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55歳女性
医療保険商品一覧・保険料見積比較
月払保険料
1,960円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
メディケア生命の新メディフィットAは、主契約の保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。主契約や特約のカスタマイズが自由で、自分自身で希望のプランを設計できることが大きな特徴です。
また、主契約で「初期入院10日給付特則」を選べば、短期入院にも手厚く備えられます。平均入院日数が短くなっている今の医療事情に合わせたプランを設計することができます。
新メディフィットAは、保障内容を自分好みに自由にカスタマイズできることが特徴です。
主契約はWEB契約の場合3,000円~10,000円までの間で選ぶことができ、「初期入院10日給付特則」を付加することで10日未満の入院の場合でも10日分の給付金を受け取ることができます。
また、主契約の手術保障もⅠ型とⅡ型で選ぶことができ、入院給付金が5,000円の場合Ⅰ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・25万円を受け取ることができます。外来手術の場合に受け取れる金額は一律2.5万円となりますが、「外来手術増額特則」を付加することで保障を手厚くすることも可能です。
特約の種類も豊富で、がんや生活習慣病、通院、女性疾病に対する特約などを選択できます。
自分好みの保険を設計したい人にはおすすめの商品です。
新メディフィットAには、退院後の通院を保障する「通院治療特約(23)」や、入院や退院後の在宅療養を所定の期間継続されたときに給付金を受け取ることができる「継続入院・在宅療養収入サポート特約」を付加することができます。
近年では、入院だけでなく通院や在宅で治療を進めていくケースも増えています。
退院後の通院や在宅療養に対する保障も用意しておきたい人には、おすすめの特約です。
月払保険料
2,734円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
はなさく生命のはなさく医療は、入院や手術に一生涯備えることができる医療保険です。
主契約の入院・手術保障に加えて、生活習慣病、身体障害・要介護など、特約の種類が豊富でさまざまなリスクに備えられることが特徴です。
入院保障は日帰り入院からカバーされ、3大(8大)疾病入院支払日数無制限特則を適用の場合、3大(8大)疾病による入院は、支払日数無制限で保障されます。
がんに備えるための「がん一時給付特約(22)」や「抗がん剤・ホルモン剤治療特約(22)」に加え、「特定疾病一時給付特約(22)」など生活習慣病まで幅広く保障できる特約も付加することができます。がんの再発・転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受取りやすいかは、医療保険を選択する上でポイントになりますが、「がんによる入院または所定の通院」という条件を満たせば、1年に1回を限度に支払回数無制限で受取れます。
はなさく医療には、女性特有の病気やがん等に手厚く備えられる「女性医療特約(23)」に加え、女性のがん検診をサポートする「女性がん早期発見サポート特約」を付加することもできます。
乳がんや子宮頚がんといった女性特有のがんに備えておきたい人におすすめです。
特定不妊治療に対する保障もあり、女性向けの特約が充実しています。
はなさく医療の主契約では、入院や手術・放射線治療に備えることができます。
入院給付日額はWEB契約の場合3,000円~5,000円の間で選択することができ、1回の入院で保障される支払限度は30日・60日・120日から選ぶことができます。
加えて、手術給付金の型は3つの型から選択ができ、入院給付日額が5,000円の場合、入院中の手術でⅠ型では5万円、Ⅱ型では手術の種類によって5・10・30万円、Ⅲ型では2.5万円の手術給付金を受取ることができます。
外来手術の場合に受取れる金額はⅠ型~Ⅲ型の全ての型で一律2.5万円となります。
Ⅱ型は三大疾病による手術で受取れる給付金が大きくなるため、三大疾病に手厚く備えておきたい人には良いでしょう。
※がんによる特定疾病一時給付金、がん一時給付金および抗がん剤・ホルモン剤治療給付金、女性特定がん診断一時給付金は、責任開始日から90日経過後にがん(女性特定がん診断一時給付金の場合は女性特定がん)と診断確定された場合にお支払いします。(責任開始時前にがんと診断確定されていないことを要します。)
※特定不妊治療に対する女性特定手術給付金は、責任開始日から2年経過後の特定不妊治療についてお支払いします。※専門家のコメントは当社からファイナンシャルプランナーに依頼し執筆いただいた原稿を当社で編集したものです。
月払保険料
