特定の期間だけ保障を上乗せしたい場合には、定期型を組み合わせる方法もあります。
関連特集:医療保険の保険期間は「終身」と「定期」どっちが良い?必要な保険期間を見極めるポイントを解説
老後の負担を抑えたい場合は有期払がおすすめ
終身型医療保険の場合、一生涯保険料を支払い続ける「終身払」と、60歳や65歳など一定期間で払い終える「有期払」を選ぶことができます。
「終身払」は月々の保険料が安いですが、長生きするほど払込総額は多くなります。
「有期払」は月々の保険料は高くなりますが、収入のある現役期間中に支払いを終えることができます。
老後は収入が年金中心となり減少するため、現役中に保険料の支払いを終わらせておけば、老後の家計負担を軽減できます。
30代であればまだ払込期間を長く設定できるため、有期払も現実的な選択肢となります。
【ケース別】30代の医療保険の選び方
30代と一括りにいっても、独身、共働き夫婦、子育て世帯など、ライフステージによって必要な医療保障は異なります。
ここからは、それぞれのケースで重視すべき保障と、選び方のポイントをご紹介します。
独身の場合
30代独身の場合、自分自身の病気やケガに備えることが保険選びの基本となります。
扶養家族がいないため高額な死亡保障の必要性は低いですが、入院や手術で働けなくなった場合の収入減少と治療費の負担をカバーする医療保障が重要です。
まずは入院給付金日額5000~1万円程度の終身医療保険を基本に検討しましょう。
短期入院に備えて「入院一時金特約」を付加するプランもおすすめです。
女性の場合は、女性疾病特約を付加して、乳がんや子宮頸がんなど女性特有の病気に手厚く備えておくのも良いでしょう。
関連記事:独身者なら本当に医療保険はいらない?プロが年代別に必要性と賢い選び方を徹底解説
共働き夫婦(DINKs)の場合
子どもがいない共働き夫婦(DINKs)の場合、お互いが経済的に自立しているケースが多いです。
どちらか一方が病気やケガで働けなくなっても、もう一方の収入があるため、家計がすぐに困窮するリスクは比較的低いでしょう。
そのため、過度に手厚い保障は不要な場合もありますが、パートナーの生活への影響を最小限にすることを目的として保険を選ぶことが大切です。
夫婦それぞれが、自分自身の入院や手術に備えるための終身医療保険に加入するのが基本です。
世帯収入や貯蓄額に応じて、がん診断一時金や先進医療特約など、より大きな経済的リスクに備える保障を検討しましょう。
関連記事:30代共働き夫婦におすすめの保険は?「最低限」で賢く備える保険選びのポイントをプロが解説
幼い子どもがいる場合
子どもがいる世帯では、親に万が一のことがあると、家計への影響が大きくなります。
特に、家計の担い手が入院などで長期間働けなくなると、収入が大幅に減少し、子どもの教育費や生活費に影響が出る可能性があります。
夫婦ともに基本的な医療保険に加入することは前提となります。
そのうえで、家計の主たる担い手は、入院給付金日額を1万円にする、あるいは三大疾病保障を手厚くするなど、収入減少リスクをより重点的にカバーするプランを検討しましょう。
親が入院した場合の家事代行やベビーシッター代なども考慮して、保障内容を考えることが大切です。
30代で医療保険を見直すときのポイント
30代は、20代で加入した保険を見直すのにも適したタイミングです。
結婚や出産などのライフイベントを機に、現在の保障内容が自分や家族の状況に合っているかを確認し、必要に応じて保障の追加や変更を検討しましょう。
関連記事:医療保険の見直しで損しないための6つの注意点!ケース別のポイントをプロが徹底解説
加入している医療保険の保障内容を把握する
保険を見直す第一歩は、現在加入している保険の内容を正確に理解することから始まります。
保険証券やご契約のしおりを確認し、「いつまで保障が続くのか(保険期間)」「入院1日あたりいくらもらえるのか(入院給付金日額)」「どのような手術が保障対象か」「どんな特約が付いているか」などを把握しましょう。
例えば、20代で加入した定期型の医療保険が、もうすぐ更新時期を迎えるかもしれません。
更新すると保険料が上がるため、同じタイミングで終身型の新しい保険に切り替える方が有利な場合があります。
まずは手元にある保険証券を用意し、保障内容を一覧に書き出してみましょう。
新しい保険の「保険期間」「日額保障」「付加する特約」を決める
現在の保障内容と、今の自分や家族に必要な保障とのギャップを明確にしたうえで、新しい保険の具体的なプランを設計します。