2,389円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
チューリッヒ生命の終身医療保険プレミアムZは、入院・手術等を一生涯保障する医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度の選択肢が幅広く、30日・60日・120日・365日型から選択することができます。短期入院に備えておきたい人はもちろん、長期入院が心配な人にもおすすめの医療保険です。
医療保険は掛け捨ての商品がほとんどですが、それを「もったいない」と感じる人もいるのではないでしょうか。
終身医療保険プレミアムZであれば、「健康還付給付金特約」を付加することで3年間または5年間、継続10日以上の入院をしなかったときに健康還付給付金を何度でも受け取ることができます。
健康還付給付金の額は入院給付日額の10倍のため、日額5,000円の契約の場合は3年もしくは5年ごとに5万円を受け取ることができます。
※3年型の場合
近年は平均入院日数が減少しているとはいえ、長期入院が完全になくなったわけではありません。特に、生活習慣病やストレス性疾病は入院が長期化するリスクが高い病気です。
終身医療保険プレミアムZには、入院が長期化しがちな病気に備える「8大疾病延長入院特約・ストレス性疾病延長入院特約(Z03)」を付加することができます。
この特約を付加することで、所定の8大疾病での入院は支払日数無制限で保障、所定のストレス性疾病での入院も最大365日まで保障されます。
月払保険料
3,185円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
オリックス生命の医療保険キュア・ネクストは、一生涯保障の医療保険です。
1回の入院で保障される支払限度日数は60日となりますが(ネット契約の場合)、「三大疾病無制限型」「七大疾病無制限型」のいずれかを選ぶことで、長引く生活習慣病の入院にも備えることができます。
その他、がんなどの三大疾病に備える特約はもちろん、一生涯の死亡保障に備える特約を付加することも可能です。
キュア・ネクストには、三大疾病もしくは七大疾病の支払日数を無制限で保障する特則を適用することができます。
「三大疾病無制限型」を選択した場合、がん(悪性新生物・上皮内新生物)・心疾患・脳血管疾患での入院が支払日数無制限になるだけでなく、約款所定の七大生活習慣病(三大疾病以外)の糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎臓病で入院した場合、1入院の支払限度日数が2倍の120日に拡大します。
「七大疾病無制限型」を選択した場合、上記の七大生活習慣病がすべて支払日数無制限で保障されます。近年平均入院日数は短期化の傾向にありますが、三大疾病や七大疾病は治療が長引いたりリハビリが必要になるなどして、入院が長引くリスクが高い病気です。
三大疾病や七大疾病のリスクに備えておきたい人は、この特則を適用したプランがおすすめです。
医療保障だけでなく死亡保障も検討している人には、「終身保険特約(無解約払戻金型)(医療保険(2022)用)」がおすすめです。
この特約は、一生涯続く死亡保障を準備することができ、かつ掛け捨てタイプのため月々の保険料も比較的お手頃なのが特徴です。保険料が加入時のまま上がらないのもポイントです。葬儀費用などの準備で死亡保障を持っておきたい人にはぴったりです。
月払保険料
2,144円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
SBI生命の終身医療保険Neoは、一生涯保障が続く終身タイプの医療保険です。喫煙歴や健康状態に応じて保険料率が変わる仕組みのため、タバコを吸わない健康な人は保険料が割安になります。また、医療保険では珍しい「特別保険料制度」を設けているのも特徴です。既往歴や持病によって今まで保険に加入できなかった人でも、割増保険料で加入できる場合があります。
SBI生命の終身医療保険Neoのリスク細分型料率では、以下の2つの条件を満たした人が優良体料率として割安な保険料で申込むことができます。
①過去1年以内にタバコを吸っていない②BMIが18.0以上27.0未満
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 」で算出できます
この2つの条件を満たさない人でも、標準体料率として申込をすることができます。
また、反対に血圧が高い、糖尿病など、健康状態が良くない人の場合、標準体料率よりも割増しされた特別保険料率により、これまで保険の契約ができなかった人も加入できる可能性があります。
特約は、ニーズが高い保障が厳選されています。近年では入院日数の短期化に伴い、入院した日数に関係なく一時金を受け取ることができる「終身入院一時給付金特約」を付加する人が増えています。日帰り入院からまとまった給付金を受け取ることができるため、短期入院でもしっかり給付金を受け取りたい人にはおすすめです。
また、「終身3大疾病一時給付金特約」を付加することで、がん(上皮内新生物を含む)・心疾患・脳血管疾患の3大疾病へ備えることもできます。がんは診断確定時、心疾患と脳血管疾患は1日以上の入院または手術で、まとまった一時金を受け取ることができます。
さらに、「終身通院特約」「終身在宅医療特約」といった退院後の治療に備えられる特約も充実しています。
月払保険料
2,558円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
なないろ生命のなないろメディカル礎は、病気やケガに備える一生涯の医療保険です。
入院や手術だけでなく、がんや3大疾病に備える特約も豊富で、ニーズに合わせて自由にプランを組むことができます。死亡時に死亡保険金を受け取れる「終身死亡特約」があり、葬儀費用や整理資金などに充てられます。
また、「入院一時金特約」を付加すると入院時に最高20万円の一時金を受けることができ、入院にかかるさまざまな自己負担にも活用できます。退院後の通院治療も不安な人には「通院一時金特約(2022)」もおすすめ。通院日数に関わらず一時金で保障されるため、安心して治療を受けることができます。
ほとんどの医療保険では、加入時に過去2年以内の健康診断結果についての告知を求められます。ところがなないろメディカル礎の場合、健康診断書に関する告知を撤廃。そのため、健康診断結果に不安を抱えている人は加入しやすい医療保険となっています。
なないろメディカル礎は、「がん治療特約」「がん診断一時金特約(2024)」「がん差額ベッド特約」などがんに手厚く備える特約が充実しています。また、がんの再発、転移に備えて、2回目以降の一時金がいかに受け取りやすいかは医療保険を選択する上でポイントとなりますが、「診断」で受け取れます。がんだけでなく3大疾病まで備えておきたい人には「3大疾病一時金特約(2024)」がおすすめ。その他にも女性に優しい特約も充実しており、自分のニーズに合わせてぴったりのプランを選ぶことができます。
月払保険料
2,679円橋本 優理
保険ライター/2級FP技能士
東京海上日動あんしん生命のメディカルKit NEOは、主契約の入院・手術保障が一生涯続く終身タイプの医療保険です。ネット契約専用プランが用意されており、シンプルな保障を求めている人にはぴったりです。
女性には、女性疾病に手厚く備える女性向けプランもおすすめです。
入院日数の短期化に伴い、通院治療が必要になるケースも増えています。退院後の通院に備えておきたい人は「通院特約」を付加するのがおすすめです。メディカルKit NEOのネット契約専用プランでは、入院給付日額5,000円に対し、通院給付金日額を3,000円付加することができます。
がんなどの大きな病気に罹患すると、治療費の負担や収入の減少により家計のバランスが崩れてしまうリスクがあります。特定疾病保険料払込免除特則を付加しておけば、がん・心疾患・脳血管疾患のいずれかに罹患して所定の条件に該当した場合、その後の保険料支払が免除されます。保障はその後も一生涯続くため、安心して治療に向き合うことができるでしょう。
月払保険料
3,588円高山一恵
ファイナンシャルプランナー/株式会社Money&You取締役
第一ネオ生命のネオdeいりょうは、一生涯保障の医療保険です。
被保険者が20歳以上で入院歴・喫煙状況・BMIについて所定の条件を満たせば標準保険料率に比べて保険料が安くなる点は、健康な人には嬉しいポイントです。また、短期入院に手厚く備えられるオプションはもちろん、三大疾病や八大疾病による入院の支払日数限度を無制限に保障するオプションも選択可能で、幅広いニーズに応えることができます。主契約の入院保障以外は、オプションになるため、自分のニーズに合わせて特約・特則を自由に組み合わせることができます。
ネオdeいりょうでは、標準保険料率とは別に「健康保険料率」が設けられており、以下の条件に該当する人は保険料が安くなる仕組みとなっています。①過去5年以内に所定の入院歴がないこと②以下のいずれかを満たすこと ・過去1年以内にたばこを吸っていない ※たばこには、紙巻タバコ、葉巻、パイプのほか、噛みタバコ、嗅ぎタバコ、電子タバコなどを含みます。 ・体格(BMI)が18以上27未満
BMIは「体重kg÷(身長m)2」で算出できます①と②の条件をどちらも満たした場合、健康保険料率で申込が可能となり、標準保険料率よりも安い保険料となります。健康に自信がある人には嬉しいポイントです。
通常医療保険では、退院後に再度入院するなど複数回入院した場合、一定の期間が空かないと一連の入院とみなされ、2回目以降の入院が支払い対象外になるケースもあります。
ネオdeいりょうでは、直前の入院給付金が支払われる入院の退院日の翌日からその日を含めて30日経過していれば新たな入院としてカウントされます。特に入退院を繰り返すリスクが高い病気など、短期間の複数回入院に備えておきたい人にはおすすめの医療保険です。