30代で新しく医療保険に加入する場合、基本的には保障が一生涯続く終身型がおすすめです。
入院給付金日額は、現在の収入や貯蓄状況、家族構成を考慮して5000~1万円を目安に決めましょう。
結婚して配偶者ができたなら、三大疾病など重い病気への備えを厚くすることを検討しましょう。
子どもが生まれたなら、万が一の収入減に備えて入院給付金を増額する必要があるかもしれません。
ライフプランに合った保障内容を具体的に決めていきましょう。
複数社の保険で比較する
医療保険は保険会社によって、保障内容や保険料、特約の種類が異なります。
似たような保障内容でも毎月の保険料に違いが出ることもあるため、1社だけでなく、複数の保険会社の商品を比較検討することをおすすめします。
とはいえ、自分ひとりで複数の商品を比較するのは難しいと感じる人も多いでしょう。
そんなときは、インターネットの比較サイトで一括見積もりできる機能を利用すると効率的です。
少なくとも2〜3社の保険商品を比較し、それぞれのメリット・デメリットを検討しましょう。
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新しい保険が成立してから古い保険を解約する
新しい保険に申し込んでも、健康状態によっては加入できない(審査に通らない)可能性があります。
もし古い保険を先に解約してしまうと、新しい保険に加入できず、無保険の状態になってしまうリスクがあります。
必ず新しい保険の成立が確認できてから、古い保険の解約手続きを進めるようにしましょう。
まとめ
30代は、仕事やプライベートでライフステージが大きく変化する時期であり、医療保険について考える良いタイミングです。
年齢が若く健康なうちであれば、比較的安い保険料で一生涯の保障を準備できます。
まずは公的医療保険でカバーされる範囲を理解し、自分や家族のライフスタイルに合わせて必要な保障額や特約を検討しましょう。
執筆・監修者 保険ライター/2級FP技能士
橋本 優理
大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。経済メディア「LIMO」で300記事以上を執筆。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。
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※記載している保険料および保障内容などは2026年2月2日現在のものです。 ※表示された保険料は保険プランの一例です。年齢・性別・選択する条件等によって保険料は変わります。商品を選択される際には、保険料だけでなく、保障の内容等他の要素も含め総合的に比較・検討をしていただくようお願いいたします。 ※当サイトにおける表示順は各保険商品の優劣を意味するものではありません。特定の試算条件において保険料が安い順もしくは高い順、「人気ランキング」については2026年4月1日―2026年4月30日『ほけんのコスパ』サイト経由での契約件数およびサイトから各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出したものです。 ※各口コミの評価点数や内容はあくまでユーザー個人の主観的な感想で、保険商品の保障内容や保険料を保証するものではありません。 ※口コミの投稿内容は、ユーザーの回答意図に反しない範囲で表現を整えています。 ※「良い点」「悪い点」には、ユーザーが保険商品を申し込んだ経路によって、対象商品を取り扱っている保険代理店の評価が含まれている場合があります。 ※アンケートは対象商品に加入中の方を対象にしており、「ほけんのコスパ」経由で加入した方に限りません。 ※改定前の商品も対象にアンケート対象にしています。 調査名:加入している保険に関するアンケート 調査企画:株式会社モニクルフィナンシャル 調査委託先:株式会社マクロミル 調査方法:インターネットリサーチ 調査対象保険会社:SBI生命保険株式会社/オリックス生命保険株式会社/チューリッヒ生命保険株式会社/東京海上日動あんしん生命保険株式会社/なないろ生命保険株式会社/第一ネオ生命保険株式会社/はなさく生命保険株式会社/メディケア生命保険株式会社 調査対象者:対象の保険に加入中で給付金請求の経験がある20歳から80歳の男女 調査除外対象:誹謗中傷を含む投稿。著しく客観性を欠くと判断される投稿。 有効回答数:233件
















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