「手術保障特則」「入院一時給付特約」「先進医療・患者申出療養特約」「三大疾病一時給付特約(2023)」「女性疾病保障特約」など、多様なオプションがあります。骨折や熱傷*などのケガを保障する「特定損傷特約」もあります。
また、がんに対する特約も充実していて「がん診断特約(2023)」「抗がん剤治療特約」「自費診療保障上乗せ型がん治療特約」などがあります。「がん診断特約(2023)」での2回目以降の給付条件は、がんによる入院もしくは通院となっており、最近のスタンダートですが、ホルモン剤治療のための通院でも一時金が1年に1回を限度に給付される点もおすすめです。
*「深達性Ⅱ度熱傷 (真皮層の深部まで障害された状態)」、「Ⅲ度熱傷(皮膚 全層および皮下組織まで障害された状態)に限ります)

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50代の医療保険の選び方
民間の医療保険を検討するときには、実際に入院した際にどれくらいの費用がかかるのかを知っておく必要があります。国の健康保険制度を理解したうえで、自分に合った医療保険を選びましょう。
目次
2-1.入院給付金日額の決め方
2-3.50代におすすめの特約
2-4.「掛け捨て型」か「貯蓄型」か
2-5.「定期型」か「終身型」か
3-1.独身の場合
3-2.共働き夫婦(DINKs)の場合
3-3.成人前の子どもがいる場合
5.まとめ
50代で医療保険はなぜ必要?
50代は健康への不安が増す一方で、子どもの独立や定年などライフステージが大きく変わる時期でもあります。
病気やケガで入院が必要になった時、家計への影響を最小限にするためにも、医療保険で必要な保障を確保しておくことが大切です。
では、50代にとっての医療保険の必要性について具体的に見ていきましょう。
50代以降の生活習慣病リスクに備えるため
50代は、40代までと比較して健康上のリスクが大きく変化する年代です。
厚生労働省の調査によると、40代の入院率は10万人に対して約250~320人程度であるのに対し、50代の場合10万人に対して約440~610人ほどとおおよそ2倍まで増加しています。
50代が特に注意したいのが、生活習慣病のリスクです。
高血圧症や糖尿病などの生活習慣病は、がん・心疾患・脳血管疾患の三大疾病につながる可能性があります。
実際に50代後半になると、死因の上位3つを三大疾病が占めるようになります。
がんを含む三大疾病は、一度罹患するとすぐに完治させることが難しい病気です。
治療が長期化した結果、医療費負担が高額になるケースも少なくありません。
もしもに備えて、医療保険で入院時の費用に備えておくことが大切です。
関連記事:50代に医療保険は不要?50代からでも間に合う保険の選び方をプロが徹底解説
(参考:令和5年(2023)患者調査|厚生労働省)
(参考:令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)|厚生労働省)
老後に向けた保険の最適化をすすめるため
50代は、子どもの独立や住宅ローンの返済完了など、ライフステージが大きく変化する時期です。
これまで家族のために備えていた大きな死亡保障の必要性が低下する一方で、自身の老後に向けた医療や介護への備えが重要になります。
若い頃に加入した定期型の医療保険は、50代での更新時に保険料が大幅に上がることがあります。
定年後の収入が減少することも考慮すると、保険料が一生涯変わらない終身型の医療保険に見直しておくのも選択肢のひとつです。
また不要になった死亡保障を減額・解約し、その分の保険料を老後資金のために貯蓄しておくこともできるかもしれません。
このタイミングで保険全体を見直し、老後に向けて保険を最適化することが大切です。
50代の医療保険選びのポイント
50代の医療保険選びでは、入院給付金や支払限度日数、特約、保険料の払込方法などを総合的に検討することが重要です。
老後のリスクも踏まえて、安心できるプランを選びましょう。
入院給付金日額の決め方
入院給付金日額は、入院1日あたりに受け取れる金額のことで、医療保険の基本となる保障です。
保障額は、入院時の自己負担費用や公的医療保険制度を考慮して設定しましょう。
たとえば、日額5000円タイプの保険に加入していて2週間入院した場合、受け取れる金額は7万円です。(5000円✕14日間)
医療費の最終負担額が7万円に収まれば良いですが、差額ベッド代や食費、日用品のレンタル費用などをふまえると赤字になる可能性もあります。
また、近年では短期入院が増えており、日額保障だけでは受け取れる給付金が不十分になることも考えられます。
入院が1週間で済めば、受け取れる給付金も半分の3万5000円まで減少してしまいます。
入院の短期化も考慮し、日数に関係なくまとまった一時金を受け取ることができる「入院一時金特約」との併用も検討しましょう。
関連記事:入院日額はいくらにすれば安心?入院一時金はつけておくべき?
50代の平均在院日数は【約21~23日】
厚生労働省の患者調査によると、50代の平均在院日数は約21~23日となっています。
平成初期には平均40日以上あった入院日数ですが、今では半分近くまで短くなっていることがわかります。
また、2025年の生命保険文化センターによる調査では、全体の74.5%が「14日以内」の退院となっています。
医療保険を選ぶ際は、入院日額だけでなく、日数に関係なく保障される一時金が重要であることがこの結果からもわかるでしょう。
一方で、年齢が高くなるにつれて入院日数が高くなる傾向にあることも事実です。
厚生労働省の患者調査では、70代の平均在院日数が28~29日、80代が36~42日と、徐々に長くなっています。
老後のリスクも考えるのであれば、短期入院と長期入院、どちらにもバランスよく備えておくことが大切です。
関連記事:1週間の入院費用はいくら?自己負担額の平均・相場と高額療養費制度をプロが解説
(参考:令和5年(2023)患者調査|厚生労働省)
(参考:2025(令和7)年度 生活保障に関する調査|生命保険文化センター)
高額療養費制度も考慮する
日本の公的医療保険には「高額療養費制度」があり、1カ月の医療費の自己負担額には上限が設けられています。
そのため、医療費が極端に高額になることはほとんどありません。
50代の場合、平均的な収入の人であれば1カ月の自己負担額は約8~9万円程度に収まります。
つまり、医療保険で9万円前後の給付金を受け取れていれば赤字を防ぐことができる計算です。
しかし、差額ベッド代や入院中の食事代の一部、先進医療にかかる技術料などは高額療養費制度の対象外です。
実際の自己負担は想定よりも大きくなる可能性があるため注意しましょう。
関連記事:高額療養費制度が使えないケースとは?社労士が高額療養費制度の疑問をわかりやすく解説
日型は60日型と120日型どちらがよい?
医療保険には、1回の入院で給付金が支払われる上限日数を示す「支払限度日数」が設定されています。
一般的には60日型が主流です。
近年の入院日数は短期化傾向にあるため、多くの場合は60日型で対応できます。
しかし、脳血管疾患後のリハビリや精神疾患など、病気の種類によっては入院が長期化するケースもあります。
保険料を抑えたい場合は60日型が基本となりますが、長期入院への不安が強い人は120日型を検討するのも選択肢です。
特に、老後の長期入院や入退院を繰り返すケースに備えたい場合は、120日型を選択しておくと安心でしょう。
関連記事:医療保険は60日型と120日型どっちがいい?迷ったときの判断基準と「特約」の賢い選び方
50代におすすめの特約
- 入院一時金特約
- 三大疾病保障特約
- 女性特約(女性の場合)
- 先進医療特約
50代以降は生活習慣病のリスクが高くなります。
がんを含む三大疾病は、退院後の治療が長引くケースも珍しくありません。
入院保障だけでは通院治療に対応できないため、三大疾病特約を付加した医療保険のプランがおすすめです。
また短期入院に備えるため、入院日数に関係なく一時金を受け取ることができる一時金特約も検討しましょう。
女性の場合、乳がんの罹患リスクが60代にピークを迎えるなど、注意が必要な年代に差し掛かります。
女性疾病に手厚く備えられる「女性向け医療保険」も検討してみましょう。
またどの年代でも共通でおすすめの特約として、先進医療特約があります。
毎月の保険料は数十~100円程度で、公的医療保険が適用されない先進医療に備えておくことができます。
基本保障のひとつとして検討しましょう。
関連記事:50代におすすめの医療保険とは?60歳で後悔しない選び方と見直し方法をプロが解説
関連記事:医療保険の入院一時金はいらない?必要性と悩んだときの判断ポイントをプロが徹底解説
関連記事:【図でわかる】三大疾病特約と特定疾病特約の違いとは?範囲と必要性をプロが解説
50代で医療保険に死亡保障特約は必要?
50代になると、子どもが独立するなどして、高額な死亡保障の必要性が低くなります。
これまで加入していた死亡保険を解約して、医療保険の特約として死亡保障を付加するのも選択肢のひとつです。
医療保険の死亡特約は、入院日額に連動して上限金額が決められています。
そのため、数千万円の大きな死亡保障を準備するには適していません。
反対に、子どもの独立を機に100~300万円程度の葬儀費用を用意しておきたいニーズであれば、医療保険に特約として付加することで別々に契約するよりも保険料を抑えられる可能性があります。
関連記事:死亡保険は家族にいくら残す?必要な保障額と保険選びのポイントをプロが徹底解説
「掛け捨て型」か「貯蓄型」か
医療保険には、「掛け捨て型」と「貯蓄型」の2種類があります。
【掛け捨て型】
解約返戻金や満期保険金がない代わりに、保険料が割安に設定されている医療保険。
さまざまな保険会社から販売されており選択肢が多い。
【貯蓄型】
一定期間ごとにお祝い金が受け取れたり、解約時に解約返戻金があったりするなど、貯蓄機能を兼ね備えた医療保険。
保険料は掛け捨て型に比べて割高。
取り扱っているのは一部の保険会社で、掛け捨て型と比べて選択肢は少ない。
50代の保険選びでは、保障内容を確保しつつ保険料負担を抑えることが大切です。
そのため、一般的には保障に特化した掛け捨て型がおすすめです。
ただし、貯蓄が苦手な人や完全な掛け捨て型に抵抗がある人は、3~5年に1度お祝い金を受け取れるタイプの医療保険も検討してみると良いでしょう。
「定期型」か「終身型」か
医療保険には、保障される期間によって「定期型」と「終身型」の2種類があります。
【定期型】
10年間や60歳までなど、保障期間が一定。
加入時の保険料は比較的割安だが、更新のたびに年齢に応じて保険料が高くなる。
【終身型】
保障が一生涯続く医療保険。
加入した時点の保険料が変わらないため、長期的な保険料の見通しが立てやすいのがメリット。
50代以降は病気のリスクが高まり、老後も見据えた保険選びをする必要があります。
そのため、保障が途切れる心配のない終身型を選ぶ人が多い傾向にあります。
現在定期型の医療保険に加入している人は、早い段階で終身型に見直しておくことで、保険料が上がり続けるのを防ぐことができます。
関連特集:医療保険の保険期間は「終身」と「定期」どっちが良い?必要な保険期間を見極めるポイントを解説
保険料を抑えたい場合は終身払がおすすめ
医療保険の保険料払込方法には、主に2つのタイプがあります。
保障を継続する限り保険料を支払い続ける「終身払」と、特定の年数や年齢までで払込を終える「有期払」です。
50代の場合、基本的には毎月の保険料を抑えやすい「終身払」にする人が多い傾向です。
老後に保険料の負担を残したくない人には「有期払」が適していますが、50代から定年退職までの間に保険料を払い終えるには10~15年しか確保できません。
短い期間で一生涯の保障に対する保険料を払込むことになるため、必然的に1カ月の保険料負担は大きくなります。
現在の家計事情や将来のライフプランに合わせて、保険料の払込方法を決めることが大切です。
【ケース別】50代の医療保険の選び方
必要な保障は家族構成やライフステージによって異なります。
ここからは、独身、共働き夫婦、子どもがいる家庭など、それぞれの状況に応じた50代の医療保険の選び方を解説します。
独身の場合
50代で独身の場合、病気やケガで働けなくなった際の収入減少が生活に直接影響します。
そのため、自分自身を守るための保障を優先することが重要です。
基本的な医療保障に加え、がんや三大疾病に備える特約を付加し、いざというときの治療費を確保できるようにしておきましょう。
三大疾病で一時金を受け取ることができる特約であれば、治療費だけでなく生活費もカバーできます。
また高額な死亡保障は不要ですが、葬儀費用や身辺整理資金として数百万円程度準備できていると、のこされる親族の負担を軽減できます。
必要に応じて死亡特約を付加した医療保険を検討すると良いでしょう。
関連記事:独身者なら本当に医療保険はいらない?プロが年代別に必要性と賢い選び方を徹底解説
共働き夫婦(DINKs)の場合
子どもがいない共働き夫婦(DINKs)の場合、一方が病気やケガで働けなくなっても、もう一方の収入があるため、家計への影響は比較的少ないと考えられます。
しかし、老後準備が本格的に必要になる50代でどちらかの収入が無くなると、ライフプランの設計が狂ってしまうかもしれません。
夫婦それぞれ、がんや三大疾病に備える特約を付加した医療保険を検討してみましょう。
また最近では介護特約を付加できる医療保険も増えています。
老々介護のリスクに備えたい場合は、特約の付加を検討しましょう。
また子どもがいないため高額な死亡保障は不要ですが、お互いの万が一に備えて医療保険に特約として100~300万円前後の死亡保障を付けておくと安心です。
関連記事:DINKsにはどんな保険がおすすめ?共働き世帯の賢い保険の選び方をFPが解説
成人前の子どもがいる場合
成人前の子どもがいる50代の家庭では、教育費や生活費の負担が大きくなりがちです。
家計の担い手の医療保障を中心に、いざというときに困らないよう準備しておきましょう。
死亡保障は、医療保険の特約ではなく別途定期保険や収入保障保険で備えておくのが合理的です。
子どもが独立した段階で、再度保障を見直しましょう。
医療保険は、基本的な入院保障にがんや三大疾病に備える特約を付加したプランがおすすめです。
また子どもがいる家庭の場合、病気になった後の保険料支払いに苦労するケースも珍しくありません。
がんや三大疾病で一時金を受け取れる特約に加えて、「三大疾病保険料払込免除特約」を付加しておくことでいざというときの保険料支払いが免除されます。
参考記事:50代が生命保険の見直しをするべき3つの理由とは?生命保険の加入率や注意点をプロが解説
子どもが成人している夫婦二人暮らしの場合
子どもが独立した後の50代夫婦は、自分たちの老後に向けた備えにシフトする必要があります。
高額な死亡保障を解約または減額し、その分の保険料を医療保険や将来のための貯蓄に回しましょう。
夫婦それぞれの老後の医療費に備えるため、一生涯保障が続く終身医療保険で、最低限の保障を確保しておきます。
特にリスクが高いがんや三大疾病の保障を手厚くしておくとさらに安心です。
また葬儀費用の準備に不安を感じている場合は、お互いのために最低限の死亡保障特約を付加しておきましょう。
50代で医療保険を見直すときのポイント
50代では、すでに医療保険に加入していて見直しを検討している人も多いでしょう。
医療保険の見直しは、手順を踏んで慎重に進めることが大切です。
関連記事:50代夫婦が保険を見直す3つのタイミング|老後に向けた保障の減らし方と選び方をプロが解説
加入している医療保険の保障内容を把握する
見直しを始める前に、まずは現在加入している保険の内容を正確に把握する必要があります。
「保険証券」や契約者向けのウェブサイトなどで、次の点を確認しましょう。
- 保険期間(更新で高くならないか)
- 入院給付制限がないか
- 手術保障に制限がないか
- 付加されている特約は適切か
特に、古い保険は現在の医療事情に合っていない場合があります。
保障の過不足や重複がないかを確認することが、見直しの第一歩です。
関連記事:50代夫婦が保険を見直す3つのタイミング|老後に向けた保障の減らし方と選び方をプロが解説
新しい保険の「保険期間」「日額保障」「付加する特約」を決める
現在の保障内容を把握したら、次に新しい保険に求める条件を具体的に決めていきます。
これまでの解説を参考に、以下の項目を整理しましょう。
保険期間:老後も保障が必要なため、基本的には「終身型」を選択します。
入院給付金日額:公的制度でカバーできない費用(差額ベッド代など)を参考に、5000~1万円を目安に必要な金額を設定します。
付加する特約:先進医療特約や三大疾病保障特約など、自身の不安に合わせて必要な特約を絞り込みます。
条件を明確にすることで、保険商品を比較検討する際の軸が定まります。
複数社の保険で比較する
求める条件が決まったら、複数の保険会社の商品を比較検討します。
同じような保障内容でも、保険会社によって保険料や特約の細かな条件が異なります。
各社のウェブサイトでシミュレーションをしたり、資料請求をしたりして、少なくとも2〜3社の商品を比較しましょう。
ほけんのコスパの一括見積機能を使えば、複数の保険会社の保険料を横並びに比較できます。
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新しい保険が成立してから古い保険を解約する
医療保険を見直す際、最も注意すべき点の一つが切り替えのタイミングです。
必ず、新しい保険の契約が成立し、保障が開始されたことを確認してから、古い保険を解約してください。
先に古い保険を解約してしまうと、万が一、新しい保険の審査に通らなかった場合に、保障が全くない「無保険」の状態になってしまいます。
無保険の状態で病気やケガをすると保障が受けられないため、解約のタイミングは慎重に判断する必要があります。
まとめ
50代は、生活習慣病などの健康リスクが高まると同時に、子どもの独立や定年退職といったライフステージの変化を迎える年代です。
現在の自分と家族の状況に合った医療保険を選ぶことが、将来の安心につながります。
保険選びの際は1社だけでなく、いくつかの保険会社で比較しながら検討をすすめるのがおすすめです。
比較の際は、WEBで簡単に一括見積が取れる保険比較サイトを活用してみましょう。
執筆・監修者 保険ライター/2級FP技能士
橋本 優理
大学卒業後、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社。約300組のライフプランニングを行い、保険販売業務に従事。その後、異業種にて法人営業を経験し、株式会社エイチームフィナジーで保険EC事業の立ち上げに参画。インターネット上で保険の無料相談ができるサービスの責任者として、自身も多くの世帯のライフプランニングを行う。2023年に株式会社モニクルフィナンシャル入社。経済メディア「LIMO」で300記事以上を執筆。現在は、より多くの人に、より気軽に、自分に合った保険の選び方を知ってほしいとの思いでコンテンツ制作や執筆作業に従事。 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、生命保険募集人資格、損害保険募集人資格保有。
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※記載している保険料および保障内容などは2026年2月2日現在のものです。 ※表示された保険料は保険プランの一例です。年齢・性別・選択する条件等によって保険料は変わります。商品を選択される際には、保険料だけでなく、保障の内容等他の要素も含め総合的に比較・検討をしていただくようお願いいたします。 ※当サイトにおける表示順は各保険商品の優劣を意味するものではありません。特定の試算条件において保険料が安い順もしくは高い順、「人気ランキング」については2026年4月1日―2026年4月30日『ほけんのコスパ』サイト経由での契約件数およびサイトから各保険会社サイトへの遷移数をもとに算出したものです。 ※各口コミの評価点数や内容はあくまでユーザー個人の主観的な感想で、保険商品の保障内容や保険料を保証するものではありません。 ※口コミの投稿内容は、ユーザーの回答意図に反しない範囲で表現を整えています。 ※「良い点」「悪い点」には、ユーザーが保険商品を申し込んだ経路によって、対象商品を取り扱っている保険代理店の評価が含まれている場合があります。 ※アンケートは対象商品に加入中の方を対象にしており、「ほけんのコスパ」経由で加入した方に限りません。 ※改定前の商品も対象にアンケート対象にしています。 調査名:加入している保険に関するアンケート 調査企画:株式会社モニクルフィナンシャル 調査委託先:株式会社マクロミル 調査方法:インターネットリサーチ 調査対象保険会社:SBI生命保険株式会社/オリックス生命保険株式会社/チューリッヒ生命保険株式会社/東京海上日動あんしん生命保険株式会社/なないろ生命保険株式会社/第一ネオ生命保険株式会社/はなさく生命保険株式会社/メディケア生命保険株式会社 調査対象者:対象の保険に加入中で給付金請求の経験がある20歳から80歳の男女 調査除外対象:誹謗中傷を含む投稿。著しく客観性を欠くと判断される投稿。 有効回答数:233件

























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